改定履歴


バージョン Ver1.7.1

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Ver1.7.1     2014/5/7
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●共通
・ライセンス再登録のライセンス返却
 フロッピーディスクがないマシンではUSBにライセンス返却していただきます
 USBにライセンスを入れてお返しします

・屋根の「軽い屋根」「重い屋根」
 審査機関によっては、
 軽い屋根とは、屋根面あたり600N/u未満の屋根をいいます。「屋根面あたり荷重とは、
 屋根材・野地板・垂木・母屋・屋根梁・火打ち・天井その他屋根荷重として考慮すべき荷重を
 含んだ合計を屋根面荷重に換算した数値です
 としていますが、
 令46でいう、令43の区分では数値の明記はなく、新グレー本でも600N/u超の屋根に対して
 「軽い屋根」としています
 よって本プログラムでは、屋根の重量ではなく一般事項の「軽い屋根」「重い屋根」の
 ユーザー設定によりこれを判断します

●集成材の曲げ許容応力度の寸法調整係数
 同一等級で成が 100mm超の場合 集成材規格第5表4の 寸法調整係数を考慮する
 異等級で成が 300mm超の場合 集成材規格第5表16の 寸法調整係数を考慮する
 (750超は0.8とみなします)
 集成材規格:平成24/6/21 農林水産省告示第1587号

 注)
 樹種データベースで「同一等級」「異等級」を示すプロパティがないのでこれらは
 「樹種名」で判断します
 樹種名に「集成材」の文字が含まれている必要があります
 「同一等級」の文字がない場合、「異等級」とみなします
 
 樹種名に「同一等級」または「異等級」と「集成材」の文字が含まれていることを
 ご確認ください
 これらの名称の間に空白などがないことをご確認ください
 

●「鉛直・水平構面倍率計算」の一時停止
 各種データが旧グレー本対応であるため


●J-WOOD・TWWOOD
・梁レベルと耐力壁階高差のプロパティの整合性チェックの追加
 梁レベル=耐力壁階高差としてください
 軸組図は梁レベルで描かれます
 耐力壁階高差が設定されていないと標準階高との違いによる耐力壁の剛性評価(壁倍率)は
 されません
 入力支援に「梁レベル=耐力壁階高差」メニュー追加

・鉛直構面の応力図・検定比図での耐力壁線の負担水平力を水平構面の負担せん断力ΣP用
 としてねじれ補正が1未満を1として表示します
・鉛直構面応力図・検定比図にCASE1--CASE4があるときこれらを表形式で表示

・水平構面の負担せん断力
 通りの水平力P・区間水平力をねじりによる再配分補正値を乗じた値(旧グレー本)と
 していたのをこの値がブラックボックスであるとの指摘により
 新グレー本(2.4.6.2)式からΣw・l=ΣP下-ΣP上の水平力分を階の地震重量(階の風圧力)
 との比を明示して乗じることとした
 新グレー本ではΣw・lを負担面積割合で区間に分けているが荷重バランスによっては危険側
 になる可能性があるので、旧版のように通り・区間の荷重バランスで水平力を算定する

・水平構面検討の項に
 横架材接合部の仕様と短期許容引張耐力 Ta および、筋かい上端が取り付く横架材接合部
 の引抜力に対する許容壁倍率 α = Ta/1.96(摩擦力による低減係数 = 1)を出力する
・水平構面応力図・検定比図にCASE1--CASE4があるときこれらを表形式で表示

・柱断面算定
 個別算定結果の「OK」欄を「最大検定比」と改め、最大検定比を表示する
 最大応力の組み合わせによる標準検討結果でNGとなる柱を「個別検討リスト」に追加する

・梁の根太なし工法
 根太の計算を行わない場合、甲乙梁による断面係数の低減係数も行わない場合のみ
 低減しないとする(設計条件に「甲乙梁なし」を追加 チェックを付ける)

・梁耐風梁の検討で片持状態を可能とした

●TWZAIRAI・TWHINKAKU
・精算モードの設計条件「荷重重量設定による」場合、「1.3 仮定荷重」「荷重表」
 などの省略
 設計条件「仕上げ内訳による」場合、「単位重量」プロパテイにかかわらず
 No1の設定による

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