作図
伏図作成のための計算が実行されている必要があります。
伏図、軸組図、基礎伏図のJW_CADの外部変形によるデータファイル作成
またはJW_CAD以外のCADのためのDXFファイル作成の条件設定フォームを開きます。
1階伏図、基礎伏図のアンカーボルトは耐力壁柱の両側に、各階金物の位置は柱の右面に配置されたりします
位置を修正する必要があります
ホールダウン用アンカーボルトは金物仕様の略称に「HD」が含まれるものをホールダウン用と認識します
「作図」はCADデータ作成の省力化のお手伝いをするもので各データを十分吟味し、計算書との整合性をチェックください
共通
- 用紙サイズ A1、A2、A3の選択
- スケール 1/50,1/100,1/200の選択
金物、壁種別、梁断面などを表示する場合は、文字サイズにも拠りますが1/50をお勧めします
- 文字サイズはタテの大きさをmmで入力してください
J-WOOD・TWWOODの作図
- 「JW-CAD」での作図データの読み込み
JW-CADの外部変形でバッチファイル tw_jw.bat(TWWOODデータ読み込み)で行う
伏図の作成
伏図は、TAO-WOODの「JW-CAD」フォルダにjwtojwf.datの名前で作成します
- 梁巾、各階の梁成をmmで入力してください
チェックマークを付けると梁断面として巾x背として出力します
梁の全断面が計算されて設定されている場合は、その個別断面を出力します
- 柱 束 を円とする場合チェックマークを付けて、直径をmmで入力ください
チェックマークをはずすと矩形として出力します
- 梁の描画する巾をmmで入力してください
柱を矩形とした場合、梁巾と柱巾が同じである場合、梁の端部の接合状態が分かりにくくなりますので、描画巾を少し大きくしてください
- 耐力壁略称を出力する場合チェックマークを付ける
筋かいの方向が指定されているとき、片筋かいのときは、三角形の尖端を柱頭として表示します。指定されていない場合、略称に「B」が含まれるものを筋かいとみなし、塗りつぶし太線で表示します。指定されているときは、略称を問いません
- 金物略称を出力する場合チェックマークを付ける
金物の設計で詳細設計したものは上下金物を「上金物/下金物」とします。その他の場合は上下同一金物として区分しません
- 梁背を出力する場合チェックマークを付けてください
- DXF出力で、階別にファイル作成する場合チェックマークを付ける
レイヤー名は、JWを基準としていますので伏図では階数にもよりますがレイヤー数が多くなります。レイヤー数に制限あるCADでは階別にファイルを作成ください。
JWでは階をレイヤーブロックの@からCを1階からR階としています。基礎伏図はレイヤーブロック0に出力します。(但し、基礎伏図タブの「伏図と同一ファイルに出力」にチェックマークを付けた場合)
基礎伏図の作成
基礎伏図は、TAO-WOODの「JW-CAD」フォルダにjwtojwk.datの名前で作成します
伏図と別ファイルに出力する場合、「伏図と同一ファイルに出力」のチェックマークをはずしてください。付けた場合、コマンドボタンが有効になりません
- 立ち上がり巾
最下階の梁を土台とみなして布基礎の立ち上がり部として出力します
- 耐力壁の両端の柱にアンカーボルトを指定位置に表示します
- 最下階のホールダウン金物用アンカーボルトを指定位置に表示します
軸組図の作成
軸組図は、TAO-WOODの「JW-CAD」フォルダにjwtojwj.datの名前で作成します
- いずれの方法で位置を指定するか「軸番号指定」「X1−Y1(X0-Y0)を原点として」「絶対座標値」のいずれかにチェックマークを付ける
- X通またはY通を選択して、その位置の数値を指定方法により「通りの位置」に入力する
- 追加ボタンでリストに追加する
- リストの通りのデータを選択するとその通りを削除することが出来ます
- 軸組図は、1つのファイルに16通りまで出力します
- 筋かいの方向が指定されている場合、その表示を出力します。されていない場合は、省略します
- 梁背が個別に設定されている場合、その背で作図します。設定されていない場合、階の標準背で作図します。梁断面算定で設定されることをお勧めします
DXF
DXFファイルの名前は各図とも任意のフォルダーに任意の名称で作成します
レイヤ名はTAO-WOODが任意に付けた名称で最後に階を示す数字が付きます
JW-CADのように階を示すグループ分けをすることは行っていません
よって伏図などでは相当数のレイヤーが出来ます。レイヤー数に制限ある場合や編集するときに階別に分けるのが煩わしい場合は、「階別出力」にされた方がいいかもしれません
TWZAIRAI・TWHINKAKUの作図
TWZAIRAI・TWHINKAKUの作図の実行には別途TWZAIRAI・TWHINKAKUの作図ライセンスが必要です。
データの存在する範囲で作図します
JW-CADの作図サンプルはホームページのダウンロードにあります
mail-address タニサワ設計
HomePage URL TAOWOOD