ファンタジー世界の武器の中でも、剣 [sword]は最も代表的なものといえるでしょう。また、剣は他の斧、槍、弓などの武器とは根本的に異なる点があります。それは剣が「人を殺すために作られた道具である」ということです。元々、斧は木を切るためのものであり、槍や弓は狩猟のためのものです。しかし、剣は最初から武器(兵器)として作られています(このことをゲーム中で聖職者が刃物の装備できない理由とすることもある様です)。

筆者の個人的見解
 拳銃も剣と同様に「人を殺すための道具」と言えるのではないでしょうか?。「護身のため」といって所持するには殺傷力が強すぎると思います。相手も「護身用」に銃を所持している可能性を考えると「()られる前に殺る」以外に自分の身を護る手段が無くなります。この考えを拡大してゆくと「全てを殺る」という結論になってしまうのではないでしょうか。

刀剣各部の名称

切っ先:剣身先端部。
しなり:刀のそりとは違い、刃先の水平上の角度。
(ひ):刀剣自身を軽量化するために施された溝。
刃先:刀剣の刃部分。
(つば):手指を守る。
握り:手で持つ部分。衝撃を和らげるため、剣身と異なる材質で作られることもある。
柄頭:刀剣バランスを保つための重り。


クロスボウ [crossbow]

引金付きの台座に弓を水平に取り付けたもの

ハルベルト [halbert]槍に斧と鉤爪の付いた武器

槍で突く、斧で斬る、鉤爪で引き倒す、鉤爪で叩く、といった使用が可能。

金属製の棍棒メイス [mace]

金属製の棍棒。鎧に対しては、剣より効果が大きかったとされる。


パリーイングダガー[parrying dagger]
防御用特殊短剣防御用であるため、鍔が大きくなっている。
トリプルダガー
(左):ボタンを押すと刀身が3つに分かれる。
ソードブレイカー(右):櫛状の刀身で相手の剣を受け、場合によっては折ることもできる。

鎧各部の名称

プレートアーマー:兜、肩当て、胸当て、上腕当て、前腕当て、手甲、腰当て、腿当て、すね当て、鉄靴等で構成された全身鎧 武器の進化と共に鎧も進化していきました。刀剣の攻撃に対してはチェインメイル(鎖帷子)でも十分な効果がありますが、強力なロングボウ(長弓)やクロスボウ(弩)の登場に伴い、さらに厚く丈夫な鎧が必要になりました。
 こうして誕生したのがプレートアーマーと呼ばれる全身板金鎧です。高い防御力を持っていますが、重量が50kgもあり、倒れると自力では起きあがれなかったとか、馬に騎乗するためにクレーンで持ち上げたなどとも言われています。
 こうした鎧も、火器の登場と共に廃れていきました。銃弾を防ぐことはできず、重い鎧は逆に邪魔になったのです。