m505(英語版)のこべや

このページでは、Palm m505 に関するレビューや、ちょっとした情報を書き留めています。基本的に、新しく書いたのが上。 切り出し開始は"#piloweb:start"です。
なおご意見等はBBSへどうぞ。


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■ 2001.09.24 ロック解除でFatal Exception

PalmOS4.0になって、時限ロックの機能が加わった。これの動作にはちょっとバグっぽいクセがあって、「Security」アプリの「Auto Lock Handheld:」で「At a preset time」に設定していても、 「Prefs」-「General」の「Auto-Off After:」の時間が経過するとロックがかかってしまうことがある。
ま、これはいいや。しかし、一部のアプリケーション(たとえば拙作
Giraffe Ex)で、実行中にロックがかかると、ロックが解除されるときにFatal Exceptionとなる場合があることがわかった。
原因を追いかけているが、まだ解明できていない。

■ 2001.08.09 画像ビューア比較

さて、SDカードも入手したことだし、画像をブラウズする環境を整えてみよう。
いままで使っていたビューアは、
Pilot Installで生成される危険なものと、 m505にバンドルされていた MGI PhotoSuite Mobile Editionの二つだ。しかしどちらも一長一短なので、いい機会なのでどれがいいか比較してみた。

Pilot Install [×]
256色。画像ごとにPalmwareが生成される。 画像を全画面表示でき、余計なボタンを排除しているため、見た目はいちばん。
しかし開発者として重大なルール違反を犯している。
PhotoSuite [△]
m505バンドル。65536色対応。SD/MMCにあるデータも見られる。1画像/pdbファイル。 サイズは固定(3種類)。アンチエイリアスが下手。
Album to Go 2.0 [○]
65536色対応。明記されていないがFreewareっぽい。 SD/MMCのデータを直接見ることはできない。複数画像/pdbファイル。 フリーズーム可能。Slide show として、Fit To Screenサイズのみ全画面表示も可能。
Fit To Screen以外でも 全画面表示できればいいのに。
FireViewer [△]
256色。有料。かつてのデファクトスタンダード。
PictureGear Pocket [−]
Clieバンドル。入手できないので未評価。
Handspring Photo Album [−]
Visorバンドル。入手できないので未評価。

だれでも手軽に使用でき、65536色に対応している、という観点からみて、Album to Go 2.0 がよさげだ。

■ 2001.08.09 導入済みpalmware一覧

Filezを用いてpalmwareの一覧を出す、ということをあじぽんさんがやってる(2001/05/20)。おもしろいので真似してみた

■ 2001.08.08 SDカード入手

ヨドバシのポイントでSDCard(16MB)を手に入れた。
標準のInstall Tool で、インストール先(デバイス or SD/MMC)を指定してインストールすると、ランチャーに、カード名(変更していなければunnamed)のカテゴリに、そのPalmwareが登場し、そこから直接Launchできる。PowerRUNのようなものを導入する必要はなさそうだ。
FilezMcFileを用いれば、デバイスとSD/MMC間でデータを移動/コピーすることができる。 でも、どうやらSD/MMCの中のレイアウトにはルールがある模様だ。ちょっと調べてみる必要あり。どこを調べればいいのだ?

■ 2001.07.06 他のアプリのフリをする

Palmの文書データの標準といえるDoc形式だが、実はこれは、AportisDocという元祖Docリーダのデータ形式である。
AportisDoc以外の、たとえばJ-DOC ReaderのようなDocリーダーでDoc文書を読む、という環境だと、「ホーム」の「情報」で、Doc文書がぞろぞろと一覧されてしまう。また、そこでうっかり一つを削除しようものなら、全てのDoc文書が削除されてしまう、というのは、だれでも一回はやってしまったことがあるのではないだろうか。 これを回避するウラワザがある。
手順は次の通りだ。 Filezというpalmwareを使って、常用しているDocリーダーを選択し、「Details...」をタップする。詳細画面で、Creator: JDoc(これはDocリーダによって異なる) のようになっている所を、Creator: REAdと書き直してやる。これでホームの情報や削除画面ではDoc文書が一覧されなくなる。
しかけはこうだ。「情報」画面でDOC文書が一覧されてしまう原因は、純正DocリーダーであるAportisDocがインストールされていないことにある。AportisDOCがインストールされていれば、それぞれのDoc文書はaprotisDOCに帰属するデータだとみなされるので、ランチャーの「情報」画面には現れなくなる。それを逆手にとって、常用しているDOCリーダーにAportisDOCのフリをさせれば、DOC文書はそのDOCリーダに帰属するデータだとみなされるようになる。前述した手順は、常用しているDOCリーダにAportisDOCのフリをさせる手順だというわけ。
あ、そうそう。上記の手順は、あくまでもウラワザなので、実施する場合は自己責任で。

■ 2001.06.28 大盛りご飯

Easter EggとしておなじみのバギーはPalmOS4.0でも健在です。
ご存知ない方のために書いておくと、Prefs-generalパネルのスクリーン右下、Calcボタンの上方で、スタイラスで、直径5mm程度の円を描くと、「丼に入った大盛りご飯Easter Egg」が現れる。すると、どの画面でも、「下ボタンを押しながら Grafitti数字エリアから左隅までスタイラスを滑らせる」という操作で、バギーが登場する。

■ 2001.06.28 ルール違反

PilotInstallの画像閲覧Palmware自動生成機能について、ベンダに問い合わせてみた、という人からの連絡をもらった。曰く、CreatorIDが衝突しても、既存のPalmwareを破壊することはないし、そのようなクレームを受けたことはない、のだそうだ。要するに、オレが問題視している「CreatorIDを自動生成する」という行為について、問題であると認識していないということだ。…否。明らかに問題は再現するのだ。以下に示そう:
問題1:既存のアプリに上書きインストールされる危険がある。手軽に再現するには、[1] 1.bmpをPilotInstallで変換してインストールする。1(PEZy/appl)というPalmwareとしてインストールされる。[2] 1.jpgをPilotInstallで変換してインストールする。1(PEZy/appl)というPalmwareとしてインストールされる。[3] このとき、1.bmpを変換したPalmwareは消えてしまう。
問題2:[1]拙作 MyTest(PEZy/appl)(注:現在作成中;正式にリリースしたものではない;なおPEZyは現在もリザーブされていない)というPalmwareをインストールする。[2]1.jpgをPilotInstallで変換してインストールする。1(PEZy/appl)というPalmwareとしてインストールされる。[3] ランチャー画面には、1とMyTestとの二つが現れている。[4]どちらかをランチャーを用いて削除すると、他方をも削除されてしまう。
上記の様に、意図しない動作をするのも問題だが、このときのPEZyというCreatorIDが自動生成されたものであって、Palm.Incのデータベース上でリザーブされていない(Palmware開発のルールが守られていない)ため、別の第三者が正当に作成した1(PEZy/appl)というPalmwareをリリースする権利を不当に侵害しているということが、より問題である。

■ 2001.06.26 Data Oriented

Pilot Install で作成される viewware は、データオリエンテッドを実現している点においては優れものだった。それが生成するViewwareがもつcretorIDを、たとえば数十個、Palm.Incのデータベースに登録しておけばいいだけなのだが、それがされていない時点で、ダメダメアプリという烙印を押されてしまう。
同様にデータオリエンテッドを実現しているものとして、pqaの仕組みがある。すなわち、Web Clipping Application だ。これも、ユーザにとっては、サービスごとにアプリケーションが存在しているように認識される。ちょっとこれをバラしてみることにしよう。
すべてのPQAは、"clpr/pqa "というIDを持っていた(clprというのは、palm社がPQA用にリザーブしているIDである)。で、PalmOS4.0のランチャーが、それら複数のPQAが複数のアイコンとして表示できるようになっているものだと考えられる。つまり、CreatorIDでpalmwareを管理している、という従来の方式と、何ら矛盾ない仕組みになっている。願わくばそのランチャの拡張機能がプラガブルになっていて、同様の仕組みをサードパーティも実現できるようなしくみをPalmOS側が持って入れば、たとえば Docファイル一つ一つがアイコンとして表示されるというデータオリエンテッドな操作感が実現できる。 そういうしくみは用意されているか? あるいは、どうにか実現できないか? 時間があれば、ちょっと考えてみようと思う。

■ 2001.06.26 Pilot Install

Pilot Installという母艦アプリがリリースされていたので、試してみた。結論からいうと、このアプリは、絶対に使ってはいけない。
配布される prc,pdb,pqa をインストールするだけなら、HotSyncは不要だ、というコンセプトはいい。HotSyncマネージャとの競合も回避してくれるというのも、いいと思う。しかし。
このアプリ、gifやjpgといった画像ファイルをDrag&Dropすると、それを閲覧できるpalmware(以後、説明のため viewwareと呼ぶ)に変換して導入してくれる、という機能がある。これがダメだ。絶対に使ってはいけない。というのは、そのviewwareが、既存のPalmwareを上書きしてしまうという問題があるのだ。
しくみはこうだ。Palmwareを作成するには、それを区別するためのCreatorIDという4バイトのIDを、Palm Inc.に届け出ておく必要がある。Palm.Inc はその発行を管理していて、同一のCreatorIDを複数発行することはない。Palmデバイスは、同一のCreatorIDを持つpalmwareを導入しようとしたとき、それは同じもののアップグレード版だと認識して、古いそれに上書きする。
問題は、Pilot Installというくだんのアプリが作成するViewwareのCreatorIDが、登録されたものではないことだ。試しに作ってみたViewwareのcreatorIDを調べると、"PQew"だった。しかも悪いことに、そのpalmwareを起動して、memo部分を変更するだけで、そのcreatorIDがどんどん変更される。その一つを Palm Inc. の CreatorIDのデータベースから牽いてみたが、リザーブされていなかった。つまり、オレがそのCreatorIDを取得してpalmware(MyPalmwareとしよう)を作成してインストールすると、そのViewwareは消されてしまうし、逆に、pilot installが生成したViewwareのcreatorIDが、MyPalmwareのそれと偶然一致してしまうと、そのViewwareをインストールすることで MyPalmwareが削除されてしまう。
そんな大それたアプリが世に出てはいけなかったのだ。

■ 2001.06.26 Backlight Localizer

m505のバックライト状態を記憶するように変更するBacklightというアップデータが出ていたので、早速Backlight_Localizerを作成してみた。…といっても、インストール時に一回だけ表示されるメッセージを日本語化しただけだ。
BacklightのPreferenceを削除すれば、次回電源オン時にメッセージをもう一度見ることができる。
そうそう。このBacklightはランチャーに現れない。これは、アプリのHiddenフラグが設定されているから、らしい。このフラグは、Filezを使って変更できる。

■ 2001.06.25 ローカライザのなぞ

Security Localizerの作成で、 systemローカライザに含まれているリソースはローカライズできていない、と書いた。具体的にいうと、Securityアプリのメイン画面で「ヘルプ」ボタンをタップした時の画面がそれだ。
その後、ためしに System_enUSに含まれていた、当該文字列リソースにあたるtSTR:12000をコピー&ペーストして、Security Localizerに追加してみたら、これがローカライズ対象になってくれた。というわけで、それを追加したものはここからダウンロードできる。
そうそう。Security Localizer で、ロックした後に電源オンにした時の画面「ロックされています」で、「パスワードを入力してください」でなく「暗証番号を…」と書いてあるのは、わざとだ。オレのまわりで、素人さんに「クラックしてみな」と試させてみたら、案の定、数字列ばかりを入力していた。
オーナーである英語版ユーザなら、とまどうことなくパスワードを入力できると思う。

■ 2001.06.25 ストラップ

そうそう、 忘れないうちに、書いておく。 Palm De COOL!で、PalmV用の改造として紹介されている、ストラップ取り付け、は、もちろん実施している。簡単な改造で、ちょっとだけ手間を掛けるだけで、電車の中とかで使うときの安心感がだんぜん違うよ。

■ 2001.06.24 自作リフィル

引っ越した先の近所の図書館で、ぶらぶらと本を眺めていたら、「自分で作るシステム手帳のリフィル」とかいうタイトルの本があったので、ちょっと読んでみた。曰く、「手帳からの一番の進化は、自由に組み替えられるリフィルにある。できあいのリフィルを外しもしないでそのまま使っているような人は、従来の手帳で十分だ」。以下、自分独自のシステム手帳にするためにリフィルを自作せよ、とある。
当然、これはPalmにも当てはまる。オレはPalmユーザを3世代に区別している: [1]英語版を苦労しながら使ってきたユーザ、[2]Workpadで日本語化されたものを使い、自分でPalmwareを導入して自分なりにつかってきたユーザ、[3] 与えられたツールを使いこなしていくユーザ、である。
ClieやVisorからこの世界に入ってきたユーザの多くは[3]なのではないだろうか。Sonyなどのベンダは、ユーザのために、面白い使い方やツールを次から次へと提供してくる。これでも十分なのだが、[1]や[2]なユーザは、Palmの本質に迫る、とても楽しい使い方を知っているのだ。
面白い使い方のアイデアを持っている人は、
Fatal Error World!こんなアプリほしいゾ」形而板に書いてみると、その使い方を実現する「リフィル」が、手にはいるかもよ。

■ 2001.06.24 デファクトスタンダード

今回、m50xに、MCI PhotoSuiteという画像閲覧ツールがバンドルされている。この種類のPalmwareは、FireViewerがデファクトスタンダードだったが、m50xに前記がバンドルされていること、SonyのClieにはまた別のものがバンドルされていること、で、Palm系デバイスでの画像閲覧ツールは群雄割拠な状態だ。ま、ツールはどうあれ、デベロッパという立場にしてみれば、どの画像フォーマットが標準になるのかわからない、というのは、困る。どうにかしてほしい……。
そういや、データベースツールも、標準一つに絞れない。
ThinkDB 2.00 が、以前に一瞬だけ無料で提供されていたことがあった。これでThinkDB形式がデファクトスタンダードになるかと思ったのだが、予想外、ThinkDBは有料に戻ってしまったようだ。
手元には、その時に入手したバイナリが存在している(といっても再配布はできないのだが)ので、オレはそのThinkDBを使い続けるつもりなのだが。

■ 2001.06.24 画面保護(その2)

以前、WriteRightを貼ったら、カラー画面に虹色模様が出てきてしまうと書いた。んで、別に入手していた Laftyland Co.,Ltd.の画面保護シールを貼ってみた。軟質の透明シールで、表面はつるつるのものなのだが、これが、なかなか調子がいい。ほんのちょっとだけサイズが小さくて、上下左右にやや隙間ができてしまうのだが、まぁ妥協の範囲だ。なお、サイズがちょっと小さいのはこの画面保護シールの個体差である。
そうそう。画面保護シールを貼るときは、位置を合わせたら、クレジットカードのようなプラスチックのカードをヘラのように使って、手際よく貼る、というのが、キレイに貼るコツだ。

■ 2001.06.23 ローカライザ間違い発見

技術評論社からモバイルプレス夏号をもらった。特集2「Palmデバイス群雄割拠」の記事中、セキュリティアプリの画面が掲載されていた。それと見比べてみて、オレの作ったセキュリティローカライザの間違いを見つけてしまった。あわてて修正しておいた。

■ 2001.06.22 ローカライザたち

通勤中の電車内で、ちまちまとPalmOS4.0用のローカライザを作ったので、とりいそぎ公開しておく: | clock_Localizer.PRC | Note_Pad_Localizer.PRC | Security_Localizer.PRC |
なお、これだけではローカライズできていないダイアログが出現するが、これは systemローカライザに含まれるべきものであるので、手をつけていない。
そうそう。security localizer で Fatal error となるのは誤報だった(Soft Reset すればよかった)のだが、launcher localizer ではやはり Fatal error となるやうだ。

■ 2001.06.20 ローカライズ用語辞書

ローカライザを作るにあたって、用語の使い方が気になる。オレが作ったローカライザは、山田さんの作成したもので使っている用語に倣って統一感を出すことにした(一部変更あり)。以下にまとめておこう:

変更前変更後備考
undo元に戻す
cutカット
copyコピー
pasteペースト
aboutXXXXXについて日本語版では「バージョン情報」
beamビーム日本語版では「赤外線通信」
preferences設定
optionオプション
cancel取消し
OK了解、設定削除ダイアログのときは「削除」にするなど、行為 を表現する
done了解
sortソート
alarmアラーム
privateプライベート
maskマスク
tSTR:999J-OS Bunbled Localizer
(c) 2001 matobaa@ocharake.org
© と書くと化けちゃう
他にあるかな? あったら追加するので
BBSへ書き込んでください。

■ 2001.06.15 ローカライザの作り方 for PalmOS4.0

G-MKLocalizerを使って、Clockのローカライザを作っている。ちょっと癖があるので、ここでやり方をおさらいしておこう。

  1. 左上のチェックボックスにチェックをして、アイコンを表示するようにしておく。
  2. Appタブを選択し、対象アプリを探し、そのCreatorIDを覚える。
  3. まず 対象アプリを選択し、メニューから Create Localizer を実行してみる。
  4. Localタブを選択し、いま作成した Localizer の中身を見てみる。
  5. tSTRやらtFRMといったリソースが無ければ、以下の作業が必要:
    1. Otherタブを選択し、対象アプリと同じCreatorIDをもつovlyリソースを探す。
    2. そのovlyリソースを選択し、Create Localizer を実行する。同名で append するのがベターかな。
  6. Localタブを選択し、tFRMとかtSTRの内容を母国語に書き換えていく。

で、Clock Localizerを作成してみた。なんか、Clockアプリのバージョン、1.1だったりするし、使ってないリソースがたくさん紛れ込んだりしてて、うーん富豪的。というか、tSTR:1200 の、"Tim, FRD doesn't have this text yet..." というリソースはなに?

ちなみに、Palmwareに関してはぱ〜む脱力ゲーム協会で制定された偉大なレギュレーションがあることを付け加えておきたい。

■ 2001.06.14 Clockはナニモノ?

Graffitiエリアの左上隅にある時計のピクトグラムをタップすると登場する時計だが、これの正体を暴くべく、ローカライザをカマせてみた。詳細は後述するが、その結果、

ということがわかった。
なんでこんな構造にしてあるんだ? Palmにも
富豪的プログラミングが入り込んできたのか? と、心配になってくる。

作業詳細:

  1. まず、Clockアプリがどれだか突き止める。G-MkLocalizer でアイコン表示にして眺めてみると、 clkpという名前のデータ(appl/cclk)というのがそれだと分かる。
  2. んで、同じCreatorIDをもつ オーバレイリソースを探す。clkp_enUS(ovly/cclk) というのが見つかる。
  3. これを選択し、G-MKLocalizer で Create Localizer を実行して、Clock Localizer (cclk/JLoc)というのを作成する。
  4. tFRM:2800 の Title を "時計" に、tFRM:13700 の Title を" 時計2" に変更してみる。
  5. すると、ランチャから起動したフォームは"時計"、そこからピクトをタップしたフォームは"時計2"となっていた。
  6. でも、以前として、それ以外の場面でピクトをタップしたフォームは "Clock"のままである。
  7. 推測するにこれは、他のリソースを持っているか、ローカライザが割り込む余地がないAPIを用いているかのどちらかだ。
  8. その推測をもとにG-MKLocalizerでいろいろほじくってみると、なにやらsome DB(extn/clkp)というのが見つかる。some DB_enUS(ovly/clkp)というのもあった。これはなんだ?

もちょっと PalmOS SDK のドキュメントを読んでみようっと。

■ 2001.06.13 palmware動作確認。

動作確認ができたものをメモしていこう。J-OS V β1, J-DOC Reader, G-DB Fighter, X-Master。動作不良が確認できたものは DAScreenShot 0.4(動作しない)。
確認次第追加していく。

■ 2001.06.13 Bonus Software。

Outlookとの連携を可能にするCapuraPocketMirror 3.02だが、これはPalmVを使っていたときからお世話になっている。日本語関連の問題も特に見られず、使い勝手は非常にいい。
AvantGoだが、いまいち設定がうまくいかず、動作させることができない。
DocumentsToGoは、日本語のドキュメントが通らないようだ。"Documents"という、Doc, Word, Sheetを統合的に管理できるランチャの機能である DOCリーダはJ-OSと併用することで日本語を表示できるし、比較的高速に動作しているようだが、J-Doc Reader と速度が変わらないため不要なので、これも全部削除。
Palmware Reader は、eBooksフォーマットのみ閲覧できる模様。日本語の表示は確認していないが、いまのところ不要か。 AOL for PalmOS はそもそもインストールしていない。PhotoSuiteはこれから試すところ(試したら追記します)。

■ 2001.06.13 デスクトップとの連携。

Palm Desktop Software 4.0.1 をインストールしてみる。Windowsマシンに Palm Desktop Software の CD-ROM を挿入し、自動起動でメニュー画面が出てくる。Installボタンを押して インストールを開始する。Welcome画面をNext, DestinationをDefaultのままNext,Outlook連携をインストールするか聞いてきたので、"Synchronize with Outlook" を選択して Next, で、なにやら "Microsoft Word Macro Error" おっと。Wordが起動してるらしい。やり直しですんなりインストール完了。ここで "Product Registration" と聞かれるが、すでに登録済なので Skip する。confirm されるが、exitしとく。
んで、Mail Setup。これは使わないので Skipすると、 Palm Desktop 4.0.1 と Outlook Condict (CapuraPocketMirror 3.02だ)の導入が完了、Hotsync Manager が自動起動した。
ここでいったんHotSyncしよう。USBクレードルを接続し、Hotsyncボタンを押してあっさり完了。
んで Bonus Software。AvantGoと、DocumentsToGoPalm Readerを導入してみる。AvantGoの導入につまずく。これは2回のHotsyncが必要なのだが、二回目のHotSyncのあと、Not Yet Configured といわれて先に進めない。しかたないから AgantGoのHTML画面のほうで強制終了ルートを通る。うむむ、ぜんぜん導入できていない。棚上げ。
んで、Mobile Connectivity Software CD-ROMを導入してみる。あれ、なんかメニューが真っ白なんだけど、これでいいのかな。といっても、オレはm505単体での通信手段をもっていないので、使い物にならないものばかり。結局このCD-ROMからは、なにも導入しなかった。

■ 2001.06.13 画面保護シート。

購入時に画面保護用に貼ってある柔らかいビニールを剥がして、早速ConceptKitchenのWriteRightを貼ってみた。サイズはPalmV用のがぴったりなのだが、WriteRightはシボがついている。これがカラー液晶と相性が悪いみたいで、ブラウン管に水滴がついたときみたいに虹色に見えてしまう。書き味は好きなんだけど、見た目がいまいちだ。

■ 2001.06.13 スタイラスがぁ。

すでにもう何度かハングアップさせているので、何回かリセットしている。付属のスタイラスはネジがカタくて、リセットピンが内蔵してあるのかどうか、まだわからない。しかたがないので、PalmVのスタイラスを取り出してそれでリセットしてたのだが、この際、PalmVのスタイラスをm505で常用してしまえ、と思ったのだが…なんと、長さが違う。m505のほうが短い。
ということは、PalmV用のケースが使えない(妥協が要る)ということだね。ま、標準の革カバーしか使わないし、いいか。

■ 2001.06.13 赤外線受信。

まずHotSyncするのが普通なのだろうが、 PalmVのころに使ってたアプリを全部喰わせておなかを壊されても困るので、QuickBeam経由で必要なものだけを送り込むことにした。
PalmOS3.3のころは、Prefs - General で Beam receive: Off に設定していても、ShortCut . i という入力をすると、そのときだけオンデマンドで Beam の Wait 状態に入って、"Waiting for Sender..." というダイアログを出してくれてた。m505、すなわちPalmOS4.0で試してみても、そんなダイアログは出てこない。あれ、このワザは使えなくなっちゃったのか? とおもいつつ、仕方ないので Prefs - General で Beam receive: On にして、ノートのIrポートからアプリを数個送り込もうとすると、向き合わせても前出のダイアログが出てこなくて、実際に送信を始めると、"Receiving..."とダイアログが出てくる。
ん、つまり、"Waiting..."ダイアログを出さなくなっただけか? 試しにやってみよう…あ、やっぱり。Prefs-General で Beam Receive: Offにしていても、Shortcut . i で受信できるようになっている。以前と同じ、一つ受信し終わるまで有効っぽい。いい感じだ。

■ 2001.06.12 CDROMわすれた。

職場で開梱して、説明書"Read This First"と本体だけ持ってかえって、CD-ROM忘れた。あほ。

■ 2001.06.12 コントラスト調整がないぞ。

そういや、コントラスト調整ボタンがない。コントラスト調整はどのようにやるのだろう。いま帰りの電車の中で、"Read This First" という冊子に目を通しているのだが、Grafitti®エリアの右上隅に、コントラスト調整のピクトグラムがあるからそこをタップせよ、とあるが、オレのm505にはそんなピクトがない。それらしき位置をタップしてみても、なにも起こらない。
あれ、これってm505の説明書だよね…と表紙を見ると、"m500 series"とある。あれあれ。もしかしてモノクロのm500の説明書が同梱されていたのか? と疑いつつ。海外出張に行った同僚に頼んで買ってきてもらったブツなだけに、もし間違いだったとしても、もうどうしようもなかったりする。うーん。どなたか、m505を使っている方、コントラスト調整の方法を教えてください。
そうそう。左右の入れ替えは、説明書には書いてない。できないのか? うーん。

■ 2001.06.12 登録。

なにげなく"To Do"ボタンを押すと、"Dont' forget to register!"と書いてある。eRegistration Software Downloadsなるページから Free Software を入手できるとのことなので、早速見てみると。Smallware Solitaire と ParensLite Advanced Calculator というのがある。早速GET&Install。帰りの電車でやるのだ。
あー。忘れずに登録しとこ。

■ 2001.06.12 "Clock" はDAか?

Grafitti®エリアの左上隅に、時計のピクトグラムが描いてある。おや? とタップしてみると、m100を彷彿させる時計が起動した…しばらくして、もとのアプリに戻る。ヌヌ? なんかDAっぽい動作ではないか? ランチャに登場しているアプリなのに、DA的動作ができるのか? もしかしてそれ用のLaunchCodeが定義されているのか? とか思ってみた。
でも、なんのことはない、ランチャから起動するClockと、ピクトをタップして起動するClockは別モノっぽい。フォームがModalであるのとないのと、とか、ちょっと違うっぽい。

■ 2001.06.12 左利き。

左利きなオレは、いままでPalmVで、革カバーを右側に着けて、スタイラスを左側に収めていたのだが、m505では左右の溝の太さが異なっていて、革カバーを左側、スタイラスを右側にしかできないっぽい。
左右の入れ替えは当然できるものだと思っていたので、ちょっと面食らってしまった。入れ替えできないのかなぁ。どうにかしたいなぁ。

■ 2001.06.12 クレードル。

充電完了がよくわからんので、ちょっとクレードルから外してみる。
外し方は、ご親切にも、ペラ紙の図解が同梱されている。それにならって、手前に引いて上にあげる…あれ。あれ。はずれない。くぃっ。ぱきっ。ヒヤっ。あ、外れた。慣れるまでちょっとの間、精神衛生上よろしくない音だなぁ。
っと、フル充電できてるじゃん。問題なし。
置くときは、普通に乗っけて、「坊主ぅ、大きくなったなぁ」のように頭を押さえると、「かつっ」とはまる。ちょっとPalmVのときの「載せる」という感じとは違うね。
あ。スタイラス挿す穴がクレードルからなくなってる。

■ 2001.06.12 m505入手。そして充電。

海外出張していた同僚に頼んでおいたm505を、今日ついに入手した。
新しいマシンを手に入れたら、まずはフル充電をするのがキホン(説明書には、二時間充電しろと書いてある)。イジりたい気持ちをぐっと抑えて、おもむろにコンセントに繋いだクレードルに乗せてしばらく待つ。
あ。充電完了って、どうやってわかるんだ? しかたないから、クレードルに乗せたまま作業をしよう。
Digitizer調整を行って、Setup画面。CountryをJapanにして時刻を合わせ、[Done]をタップ。ランチャーでバッテリーを見ると…稲妻マーク。そりゃそうだね、充電中だし。
まずは、[prefs] - [general] から、System sound: OffBeam Receive: Off、とする。なんか、Alarm Vibrate: とか Alarm LED:とかが増えてる。帰りの電車で説明書を読んでみようっと。


Last Modified: 12th Jun, 2001
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