高校用数式ツールの頁

2009.12.30
フォントエディターTTEditについては下記に紹介していますが、
新しいフォントまたは既存のフォントの改造方法を紹介します。

[1]新しいフォントMyFont.ttfの作成
下記の私の作成した[フォントMyMathSymb.ttf] をcopyしMyFont.ttfと改名。
TTEditを起動し、MyFont.ttfを開く。
設定メニュー->フォント情報->書体名[英語用]をMyFontと変える。
所用の各コード（Shift-JIS)の文字Bitmapを改造する。
上書き保存する。
終了後、MyFont.ttfを右クリックし、Installをする。
作成後の一覧は、TTEditではツールメニュー->文字コード表の起動、
またはMathTypeではEDITメニュー->Insert Symbolで。
いずれも、フォントをWindowsのInstallしないといけません。

[2]既存のフォントの改造
たとえば、marusuji.ttf（これはフォント名Marusuji）の一部を改造、または新記号を追加する場合、

(A)新ファイル（空ファイル）の作成
下記の私の作成したMyMathSymb.ttfをcopyしMyMarusuji.ttfと改名。
TTEditでこれを開き、
設定メニュー->フォント情報->書体名[英語用]をMarusujiと変える。

またはTTEditで新規作成。ファイルメニュー->TrueTypeの新規作成->
フォントの種類：欧文シンボルフォント->
文字幅：プロポーショナル->
メトリックス：デフォルト、そのままで->
書体名：これはMarusujiでなければいけません。既存のmarusuji.ttfの登録を書き換えるためには、これと同じフォント名で。
完了
ファイルメニュー->名前を付けて保存->MyMarusuji.ttfとして保存。

(B)marusuji.ttfの内容をコピー
TTEdit一度終了しファイルを閉じる。再度TTEditでファイルメニュー->一括コピー->
コピー元：marusuji.ttf
コピー先：MyMarusuji.ttf
コード種別：シフトJIS
OK
上書き保存。

(C)指定文字の改造、または追加
所用の各コード（Shift-JIS)の文字Bitmapを改造する。
上書き保存する。
終了後、MyFont.ttfを右クリックし、Installをする。
これでWiondowsで使うフォントMarusujiはMyFont.ttfの内容になります。
作成後の一覧は、TTEditではツールメニュー->文字コード表の起動、
またはMathTypeではEDITメニュー->Insert Symbolで。
いずれも、フォントをWindowsにInstallしないといけません。

[3]Bitmapの改造について
TTEditで表示メニュー->他の文字->別ウィンドウ->
SHIFT-JISで作成するコード入力
モデルとなる文字をコピーします。これは、
ツールメニュー->文字コード表の起動で一覧から選び、コピーします。
もし、モデルが未Installの場合、TTEditでそのフォントを開き、
SHIFT-JISで指名してウィンドウに表示し、これをコピーします。
モデルの文字を改造し、上書き保存。

2009.12.28
数式ツールMathType(Ver6.0)については下記に紹介していますが、
新しい文字の追加方法を紹介します。
[フォントMyMathSymb]
このフォントをInstallすればMathtypeで使えます。
Installは右クリックして、Installを選びます。
これでC:\Windows\FontsにInstallされます。
フォント名はファイル名ではなく、フォントエディター（たとえば TTEdit 後述）で設定したFont名です。

MathtypeでEDIT メニュー->Insert symbol->fontとしてMyMathSymbを指定します。
これは>=< や >=< を１つのした文字です。
TTEdit TrueTypeFontEditorを使います。
既存のフォントを読み込んで，フォント名を変え、ファイル名を変えて保存します。
SHIFT JIS で41(文字A）からBitmapを変えていけばよいです。
MathtypeはWindowsにInstallしておけば、どんなTTFフォントでも使えます。

2010.05.01
数式ツールMathType(Ver6.6)Update
Wordとの相性が良いソフトです。
This is English Version.
Upgrades are US $37 for academic users, $49 for non-academic users.
Normal version US $57 for academic users, $97 for non-academic users.
To order, go to Online Store : [MathType (http://www.dessci.com/store)]

安田先生のfontを使用の場合、
Ver6.6をInstallするとeuextra.ttfが更新されて元に戻ります。
高校の先生用にfontを置き換えていますので、機能しなくなります。
Ver6.6をInstall後、euextra.ttf(2004.04.11)を削除してから、
安田先生のwindows用fontの中のeuextra.ttf(2004.04.08)に戻して下さい。
新しくInstallしたときは，euextra.ttfに限らず，安田先生のfontを，
指示のとおりにC:\Windows\Fontsにコピーし直す方がよいです。
安田先生のfontについては下記を参照。
ベクトルや積分記号など高校の先生用に改良されています。

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数式ツールMathTypeについては安田先生のHTMLに全部あります。
安田先生は”大学への数学”の執筆者です。
[安田先生のHTML頁]

簡単に言えば、
数式ツールはMathTypeというsoft、
MathType(Ver5.2)は非常に使い勝手の良いツール。
これはAmericaからEnglishVersion、USDollで買えます。
JapaneseVersion、我が国のResalerからYenで買えます。

グラフツールはMathematica、これは大学の先生も使っていますが。
編集用ツールはIllustrator、これはImage編集用。
原稿はWORD、全部有料。
Internetで調査すれば買えます。
さらに専門のFont”ヒラギノ明朝プロ”があれば、
”大学への数学”のような原稿ができます。

安田先生のHTMLにWORD、MathTypeの設定方法など全部あります。
高校数学用の積分記号などFreeのFontもあります。
私は、WORDとMathTypeとImageツールPaintShopProと
AutoCadLT95とFreesoftのGNUPLOTでやってます。
原稿文のFontは”ヒラギノ明朝W3”です。
「数学の散歩道のやり直し」はこのTryです。
[大学入試数学の頁]

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