2005年1月の状況 |
何もアナウンスもせず長らく更新をしておりませんで、申し訳ありません。
前回の更新から既に丸三年が過ぎ去ってしまい、その間にwinampはバージョン5まで上がってしまいました。
しかし、なぜか未だに再生時間バグ・シークバグ問題は全く解決されていません。
また、ここより詳しいタイムタグ付き歌詞に関する解説ページも未だありません。(たぶん)
ということで、どうもまだこのホームページの存在意義もあるみたいです。(アクセスも止まってないし)
なのに、いつまでも古びた情報を載せているのも忍びないので、ほんの少しだけ更新します。
(1/6初版、1/12改訂)
【改めて】
私が勝手に提唱している「タイムタグ付き歌詞に完全に対応して楽しむ」とは、以下の条件を満たす、ということです。
1.Winampの再生時間バグ・シークバグに対処する。
Winampを使っている場合はもちろん、Winampを使ってタイムタグ付けした歌詞を他のプレイヤーで再生する場合も含めてです。
2.できる限り@タグ(@TimeRatioなど)に対応する。
上記1.の問題を解決するためにも、タイムタグ作成時、再生時に@タグに対応しなくてはなりません。
なんのことだか分からない人は、申し訳ありませんが、このホームページを熟読してください。
【現段階でのタイムタグ付き歌詞を楽しむ方法】
1.Winampを使わない
1−1.再生
これまで(Winamp2.xx時代)には、Winamp使用時に再生時間バグ・シークバグに対処するためには、mp3 patch for Winampの利用が必須でしたが、残念ながらこのパッチは現在のWinamp5に対応しておりません。
ということで、最も簡単なのは、「Winampを使わない」ことです(笑)。
いや、まじめな話。再生を楽しむだけなら、Windows 用タイムタグ対応プレイヤーで充分です。
1−2.作成
行頭タイムタグでいいのなら、Lyritorを使えば作成できます。
しかし、Winampを使わないでカラオケタグを作成できるソフトを、残念ながら私は知りません。
つまり、カラオケタグを作成するには、Winampを使わないと難しいってことになります。
2.Winamp5を使う
Winamp5を使うなら、WINAMP5用 Shibatch mpg123プラグイン 改悪バージョンを導入してください。導入方法などは↓。
現段階のmpg123.dllはシークバグにも完全対応しています。
もちろん、in_mpg123.dll ズレバグ修正版 v1.18t を引き継いでいますので、再生時間バグも直っています。
ただし、気を付けなくてはならないのが、標準時間になる、ということです。
もちろん、従来から標準時間のタイムタグを使用してきた人なら、これでなんの問題もありません。
これから始める人だって、全く問題ありません。
むしろ、これからは、みなさん、標準時間でタイムタグを使用すべきです。
GLPもWinamp5でバッチリ動きます。(初期設定だけいじってね。2000/XPの人はこれも入れてね。)
もちろん作成も表示も標準時間で統一されます。
ただし、GLPは@TimeRatioに対応してませんから、作成時には、@TimeRatio=1 を最後の行にでも入れておくことを強くお勧めします。
問題は、これまでの資産をWinamp時間で培ってきた人ですね。(私を含め)
Winamp5 + Shibatch mpg123 の組み合わせだと、a)Winamp時間でタグ付けできなくなり、b)Winamp時間の歌詞を再生するとズレます。
GLPでは、a)もb)もアウトです。
b)に関しては、もし歌詞にちゃんと@TimeRatio=0.9953125が書いてあれば、cool barなら、タイムレート設定を標準時間にしておけば、ズレないで表示できるようです。また、tmsVUも、im_mpg123.dllを使う設定にしておけばズレません(カラオケタグのワイプ表示には対応していませんが)。こちらは@TimeRatioが書いてなくても大丈夫です。
a)に関しては、kraampでも@TimeRatioに対応していないので、アウトです。
したがって、Winamp5 + Shibatch mpg123 + (GLP) を使うなら、これまでのWinamp時間の歌詞をすべて標準時間に変換しなくてはなりません。
変換には、りりくす補正WizardかりりくすChangeFormatを使うとまとめてできるので便利です。
(りりくすChangeFormatを使うときのやり方は↓)
ただ、すでにMP3に埋め込んでしまった歌詞の場合、りりくすExで一つずつ対応してください。
MP3と歌詞を一緒にメディアに焼いてしまっている場合は、・・・焼き直すか、cool barで再生表示してください。
3.Winamp2を使う
これまでの定番だった、Winamp2 + mp3 patch for Winamp + GLP で使いたいんだけど、Winamp2が入手できない人は、winampheaven.netへどうぞ。
これなら、Winamp時間のままでもタイムタグを楽しめます。時代には逆行しますが。
りりくすChangeFormatを使って、Winamp時間→標準時間を一斉変換する
1.りりくすChangeFormatを立ち上げる。
2.モードを TimeTag→TimeTag にする
3.共通オプションで、出力フォルダを適当に設定する。
4.モード別オプションの補正オプションで、補正変換にチェックを付けて、(0.9953125) → 1 とする。
5.歌詞ファイルをD&Dする。
6.GLPのOptionsの歌詞フォルダを、さきほどの出力フォルダに直す。
Winamp 5.xx + 日本語化プラグイン + mp3infp + Shibatch mpg123プラグイン + GLP 導入手順
1.http://www.winamp.com/player/free.phpからLITE/FULL/BUNDLEのいずれかをダウンロードしてインストール。
2.http://www.win32lab.com/fsw/wpjkit/index.htmlから対応するバージョンの日本語化キットをダウンロードしてインストール。
3.http://www.win32lab.com/fsw/mp3infp/index.htmlからダウンロードしてインストール。
4.http://otachan.com/in_!mpg123.htmlからダウンロードして適当なフォルダに解凍。
解凍したフォルダの中の bin フォルダに normal / SSE / SSE2 フォルダがあり、それぞれin_mpg123.dllがあります。
自分のCPUに合ったものをC:\Program Files\Winamp\Plugins にコピーします。
(どれが合っているのか分からない場合は、http://homepage2.nifty.com/smallroom/soft/pcview.htmlこのソフトを入れて、CPU情報を見てください。SSE2があれば、SSE2を、SSEしかなければSSEを、どちらもなければnormalを入れましょう。)
Winampを起動して、「CTRL」+「P」を押します。
「プラグイン」-「Input」を選び、「Nullsoft MPEG(Layer1-3/・・・」というのをダブルクリック。
「ファイルの関連付け」が「MP3;MP2;MP1;AAC;APL」となっているのを「AAC;APL」に書き直します。
Winampを終了して、次へ。
5.GLPはこちらからダウンロードしてください。インストール方法はこちらの3番を参照してください。
設定方法はこちらの(2)を参照してください。Windows2000/XPの方はこのパッチもインストールしてください。