( 概 要 )
最適切断のレギュラーです。当初は、建築資材としてのH鋼の切断用に開発しました。
・ この様な結果表を出すシステムです。
( 処理概要)
・ 基本的な操作手順を示します。エクセルの立ちあげについては、全般のページの方をご覧下さい。
0.ワークシートを選択します。 ・ 画面下の、ワークシートを以下の順番に切り替えて作業を進めます。
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1.取合材の入力 ・ 材料を拾い出し、材料別に集約します。 ・ そのデータをエクセルで作った場合は、そのひとつの材料分のデータをコピー&ペーストでここへコピーします。 ・ あるいは、ここで入力します。
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2.長尺材の入力 ・ 対象となる長尺材寸法を入力します。 ・ ここでは、12mを主に使う例です。他に在庫余材が4.56mと2.56mがあった場合の例です。
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3.スタート ・ 各項目を設定し、「START」をクリックします。
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4.結果を見ます。 ・ 必要に応じて印刷します。
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5.切断リスト ・ 結果に出した内容を表形式でまとめました。 ・ 必要に応じて確認、印刷下さい。 |
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6.発注書 ・ 鋼材屋さんへの発注書イメージです。 ・ この例の場合だと、余材は消しこんで、プリントする必要があります。
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( 説 明 )
・ 最初は長尺寸法は一つでしたが、「定尺が X〜Y(m)まで1m刻みなので、どのmを何本頼んだら良いか解ると好い」との事で、当初は、「何mから?」「何mまで?」と入力する様にしてました。
・ 「前回の余材も長尺に設定しておいて使えると好い」との事で、長尺に寸法と本数が入れられる形にしました。同時に、「何m〜何mまで」を止めて、入力を統一しました。
・ 「定尺は少々プラス寸法で入るので、残-1mmでも取れない、なんて事は無い」との事で、「材料プラス分(mm)を設定出来る様にしました。
・ 「ノコ刃の厚みが、材料により切断機により違う」との事で、「ノコ刃の厚み」が設定出来るようにしました。
・ 切断のイメージが解りやすい様に、切断ケガキという形で表示してみてましたが、「不要な場合がある」との事で、選択出来る様にしました。
上記サンプルでは、長尺材が12mを使い、2730mmの取合材に5mmのノコ刃厚を加えた2735で4本取るイメージを示しています。残1060mmは*マークで示しています。
・ 「同じ取り方が続く時は、まとめたが好い」とのことで、「同じ組み合わせで、N本切ります」とのメッセージ」を出すことにしました。
・ 「図番管理したい」とのことで、取合材に図番が入力出来る様にしました。しかし、これが結構厄介でした。
・ 同一寸法でも、一本毎に違う図番ということで、取り合いのデータ件数が増え、処理時間が長くなりました。
・ また、「同じ組み合わせで・・・」が無くなって、結果の表示が長くなって、結果をプリントして指示書に使いにくくなりました。
・ そこで、処理は同寸法を本数まとめして計算し、あとで図番を割り振りすることにしました。
・ すると、「同じ組み合わせで・・・」の場合に、図番が表示されないので、「同一時図番入れる?」と設定出来るようにしました。
・ 「残寸許容差」とは、「0」だと考えられる組み合わせの中で残寸がゼロに近いものを探しますが、処理時間もかかります。例えば100mmと入れておくと、残が100mm以下になった組み合わせがみつかったらそれでOKとしてしまうということです。
・ 建築材の場合、図面からデータの拾い出しをし、材料別に集約して、本システムにカット&ペーストで持ってくるわけですが、、「すべての材料の取り合いデータを入力しておき、データNo1〜22までは、30x40の材料だからそれで計算し、続いてデータNo23〜37をまた計算したい」とのことで、「計算開始No」と「終了No」を設定出来るようにしました。