「許容応力度設計」計算について
参考規準書
本プログラムは、規準として「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」を使用します。
「3階建て木造住宅の構造設計と防火設計の手引き」を規準とした計算は種々の点から対象外とします。
混構造の規準として「3階建混構造住宅の構造設計の手引き」を使用します。
日本住宅・木材技術センターより「木質系混構造建築物の構造設計の手引き」が発刊されているがこの中での「1・2階混構造+3階木造」は、稀なる構造と思われるので当分はこの混構造形式は対象外とします
本プログラムでの計算方法、対象としていない事項
- 柱の曲げが生じる準耐力壁は取り扱わない
- 通し柱型2層門型ラーメン、モーメント抵抗接合による耐力要素、などは取り扱わない
- 偏心率の計算に関して四分割による検討が提案されていますがTWZAIRA・TWHINKAKUの通常計算を除きこれを採用しません
- 筋かい端部が取り付く通し柱と横架材端部の接合部の検討は行っていません
- 梁の断面算定で小梁の積載荷重は床用とありますが区別せず架構用で検討しています
また断面低減係数にも「小梁」とありますが「梁」を対象としています
- 規準では耐力壁に関する計算を壁の剛性をもとに計算していますが、本計算では壁倍率で検討できるものは壁倍率をもとに計算しています
- ★斜め耐力壁線が複数あり平面形状が複雑な場合、水平構面の検討は適正でない場合がある
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