STSREC説明書 2001 10/28 ■メイン画面 [録音開始ボタン](赤丸)  録音を開始します  録音中はステータスディスプレイに REC が点灯します  Shiftボタンを押しながら押すと「入力待機録音」になります  設定した音量より、大きいの音が入力されると録音を開始します。  待機中にもう一度押すと(Shiftを押していても)録音開始、  停止ボタンで停止します。  待機中は REC が点滅します。 [スルー再生ボタン](青二重三角)  スルー再生の設定、解除  WAVファイルを再生するのではなく、今入力した音をそのまま再生します  設定時はステータスディスプレイに PLAY が点灯します [手動分割ボタン](波にスラッシュ)  録音ファイルを次に進めます [録音停止ボタン](黒四角)  録音を停止します [In]  「入力」を設定します。録音中は押せません。 [F]  保存するフォルダを選択します  ファイル名共々、録音中も変更できます。  ファイル名エディットボックス内でも'\'を使うことで  ディレクトリを指定することも出来ます  存在しないディレクトリは自動的に作成します [準備]  準備状態の設定、解除  入力デバイスから音を取り出す状態にします  レベルバーが動き出します  設定時はステータスディスプレイに READY が点灯します [Timer]  タイマー予約録音の設定と解除  設定するときに設定用のダイアログが開きます。  設定時はステータスディスプレイに TIMER が点灯し  通常録音が出来なくなります  タイマー状態で終了した場合、次回起動時はタイマー状態で起動します  設定後、自動的に開くSleepダイアログで、録音時間を設定してください  ◆Timerダイアログ   ▼日付指定    日付を指定して、一回だけ予約します   ▼曜日指定    曜日を指定して、予約します   ▼時刻    録音開始する時刻を指定します  ちなみに、仕様上、指定できる日時限界は  2038年 1月 18日 19時 14分 07秒  までです [Split]  分割の設定、解除  設定するときに設定用のダイアログが開きます。  無音分割設定時は S が、時間分割設定時は T が  SPLIT と共にステータスディスプレイに点灯します  ◆Splitダイアログ   ▼一定時間で分割    現在のファイルに録音開始してから、設定した時間になると    現在のファイルを閉じて次のファイルに録音を開始します。   ▼無音部分で分割    現在のファイルに録音開始してからの時間が、「判定開始時間」を過ぎていて、    最大レベルが「無音音量」以下の状態が「無音時間」(バッファ数で決定)続くと    無音部分と判断し、そこでファイルを閉じて新しいファイルを作ります。    無音部分はファイルの後ろに残ります。    複数の設定を使う場合、「1st」から判定開始時間が来るようにしてください。 [Sleep]  録音時間の設定、解除  設定するときに設定用のダイアログが開きます。  設定時はステータスディスプレイに SLEEP が点灯し、横に残り時間が表示されます  ◆Sleepダイアログ   録音する時間を設定します   下に、現在の録音設定での必要容量と、   ファイルを保存するドライブの空き容量が表示されるので、参考にしてください。   録音していないときはカウントダウンをしません   ▼初期値に設定    現在の値を初期値として保存します   ▼完了後 >>    録音から設定時間が経過しスリープが完了したときの    動作を選択するダイアログを開きます    ◇録音停止     録音停止だけします    ◇準備解除     録音を停止し、準備も解除します    ◇終了     STSREC自体を終了します    ◇コマンド実行     指定したコマンドを実行します   ▼起動時にSleep On    起動時に初期値でSleepを設定します [設定]  いろいろな設定をします [終了]  終了します ◆レベルディスプレイ(左)  準備が整っていれば、入力された音量を表示します  レベルディスプレイをダブルクリックすると  数値で表示したり出来ます  Ctrlを押しながらダブルクリックすると、  音量拡大調整ウインドウが開きます。  ▼音量拡大調整ウインドウ   録音音量を自前で拡大します ◆メインディスプレイ(真ん中の下2/3)  基本は  録音ファイル数、現在録音中のファイル名  現在のファイルの録音時間、合計の録音時間  の「ファイル名モード」が表示されています。  ダブルクリックすることにより表示モードを変更できます  「ファイルサイズモード」  現在のファイルのサイズ  一連の録音ファイルの合計サイズ  Sleepの残りサイズ  保存ドライブの空きサイズ  「Splitモード」(Splitが設定されているとき)  時間分割時間  最初の 判定開始時間、無音音量、無音時間  第二の 以下略  最後の 以下略  「Timerモード」(Timer設定中のみ)  予約の種類  録音開始時刻  現在の時刻  残り時間 ◆ステータスディスプレイ(真ん中の上1/3)  現在の状態を表示します ■[設定]による設定 ◆入力  ▼デバイス   入力するデバイスを選択します  ▼周波数   サンプリングレートを選択します   右下のは自由選択です  ▼チャンネル   録音するチャンネル数を選択します  ▼分解能   1サンプルの分解能を選択します  ▼バッファ   録音バッファのサイズと数を決定します。   サイズはサンプル数で入力、これが録音する長さの基本単位です。   小さいほどいろいろ細かく処理できますが   スルー再生が正常にできなくなったり、録音にノイズが載りますので程々に。   [計算]を押すと現在の設定での秒数とByteサイズが表示されます。   1秒(現在のサンプリングレート)から割り切れるとき、秒数が分数表記になります   バッファの数は、バッファサイズが小さいときは、多めにしておいた方が無難です ◆保存  ▼ファイル名の処理   連番 ファイル名の最後に連番を追加します   カスタム 特殊記号を使ってファイル名を作ります、以下のものが使えます %Y 四桁の年 %y 二桁の年 %m 月(01-12) %d 日(01-31) %H 時間(00-23) %h 時間(01-12) %M 分(00-59) %S 秒(00-59) %p AM or PM %w 週の名前3文字 (Sun) %W 週の名前 (Sunday) %n 2桁ファイル連番(最初は01) %N 3桁ファイル連番(最初は001) %% '%'そのもの  ▼ファイル完成後コマンド実行   録音したWavファイルに対して何かしたいときに使います   コマンドラインオプションは下のテキストボックスに入れてください   以下の特殊記号が使えます %F フルパスファイル名、%p%f%eと同等です %P or %p ファイル名抜きのパス、最後に'\'がついています %f 拡張子を抜いたファイル名 %E or %e 拡張子、まあ .WAV 固定なんだが %% '%'そのもの   コマンドライン全体で最大1023Byteまで対応していますが、   エラーチェックはしてませんので、一応長くなりすぎないよう気をつけましょう。   問答無用で、アイドルプライオリティで起動します   「隠」をチェックすることで最小化状態で起動します。  ▼初期フォルダ&ファイル名   起動時の初期フォルダとファイル名を決定します  ▼同一ファイル名の処理   ◇文字を追加    ファイル名の前か後ろに1文字追加します   ◇連番追加    ファイル名の後ろに連番を追加します    ?の部分に数字が入ります    ?の前に2文字、後に1文字、好きな文字を設定できます   ◇上書き    上書きできるなら上書きします ◆画面  ▼タイトル   ウインドウのタイトルです。   ◇Iniファイル名    使用しているIniファイル名をタイトルに表示します。   ◇録音ファイル名    現在の録音ファイル数と、    現在録音している(していないときは、録音することになる)ファイル名を    タイトルに表示します。   ◇時間表示    録音時間を表示します    ▽ファイル時間     現在のファイルに録音している時間を表示します     Iniファイル名表示の場合、横に録音ファイル数が付きます    ▽合計時間     録音開始からの合計録音時間を表示します  ▼ウインドウ   ◇最前面    ウインドウを最前面ウインドウにします。   ◇タスクトレイ    タスクトレイにアイコンを表示します    ▽最小化時     最小化時にタスクトレイにアイコン表示をし、     タスクバーから消えます。    ▽常時     常時タスクバーにアイコンを表示します。     最小化時もタスクバーからは消えません。  ▼画面更新間隔   表示を更新する間隔です。   ミリ秒単位で指定します。   0を指定すると、現バッファサイズにおける、ほぼ最速になります。  ▼Max表示時間   レベルディスプレイの最大値表示の維持時間を設定します。   設定する値は画面更新の回数です。 ◆出力  ▼出力デバイス   スルー再生で出力するデバイスを選択します  ▼バッファの数   再生に使うバッファの数を選択します  ▼再生開始時にディレイを掛ける   再生が音飛びするときに設定すると解消されるかも? ◆スレッド  ▼表面スレッド優先順位   画面の更新や、操作のスレッドの優先順位を設定します。   相対的に録音スレッドの優先順位を上げるために、   優先順位を下げることができます。  ▼録音スレッド優先順位   録音用スレッドの優先順位を設定します   高くすると音飛びしにくくなるかもしれません。   ただ、TIME_CRITICALに設定するのは、ちょっと危険なのであまりお勧めはしません。   連続してファイルを作る処理をしたとき(無音に対して開始時間0の無音判定分割をしたときなど)、   フリーズしたようにWindows全体の処理が重くなったことがあります。 ◆その他  ▼メニュー項目   右クリックメニューに表示する、単独設定メニュー項目を選択できます。   [全部]を押すとすべて選択、すべて解除が出来ます。  ▼起動オプション   起動時に設定しておく状態を選択します  ▼入力モニター精度   録音したバッファの最大音量をチェックする際の精度を決定します。   サンプルをn個とばしでチェック、0で完全に調べます ■右クリックメニュー  ボタンやテキストボックスじゃない所で右クリックするとメニューが表示されます  ▼Split   Split設定画面を開きます。  ▼Sleep   Sleep設定画面を開きます。  ▼最前面   最前面設定を変更します。  ▼最小化   最小化します。  ▼個別設定   「その他」の「メニュー項目」で指定したメニュー項目が並びます。   個別に設定画面を開きます。  ▼設定   設定画面を開きます。  ▼終了   STSRECを終了します。 ■タスクトレイ  タスクトレイに表示されているアイコンに対しては、  左クリックでウインドウを表示、  右クリックでメニューを表示します。  ▼タスクトレイ時の右クリックメニュー   通常画面のボタンと、そのまま対応しています。   「出る」でウインドウを表示させます。 ■コマンドラインオプション  -r で起動後即録音  ".ini"で終わる文字列があればそれを設定ファイルとして使います  そうでない文字列は設定ファイル内のセクション名として使われます ■補足  入力のバッファサイズのテキストボックスでは四則演算が出来るらしい