Karaoke Time Tag Editor 略してKaraokeTTE Version 0.8.1b (2012　8/26) ■概要 いわゆるカラオケタイムタグ付き歌詞ファイルを編集します。 特に微妙なタグ時間操作を視覚的に行うことが出来ます。 まだユーザーが自分一人だけなのでデバッグが十分ではありません。 また個人的にカラオケタグを打つ需要が無いので最低限のデバッグしかしていません。 ご了承ください。 ■動作環境 .NET Framework 2 現状の動作確認環境（開発環境）はWindowsXP SP3のみ ■簡易使用説明 適当な別のテキストエディタで歌詞を入力して保存しておく。 タブページ[TextEdit]のテキストボックスにファイルをドラッグアンドドロップ。 テキストボックス以外の部分にサウンドファイルをドラッグアンドドロップ。このソフトだけでは普通のWavファイルしか読めません。 タブページを[TagStamp]に。さらに下のタブ[Marking]でタグを入れる位置にチェックを入れる。 行にチェックを入れると、右の文字単位にチェックを入れられる。 [Stamp]にするとチェックを入れた位置ごとに分割されているのでタイミングを合わせて入力。 なんだったら「RhythmicaLyrics」 http://suwa.6.ql.bz/RhythmicaLyrics.html でやったらいい。 タブをViewTuningに。タグのある行を選択すると、左に１文字単位のリストが表示される。 波形表示の線は、緑が現在のタグ位置、赤が次のタグ位置 緑と赤は上の方で掴んで移動可能なので、これで微調整。 調整が完了したら、TexEditに戻って保存。 ■操作説明 ◆波形表示 画面内操作： TextEdit,TagStamp,TestPlay： 左ドラッグ：再生位置移動 ViewTuning： クリック：リストビューにフォーカス 左ドラッグ：スクロール 　　　　　　緑線（選択タグ時間）・赤線（次のタグ時間）の上部でカーソル変化　その状態でドラッグでタグ時間変更 左ダブルクリック：現在の選択行を再生 右ダブルクリック：一秒再生　カーソル位置によって再生位置変化（緑の手前1秒/緑から一秒/赤の手前一秒/赤から一秒） 右ドラッグ：選択タグ移動　右に移動で次に、左で前に　一度に一つしか進みません トラックバー：再生点（白色の線）の位置 再生：再生点の位置から再生。TextEdit,TagStamp時は再生点にあわせて波形表示が自動スクロール。 停止：停止 開く：サウンドファイルを開く 右上の数値ボックス：表示倍率 左下の数値ボックス：再生点の表示位置の画面左からのピクセル数　テストモード時、表示テキストのマージン ◆TextEdit テキストボックス：ただのテキストボックス　ドラッグアンドドロップで歌詞ファイルを開く フォント：テキストボックスのフォントを選択 ピリオド/コロン：タグの小数点位置の文字選択　[00:00?00] 開く：歌詞ファイルを開く 保存：名前を付けて保存 上書き：上書き保存 Shift-JIS：開く/保存する時の文字エンコード ◆TabStamp フォント：リストビューのフォントを選択　ViewTuningのリストビューと共有 グリッド表示：リストビューにグリッド表示　ViewTuningのリストビューと共有 ◇Marking 左リストビュー（行リスト） チェックボックス：行頭タイムタグ設定/消去　消去するときはその行のタイムタグ全て消去 キー入力： ↑↓：選択行移動 →：チェックがあるとき右のリストビュー（文字リスト）に移動 スペース：チェック/チェック解除 右リストビュー（文字リスト） チェックボックス：タイムタグ設定/消去 キー入力： ↑↓：選択行移動 ←：で←のリストビュー（行リスト）に移動 スペース：チェック/チェック解除 ◇Stamp タグ入力：波形表示の基準点の時間を選択している行に入力して次の行に移動 ↓：次の行に移動 ↑：前の行に移動 タグ消去：選択行のタグを消去 リストビューキー操作： Enter：選択行に基準点の時間を入力して次の行へ Space：選択行のタグを消去して次の行へ BackSpace：選択行の一つ前の行に移動してタグを消去 Delete：選択行のタグを消去 ◆ViewTuning フォント、グリッド表示：TabStampの物と同一 タグ時間スライド：右の数値ボックスの秒数を、選択行、選択文字以降の全てのタグに加算します 左リストビュー（文字リスト） リストビュー操作： ダブルクリック：再生点をその時間に移動して、次のタグ時間まで再生　タグがなければ直前のタグから再生 スペースキー：次のタグ時間まで再生　タグがなければ直前のタグから再生 ←：行リストを１行戻す →：行リストを１行進める リストビュー右クリックメニュー： タイムタグ記入：手前のタイムタグから最大1秒足した時間でタグ入力 タイムタグ消去：タグ消去 タイムタグ挿入：文字部分が空のタイムタグを選択文字の手前に挿入 右リストビュー（行リスト） リストビュー操作： ダブルクリック：再生点をその時間に移動して、次の行頭タグ時間まで再生　タグがなければなにもしない ◆TestPlay LyricsTTEとだいたい同じなので詳しくはそちらを参照して ■約束事 　このソフトを使って、何か起こっても責任は取れません。 　ただし何が起きたか伝えて貰えれば、バグであれば対処出来るかもしれません。 　このプログラムの著作権はJunaにあるということにしておいてください 　常識的な範囲（あいまい）で自由にしてもらっていいです 　ソースも公開しているので改良等ご自由に。 ■連絡先 http://hp.vector.co.jp/authors/VA025927/ 一応掲示板があるけどあんまり見てない juna_wint@yahoo.co.jp このメールアドレスはスパムも多いので、見逃すかも。 一応スパムも全部タイトルは確認しているけど。 http://juna-idler.blogspot.com/ なんとなくブログでもやってみた ■履歴 2012 8/26 (Ver.0.8.1b) LyricsTTEより [開く]ボタンで音楽ファイルを開く時に、常にnull参照が発生してエラーになっていたのを修正 ついでに[開く]ボタンでのエラーダイアログ表示が逆条件になっていたのも修正 2012 1/21 (Ver.0.8b) 表示DLLを最新版で調整 2012 1/9 マルチライン対応の為、とりあえずTuning時に次の行の時間を超えられるように。 2011 12/14 (Ver.0.7b) 久々に手入れ。TitalyverのDLLに交換して調整。 テスト表示：ルビにワイプが入るようになり、複数行ワイプのためフェードの処理が変更。 2011 10/22 (Ver.0.6b) ルビ表示に対応。ただしルビのワイプは無し その他LyricsTTEから移植 2011 9/16 (Ver.0.5b) とりあえず形になったかな？ 2011 9/10 LyricsTTEをコピーして改造開始 ■戯言 多重用に改造してみたが力押しのソースの改変がめんどくさい。 もうちょっとましな構造にしたい。 めんどくさいのでとりあえずスクロール制御を、行タグを同じルーチンで Tuningマウス操作はカラオケ用に新しく考えた方がいいか。 再生のためのダブルクリックとか腕がおかしくなる。再生は専らスペースでやる事になった テスト表示を考えてると、 カラオケで縦スクロールは行頭と行末の設定次第でどうとでもされてしまうから、あまりどうにも出来ないのか。 常時スクロールか瞬間移動か。 別に個人的な需要はないけど試しに作ってみた。 行単位でもそこそこ時間が掛かるのに、 １文字単位で調整とか恐ろしく時間が掛かる。が、 RhythmicaLyricsは俺には無理、 才能の足りない分は作業時間でカバー。 というのがコンセプト。