Version 1.1.5R

1.エクセルマクロカッターとは

 

2.マクロウイルスの脅威

 

3.インストールのまえに――――重要

 

4.適用環境

※上記環境で動作を確認しておりますが保証するものではありません。

※Office2000では、既存システムの感染チェックが制限付きです。

(ウイルス検索プログラム(ScanVirusAPI対応)が実装時のみ機能します)

 

5.インストール

 

6.ライセンスの登録

無料でご利用頂けます。
1.0.5Rよりライセンスキーは不要とさせて頂きましたのでご自由にお使い頂けます。

 

7.ご利用方法

・パスワードロックされたマクロウイルス(通常のエクセルで開いたとき)

悪戯する目的では、このように正体を見ることができないようになっているのが普通でしょう。いったん侵入したウイルスは通常の業務マクロと混在で入り込みます。これを見つけ出し、ウイルスのみ排除することがいままではできませんでした。ここで、初めてエクセルマクロカッターによる適切な処置が可能になりました。


・エクセルマクロカッターのトップウインドウ

エクセルシートの選択ボタンからスタートします。動作設定でスタートする前に各種動作条件の設定が行えます。このトップウインドウは一連の動作のメインになりますので作業の最後に閉じるようにします。ここにマウスでファイルを貼り付けても選択にすることができます。また、ディスクトップアイコンのところでもマウスで貼り付け選択ができます。(ただし、単一ファイルです)

・動作設定

マクロカッター動作の開始・終了時に現在のシステム状態をチェックしウイルスに感染していないか簡単なチェックを行います。ただし、この機能はOffice2000の場合、ウイルス検索プログラム(ScanVirusAPI対応)が組み込まれていないと正しく動作しません。動作時要件は、自動実行マクロのコメントアウト、システム関連操作マクロのコメントアウトの指示を与えます。また、対象マクロ命令個別に確認コメントアウトの動作指示が行えます。なお、この動作設定パラメータは起動のたびにリセットされます。

・ウイルスチェックの警告表示

現在のシステム状態のチェック後、不信な状態を発見したとき、このようなガイダンスが表示されて先へ進むことができなくなります。その場合、速やかに使用を停止し適切な処置を講じる必要があります(前記の3.インストールの前に、をご覧ください)。Office2000の場合、ウイルス検索プログラム(ScanVirusAPI対応)が導入されていないと表示される場合があります。

・ライセンス登録

初回の起動時に、自動でライセンスキーの発行がされます。
以降、ライセンスキー確認ダイアログは出ません。

・エクセルシートの選択

調査対象とするドキュメントを選択します。なお、エクセルシートは、xls.xla,xlt、ワードシートは、doc,dot,wiz、を選択することができます。以降、エディト操作は、原本ファイル名+@_wkcv_@という別名のファイルを自動的に作成してこちらの方を操作するようになります。即ち、原本には影響を与えません。

・エディット確認

動作設定のところで、確認しながらコメントアウトを行うを設定してあるとき、このようにマクロ1命令づつ確認動作を行います。なお、確認動作対象は、動作設定のAutoマクロ、システム操作マクロの対象条件に合致した場合です。

・エディット操作

これは、Sugerウイルスが混在していたシートです。自己繁殖を伴う危険なウイルスですが、パスワードロックされていて見えなかったものです。このように危険なロジック部をコメントアウトを施し、エンジニアリングできるように開示したエクセルマクロカッターです。これにより、適切な処置が可能になります。

 

8.操作上の注意点-----重要

・マクロウイルスは、日々いろいろな種類が発生しているのが現状です。このエクセルマクロカッターでも防げないものが存在する可能性もありますのでご承知おき下さい。

・Officeマクロ作成に自信の無い方はご利用を勧めません。なぜなら、ロジックをご覧になりそれが危険であるか判断できないため、ロジックの自動判別した部分の削除状態だけで解除されたものとする恐れがあり、けっしてそれが安全かどうかは不明だからです。

・お客様によるエクセルマクロカッターのいかなる使用についても、そのリスクはお客様が負うもので、SOGA-PJ は責任を負うものではありません。SOGA-PJ とおよびその供給者は、商品性、および特定目的に対する適合性、権利侵害の不存在その他について明示であると黙示であるとを問わず、一切保証をするものではありません。

・SOGA-PJは、エクセルマクロカッターの使用または使用不能から生じる一切の損害(逸失利益、事業の中断、事業情報の喪失またはその他の金銭的損失を含みますがこれらに限定されません)に関して一切責任を負いません。たとえ、SOGA-PJがこのような損害の可能性について知らされていた場合でも同様です。

9.マクロ著作権について

・Virusに著作権はあるか?・・・はっきり言って無い(独断と偏見で言ってます)と思っています。Virusの中には、職人技的なセンスを持ったものもありました。しかし、用途を間違っています。これは、犯罪であって、目的が他人の資産破壊による損害を及ぼすことであればこのようなソフトは著作権の保護は受けない(調べたわけではない)。

・よって、エクセルマクロカッターによりVirusソフトを改変し無効な状態へエディトすることは正当化される。

・しかし、他の善良な第三者作成提供のマクロプログラムが保護されるべきものであり、それがVirusに感染している可能性を認識した場合、提供の形態によってエクセルマクロカッター使用の際に、提供元に承諾を得る必要があります。

 

10.ソフトのダウンロード

ダウンロードサイト・こちらからお願いします。

11.お問い合わせ

ソフトの不具合・ご質問・ご要望などがありましたらこちらへメールにてお願いします。


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