ときめきメモリアル2

卒業式の日、
もしも二人が心を通わせたなら
伝説の鐘は祝福の音を鳴らすかもしれない

ときめきメモリアル2は、多くの機種でギャルゲーファンを産み出した伝説のゲーム、ときめきメモリアルの待望の続編です。
前作のシステムを基本的に引き継ぎつつ、イベント数の大幅な増加や、絵柄の一新、プレイヤーの名前を呼んでくれる通称EVSなど、さまざまな要素を加えて、古さを感じさせないつくりに仕上げています。
思い出の地に帰ってきた主人公はどんな高校生活を送るのでしょうか。

普通の番組の合間にもCMを入れてくれたおかげで、少し恥ずかしい思いをさせられたときメモ2です。
基本的に僕はアドベンチャー専門なのですが、なにしろギャルゲーにはまった最初のゲームがときメモですので、やらないわけにもいかなかったです。
ストーリーは、なかなかですね。話に専念できないシミュレーションゲームだけに、ここまで描けていれば頑張った方だと思います。
絵は、前作から変えて良くなったと思いますね。前の絵よりもギャルゲーっぽくなった気がします。それでも少しなにか違和感があるような気がしますが。(自信なし)
音楽は、とにもかくにも歌がうまいのでマルです。それ以外は、まあそこそこでしょうか。
システムは、そもそも自分を成長させていく系が嫌いなのですが、公平に見ても、あんまり良くない気がします。女の子に目もくれず己を磨いた方が、結局のところもてるとか。
声は、フレッシュな若手が多い、というか、知らない人の方が多かったです。ケチなのではなく、前作から続く方針かもしれません。一応書いておきます。
野田順子、小菅真美、高野直子、野村真弓、橘ひかり、くまいもとこ、村井かずさ、前田千亜紀、田村ゆかり、鳥井美沙(敬称略)
キャラに声が合ってる気がしますね、基本的には。

ストーリー7/10点ありがちな展開が多い気も。
そもそも、ストーリーの比重ではアドベンチャーと差があるのでしょうがないかもしれないですね。
グラフィック7/10点いまどき、曲線の影にはぼかしをかけるのが普通のような…。
でも、オープニングアニメは良かったです。
サウンド7/10点歌はうまくて良いです。他はまあ、そこそこ。
キャラソンのアルバムは結構良いですね。
システム5/10点まず重い。古いプレステだと、何度もリセットを覚悟しなければいけない。
一度も声かけてない相手に、悪人だと言いふらされる。
同じメーカーの(開発は違いますが)見つめてナイトみたいに、好感度でセリフへの対応が変わるほうがいい、などなど。
文章力7/10点文章で勝負、じゃないにしてはストーリーに入り込めました。
Web人気度9/10点かなりのページ数だと思いますし、盛り上がり度もまたトップクラスだと思います。
メーカーも凝ったことをやってた気がしますし。
総合7/10点アドベンチャー好きなので、ちょと厳しいかもしれません。始めたら睡眠時間を削ってやってしまいますし、面白いのですが。

まぁ、話のネタというのも含めて、充分やる価値はあると思います。
あとは、どれだけ己が二股するのに耐えられるか。
関連ソフトはダンスダンスレヴォリューション系なので、それが好きな人もお勧めですね。

通常版は普通に売ってますが、限定版は中古ですらあんまり売ってません。売ってても2万円くらいはします。
あと、オープニングに流れる曲は、流れてる途中でふたを開けると、画面が進まなくなって曲だけ聞けます。たぶん知ってる人はいないと思いますが(くだらないですし)



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