HSPLetについて

HSPをJava仮想マシン上で動かすにあたり、知っておいた方がよい事を書いておきます。


HSPLet実行の要素

Javaを埋めこむ、appletという要素を使います。ですがこの要素は実は現在非推奨の要素になっており、 かわりにobjectという要素が推奨されています。 このobject要素をサポートしているブラウザは、 Internet Explorer 6、Netscape 6/7 (Mozilla)、Opera 6、Netscape Communicator (Navigator) 4.x (Java Plugin 使用中は不可)、等です。おそらくIE4/5も大丈夫だと思います。

HTML4.01に従うならobject要素にすべきですが、ちょっと難しくなるので今はまだapplet要素でも良いでしょう。

要素の説明

<applet code="(実行クラスファイル名)" codebase="基準となるディレクトリ。省略の場合はこのHTMLファイルと同じ" archive="JARファイル名。つまりZip形式圧縮ファイルの事" height="高さ" width="幅" alt="アプレットが実行できなかった時に表示される(NS6/7)">
<param name="アプレットに渡すデータの名前" value="アプレットに渡すデータ" >
代替テキスト。applet要素を読み込めない環境(無効にしているなど)で表示されます。(IE6、Opera6、NN4)
</applet>

alt属性と代替テキストを両方指定すると、どちらを表示するか判断がつかないのでよくないそうです。IEはalt属性を使ってくれないようなので、代替テキストにしておけばよいでしょう。

applet要素が使えない環境も数多くあるので、代替テキストは書くようにしましょう。

Java仮想マシンの安全性の問題

古いブラウザのJVM(Java仮想マシン)には、ローカルのファイルを読み取れてしまう重大な安全上のバグが存在します。HSPLetでは多分不可能なので大丈夫でしょうが、Java使用ページには修正プログラムを入れるように促す文を入れておくのも良いかもしれません。

問題があるバージョン