Vim6.4 Tips for me

 古きviユーザーだってvimdiffやfoldingを使ってみたい。古い奴ほど新しい物を欲しがるものでございます。けれども設定が満漢全席でターイヘン。vimオタクになる精力もないのに。あちこちから掻き集めてみました。



"まず、みてくれをvi並にしましょう。メニューなんか消しちゃえ。
set laststatus=0 cmdheight=1 "guioptions-=T guioptions-=m

"カーソルは黒だろ  緑なんて変態だろ
highlight Cursor gui=NONE guifg=bg guibg=fg
highlight lCursor gui=NONE guifg=bg guibg=fg

"つぎにフォントサイズを8に。サイズはお好みですね。
set guifont=MS_ゴシック:h8:cSHIFTJIS linespace=0

"起動時最大化画面にして     15インチCRTで悪かったな
autocmd GUIEnter * simalt ~x

"どうして挿入モード明けの<esc>でエラーでもないのにbeepが鳴るのでしょうか、変態だ。消しましょう。
set vb t_vb=
"エラーのときも鳴らなくなるけど ;^^) 挿入明けのbellだけ消したいのにダサイ。


"かな漢字変換IMのモードは保存しないよ。
inoremap <silent> <esc> <esc>:set iminsert=0<cr>"インサートモード時のIMの状態を保存しない
set imsearch=1                  "検索モード時のIMの状態を保存しない

"検索文字のハイライト消すをキーマップして。 時としてウザくて。
map <F11> :noh<cr>
"コマンド行での貼り付けはCTRL-R*   どうして右クリックが使えないの? 変態かっ。
map! <F12> <C-R>*
"メニュー見たいとき用に
map <F5> :set guioptions+=T guioptions+=m<cr>| map <S-F5> :set guioptions-=T guioptions-=m<cr>


以上をgvimrcのケツに書き加えればOK。  ほーら、もういつものviだよ、恐くないよ。


 あと背景色をちょっと変更したいだけなのに、やれスキーマだのスクリプトだの言われても困りますが。 よくわからないけど、背景色の設定はかなりエグイらしい。単簡でない。詳細説明ないし。
:highlight で見れるデータはどうしろというのでしょうか。

runtime/colorsディレのmorning.vimファイルをコピーしてmorning2.vimを作って修正しましょう。
Normal,Constant,Specialの各行のguibgを変えましょう。
背景色をもっと濃いgreyにする場合は、各行こんなかんじにguibgを変更。
hi Normal ctermfg=Black ctermbg=LightGrey guifg=Black guibg=grey90
hi Constant term=underline ctermfg=DarkRed guifg=Magenta guibg=grey95
hi Special term=bold ctermfg=DarkMagenta guifg=SlateBlue guibg=grey95
        ↓
hi Normal ctermfg=Black ctermbg=LightGrey guifg=Black guibg=grey75
hi Constant term=underline ctermfg=DarkRed guifg=Magenta guibg=grey80
hi Special term=bold ctermfg=DarkMagenta guifg=SlateBlue guibg=grey80

よくわからんがgreyの次にある数字が濃さを指定する数字らしいーーーー。
数値が小さいほど濃くなるらしい。ファイル書きこんでからvimで
:colorscheme morning2
またはこれをgvimrcのケツに書き加えてもOK。 まーこんなもんでしょ。
(15インチCRTで画面サイズを1024x768にすると色が全般に薄くなっちゃうだよ。)


 しかし設定が大変になりました。helpも昔のは覚え書き程度の一覧だったのに。辿り着くに一苦労で。
なんでもできるようになっただけ、それに比例してさらに取っ付き難く初心者は言うに及ばず、経験者さえ訳ワカメです。初心者だったらカーソルが緑色してるだけで逃げ出すでしょう。とはいえ一度自分好みに設定できればこんなにいいエディターは無いんだけれど。デフォルトでカーソルが緑色なんて見たことがな・・・、あ、あるな、はるか昔に端末のCRTが黒地に深緑文字ってのは割とよくあったっような。打ち間違えるとブォーって唸ってたようなのが、怪物か。

 cygwinの上で走らすのはまだるこしいってんで、スクリプトまで自前装備かよっ!
選択項目のメニューになぜ現在選択されている項目がチェックされてないのでしょうか。

 普段はvim3j21aつこうてます。機能劣りますが充分です。windows上でvi使えるだけでもう。ユーザーインターフェースの設計思想はこちらのが好きです。たとえばvim3j21aだとメニュー表示を消しておいてもタイトルバーを右クリックすればすべてのメニューが引っ張り出せるし、コマンド行でも右クリック使えるし。こっちの設計思想のがごく普通なのだが、現在のvim開発者にこのセンスが足りてないのが至極残念であることよ。いやしかしvimdiffとかfoldingとかゴリゴリ作っちゃうパワーには感心しきりであります。


 いつも未完のVim日本語ドキュメントはruntime/doc下に上書きコピーしてはみたけれど、
 ヘルプ膨大で、結局ググったり、Vim日本語ドキュメント下を直接grepしたほうが早い。(´・ω・`)
あと、つまんないことだけどwindowsの画面操作で画面最大化する[Alt][Space]xをやるとき微妙に変で。 しかも既に最大化されてるときに、この操作をすると x が1文字削除に効いちゃうんだなぁ。困るなぁ。(^^;
 仕方ないから nmap <m-space>x :<backspace> などと無効化して逃げたりします。windowsのメモ帳とかほかのアプリだとこのxキー無視してくれるんだけどなぁ。あと終了用に
map <m-space>c :q<cr> は問題ないね。
 <F10>になにかマップすると中途半端にwindowsのプログラムのメニューバーをアクティブにするに反応するから使わない事にしようっと。もう調べるの面倒くさいよ。すべからくアプリは騙し騙し使うのが吉だんべ。



 さぁこれでやっとこvimdiffやfoldingを試せるぞーー。      ∩( ・ω・)∩

 

 そそくさとvimdiffを試そうと思ったら、cygwinかなにかのdiffコマンドが別途必要なのでした。マニアルにはそんなことは一言しか書いてないので、セットされてるとばかり誰もが思うであろう。勘違いするのが普通である。なんだアホくさ。

⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 

 

 こどものころに妖しげな露天商で手品の道具を買って、そそくさと帰って袋を開けたら粗末な道具しか入ってなかったくらいに悲しい。

 diff for win32でググッたらありますたー。