□ リフォーム
トイレの故障をきっかけに、長年出来ずにいた、自宅の全リフォームをしました。
スローガンは、「無駄な費用をできるだけ抑え、必要な所に注ぐ!」
大変に思えても、一つ一つをこなして行けば、きっと淡々と終えるだろう、
最初はそんな甘い考えで始めたわけですが、結果的にはすごく大変でした…。
通常のリフォームで考えるべき、壁紙やカーペットの選択に加え、
引越しも家族だけで行い、大量な荷物を大きさの違うダンボールに詰め、
腰を痛めながらも一つずつ人力で運び、家族の性分なのか、
どうせやるならと、一般の人にも便利に使えるレイアウトに変え、
少し電気に強い私は、家電やコンセントの位置と数を徹底的に考え、
壁に信号端子を設ける等、こだわってしまうのですね^^;
更に大変だったのは、家具がボロボロだったので、殆ど捨ててしまい、
中身に見合うケースを一つ一つ探し、購入しては整理する、
気に入る物が無ければ設計し、メジャーとノコギリを手に自作(つく)る、
という途方も無い作業でした。
運良くとても気の合う業者さんに出会い、細かな注文や我侭を
親切に受け入れて下さり、丁寧に対応して頂けたので、
想像よりも素敵な家に仕上がり、とても快適に過ごせています。
何事も技術力は必要ですが、やはり人の気持ちがあってこその技術で、
人の縁は大事にしなきゃなと、改めて身に染みた今日この頃です。
□ アラサー
必要性に疑問を感じつつも、十年程ぶりに主力PCを自作しましたが、
いやー、最近のCPUは本当に速いですね〜。
マルチスレッドなOSにはマルチコアをと、とても理に適っていて、
発熱量が少ないので静音性も良くなり、結果大満足です。
大容量だったメモリもかなり安くなった様に思います。
3分のBGMを1秒程のバッファにストリーミング再生するのが
当たり前と思っている時代錯誤?な私にとって、
どう作ったらそんな必須環境になるん?てなソフトも多くなったもんですが、
再度ディスクをオーサリングするのに中間イメージをHDDに置かずとも、
メモリに置いてサクサク編集できてしまうのには驚くばかりです。
そんな私も毎日を駆ける様に過ごし、気づけば三十路…。
周りは結婚する人や親になる人が増えてきました。
常日頃いろいろ考えてはいても、この節目には人並みに思う事があるわけです。
もっと自分を高めたい。新しく学んだ知識を取り入れたい。
作りたいソフトもまだまだ沢山あるのに、一つの更新もままならない状態で。
もっとやれたんじゃないのか、違った方法は無かったのか。全く以って情けない。
自身の生活を守りつつ、自分一人が一生の内に何か世の中に残そうなどと、
我侭な唯の驕りなのかもしれませんね。
私が愛用しているソフトの作者さんで、緻密で複雑なソフトを、
何年もかけてコツコツ更新し続けている方がいらっしゃいますが、
時間をかけた分だけ完成度が非常に高く、自分とは開発に対する考えが違っても、
凄いなーと素直に驚き、そして元気を貰っていたりします。
<三十になってもお年寄りから見れば、まだまだ人生ひよっ子>
そう思い、これからも一人の技術者として人の役に立つ物を、
自分なりに提供していけたらなと思います。
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