新歓:サークルと花見

これ以後お勧めできない文章が続いております。これは正直に私が感じた事で、何らかの参考にはなるのかもしれませんが、この文章によってあなたの心に何らかの偏見や、それによる何らかのトラブルが発生してしまっても 全ては自己責任である事を御了承の上で、それでも読むという方のみお読み下さい。戻る方はお戻り下さい


二千二年四月十二日、テニスサークルの花見とやらに行った。既に葉桜となっており、花見ではなかったが。友人らに誘われるがままに説明を訊きに行ったのだ。

ボクは別にテニスに興味があった訳でもなく、ただ何となく、サークルに入るなら誰かと一緒がいいなと思っていた。

取り敢えず説明を訊いたのちは、無論飲み会へと移行した。…友人らは飲んでいたし、断るのも悪いかと思い、状況に飲まれて飲んでしまった。…今迄飲んだ事なかったのに。

サークルの人々は何やらわいわい騒いでいた。友人らもちょっと乗り気で楽しんでいた。でもボクは本気で気乗りできなかった。何か、嫌だった。実際やっている事はアホらしい事ばかり…酔えない。と言うより、覚めた。今迄から。

何をしているのだろうか。そして、この人達は何故騒いでいるのだろうか。お酒という物の力を借りなければ、他人と馴れ合う事も楽しむ事も出来ないのだろうか。…この状況が、何か悲しい、と言うより哀れにも思えてきた。全然、その場に居たいとも思わなかった。

何も考えていない、考える事の出来なくなった自分を戒めた。