柱引き抜き検討のβ値について
地震床の外周線により出隅を判定する
「地震バルコニー」を地震床とみなし外周線とする場合、「出隅判定」プロパティを 1 とする
ただし、地震床とみなすバルコニーの上階には水平構面・または梁があり押さえ(曲げ戻し)効果の
ある架構であること
TWZAIRAI・TWHINKAKUでは「片持ち」プロパティも 1 とする
ポーチなど床面積に算入しない部分を出隅判定に含めるにはダミーの地震床を配置する
2Fバルコニー図
矩形地震・多角形地震バルコニーとも「出隅判定」プロパテイを 1 としている
注意
これらにある柱を出隅柱とすることは地震バルコニーの上部には水平構面があるという前提で成り立ちます
1階は2階の「出隅判定」とした地震バルコニーの範囲を含めて判定します
片持ちとなるバルコニーを「地震床」とみなすことはできません
この妥当性はチェックされませんのでご注意ください
上図の場合、下図2F 柱No1 No3 No5 No11 No14は出隅柱と判定する
3階建てサンプル 2Fバルコニー図
地震バルコニーの「出隅判定」プロパテイを 1 としている
この図の場合、下図 1階の柱No1 No8 No14 No21 No31 No52 No60 は出隅柱と判定する
No36 No54 は出隅柱と判定しない