最近のMacにはiSightカメラなどがついていて、iChatを使ってビデオチャットしたりいろいろできるようになっているみたいです。
今この文章を書くのに使っているMacBookも例外ではなく、画面の上にカメラがついている訳ですが
(もちろんこれにはマイクもついていますし、MacBook以前の白いiBookにもマイクだけ画面の右のへんについていたはずです)
アップル的にこのマイクを使った利用方法はiChatを使ったビデオチャットやオーディオチャットを使ったコミュニケーションとかしか提案されていないような気がします。
(いや、もうちょっとさがせばPodcastの作成方法のところでなんか触れられていそうな気がしますが、調べるのが面倒だし)
もしくはlivedoorねとらじなどを使ったネットラジオの放送にしか使えないのでしょうか。
実は、QuickTime Playerだけでできます。しかも、今の時点ではPro版にアップグレードしなくてもできます。
Pro版にアップグレードしている場合は、「アプリケーション」の中にある「QuickTime Player」を開いて
「ファイル」メニューから「新規オーディオ収録」を選択するだけでできるわけですが、Proじゃないとここは灰色になっていて選択できません。
しかし、AppleScriptを使うと(ゲホンゲホン。
とにかく今の時点で対策されていない穴を使うとProじゃなくてもこれができてしまうというわけなんですねー、早速やってみましょう!
まずは「アプリケーション」フォルダの「AppleScript」フォルダにある「スクリプトエディタ」を起動します。
そして、これをコピペします。
スクリプトエディタのウインドウにある「実行」ボタンをクリックします。
録音ボタンをクリックして一通りしゃべったら停止します。
デスクトップになんかファイルが出来ています。
必要に応じて、これをiTunesにドラッグ&ドロップしてiTunesにいれてから
右クリックかControl+クリックで「選択項目をmp3に変換」としてmp3にしたりします。(AACになってる人は環境設定→詳細→読み込みを見てみよう!)
これをさらに同じように右クリックかControl+クリックで「Finder に表示」してmp3を取り出します。
ちなみに先ほどのスクリプトを究極に省略したい方は、この1行だけでもうまくいくみたいですよ。お試しあれ。ただし、実行しただけでウインドウが表に出てきませんが。
さらに、audioをmovieに変更するとiSightカメラを使ったビデオ録画(新規ムービー収録)もできます。
書いてあることがイマイチよくわからなかった方、面倒くさがりな方などは
下にあるzipをダウンロードして出てきたフォルダの中に入ってる「アプリ」をダブルクリックして使えばあら簡単!オーディオ録音のウインドウが開きます。
一応ソースもいれておいたので、audio を movie に変えたりいろいろして遊んでやってください。
ProScript.zip