現状では、OS/2版のアーカイブ(ver4.0以降)にオマケとしてバンドルという形でリリースしておりますが、
今のところWindows版をソロデビューさせる予定は無いので、OS/2版のアップデートを行わない間は、
引き続きこちらのページでWindows版のバージョンアップ版を公開していこうと思います。
既に RCLIPWIN が実行済みである状態で、再び RCLIPWIN を実行させると、既存
の RCLIPWIN のウィンドウをアクティブにし、後で実行された方はすぐに終了します。
(多重実行は行われません)
メイン・ウィンドウには常時、クリップボード内のテキスト(またはビットマップ)データが表示されます。
また、タイトルバーに、テキスト表示時は TXT、ビットマップ表示時は BMP、何れでもない場合は Unknown、クリップボードが空の場合は Empty と付記されます。
ネットワーク先のマシンにクリップボード内のテキスト(またはビットマップ)データを送信したい場合は、
まず、送受信側双方のマシンで RCLIPWIN.EXE を実行させ、
「オプション→送受信設定」ダイアログを開き、御自身のネットワーク環境に合わせて、
「パイプ送受信」または「TCP/IP送受信」の何れか(あるいは両方)を有効にして下さい。
TCP/IPを用いる場合は、続いて、送受信側双方の「ポート番号」の値(デフォルトは5000)が同一である事を確認して下さい。
設定が済んだら、「設定」ボタンを押して下さい。
(送受信処理が有効になると、タイトルバーに [Recv] と付記されます)
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Windows9X 上では、パイプによる受信を行えません。 (OSに機能が実装されていないっぽい) パイプによる送信は可能です。その場合、実行直後にいちいちエラーメッセージが表示されますが、我慢して下さい...(^^;) (あるいは、パイプ機能の設定を無効にして、TCP/IPによる送受信のみを利用して下さい) |
※ |
WindowsXP 上では、パイプによる送信も受信も行えません。 (原因は不明・・・NETBEUI がサポート外になったので、仕方無いのかも知れない) TCP/IPによる送受信を利用して下さい。 |
なお、この Windows版同士の通信は勿論、Windows版 ←→ OS/2版間での通信も
可能です。ただし、OS/2版から送信されたテキスト(CF_TEXT)及びビットマップ(CF_BITMAP)以外のデータは、Windows版においては、全て無視されます。
その他、カスタマイズオプションとして、以下の項目が用意されています。
常に手前に表示
最小化でトレイに入れる
なお、トレイに入った RCLIPWIN を復元するには、トレイ内のアイコンを左ボタンでダブルクリックするか、
右ボタンのシングルクリックでコンテキストメニューを表示させて「元のサイズに戻す」を選択します。
あと、ネットワーク送受信処理中に RCLIPWIN をトレイに出し入れすると、通信は強制切断されますので注意。
また、例によってマニュアルは付属していません。
(このページがマニュアル代わりです^^;)
ver0.1(2004/06/18)
初版公開。
ver0.2(2004/06/23)
ビットマップデータの送受信サポート。
「常に手前に表示」機能を追加。
「最小化でトレイに入れる」機能を追加。
2つ以上同時に実行しないように仕様変更。
最適化オプションONでコンパイルした。
大きめ(30Kくらい)のデータの、パイプによる送信に失敗する不具合を修正。
ver0.3(2004/07/01)
多重実行時に、既存のウィンドウをアクティブ化するように仕様変更。
ウィンドウ位置保存アルゴリズムを改善。
タスクトレイのアイコンからのポップアップメニュー表示アルゴリズムを見直し。
ver0.31(2004/07/28)
コマンドラインオプション /E が有効にならない事がある不具合を修正。
ver0.32(2005/02/15)
アーカイブ方式を ZIP に変更。
INIファイルへの設定の保存をリアルタイムで行うようにした。
TCP/IPの初期化に失敗する事がある不具合を修正。
NULLビットマップが転送されるとアクセス違反が発生する不具合を修正。
ver0.33(2008/07/17)
ときどきフリーズする事がある不具合を(たぶん)修正。
ver0.34(2009/01/22)
16bit(65536色)のビットマップを取り扱う際に、無駄にメモリを消費する不具合を修正。