CYGNUSの
cygwin
Beta 20.1と、
handspringの
開発者向けWebsite
から入手できる
PalmOSGNUToolsLite.exe REV 1.03
を用いて開発しました。
この環境は秀逸。特に、Handspringのキットに含まれる palm-rc.exeは、さまざまな処理を行うことのできる使いやすいツールです。
もうひとつ、Windows9x環境なら、Extended Systems の QuickBeam Suite も、 残念ながらフリーウェアではなくなったようですが、とても有用なツールです。 ノートPCのIrDAポートから、開発した.prcをPalmに向けてビームしてインストールできます。
上記の開発環境を整えた上で、ソースのあるディレクトリで make とすると、二つのファイルができあがります。
PatN.prc がPatNumberの本体です。単体で動作します。
PatNJLoc.prc は、JNumberフォルダの内容による、PatNumber の日本語化キットです。
ビットマップを10コ用意すれば、独自のローカライザを作成できます。コントリビュートを歓迎します。
PalmのDevelopment Zoneのドキュメントが一番見やすいです。 PalmOS®3.0 SDK にも含まれていますが、PalmOS®3.3用に用意された Palm OS® Programmer's Companion Palm OS® SDK Reference が便利です。
matobaaの場合は、まず
Codewarrior Lite(PalmのWebサイトから無料でダウンロードできます)
で開発要領をつかんでから、
再配布できるGCC系に移行しました。
Handspringの Palm-rc に出会わなければ、GCC系には移行しなかったかもしれません。
Handspringのpalm-rc は、HEX タグにおいてリソースタイプが異なっていてもIDが一致したらエラーとして報告してしまいます。 これは、 -ignoreDups オプションをつけることによって回避できます。
HandspringのSDKに含まれるヘッダファイル群は、PalmOS3.5に追従していないようで、一部異なるものがあります。