日記
−プログラマはナマモノだ−
10月21日:上級システムアドミニストレータ試験を受けた。受験申込者は27人、受験者は14人だった。全員男だった。雰囲気が暗かった。
午前試験は予想に反してよくできた。午後1試験もまあまあできた。が、午後2試験は力不足を痛いほど思い知らされた。
帰りにC++の本を買った。やっぱり定職につくにはHSPよりもVisual C++のほうがよさそうだから。
10月22日:テックウィンに投稿する予定のプログラムを作らなければならないのだが、全然やる気が起きない。
すでにソースは1,200行、43キロバイトを超えている。自分にはかなり荷の重いプログラムになってしまっていて、
正直、手をつけるのがおっくうなのだ。
やはりプログラムは、アイディアがわいてやる気が出てきた時に一気にやってしまうのがよいと思った。
10月24日:『ドキュメント・カウンター』をバージョンアップ。2時間ほどで終わった。クリアボタンなんか数分でできた。もっと早くやっとけよ。
しかし新構想の画像回転プログラムは、HSPの仕様とそれに対応できない自分の力量不足により挫折した。
風呂に入りながらプログラムについて考えていたら、ふとこのサイトの更新頻度が低すぎることに懸念を感じ、
日記を書くことにした。訪問者に読んでもらうためというよりは、サイトが死んでいないことのアピールのためである。
10月25日:日記ページをつくった。名前は思いつきで 『プログラマはナマモノだ』 にした。
こんなに簡単に思いつくとは、自分でもわからないけど多分どこかのマネなのだろう。
これに毛がついたら 『プログラマはナマケモノだ』 になる。これも間違いではあるまい。
昨日バージョンアップした『ドキュメント・カウンター』をまた少し改良した後、同梱のテキストファイルを書いた。
はっきり言って、このテキスト書きは並みのバージョンアップより苦心する作業である。
ここの出来によってユーザーの評価が大きく変わるのは、
専門用語満載のわかりにくいマニュアルで多くの人から批判を受けているパソコン業界を見れば明白である。
パソコン嫌いの人でも読みやすいマニュアルがあったら、どんなにパソコンが普及するだろう。
みんなが願ってるけど全然できない、わかりやすいマニュアルは難しい。
そう思いながら何とか書き上げ、『ドキュメント・カウンター』 ver3.0 をサイトにアップロードした。
10月26日:『ドキュメント・カウンター』 ver3.0 に入れ忘れた機能があったので追加し、サイトにアップロードしなおした。
ベクターにもバージョンアップの申請をした。
テックウィンに投稿予定の例のプログラムにようやく取りかかり始めた。
今日はデザイン関係の修正をした後、字の縁取りをするプログラムのコーディングを開始。
10月28日:『ドキュメント・カウンター』 の同梱テキストを少し書き直した。もうベクターに送った分は直せないけど。
プログラムとは別の用事で画像ファイルをいじっていたのだが、
手作業でやるのが面倒くさくなったので、自動化プログラムを作ることにした。
思ったより簡単にできた。人によっては便利に思ってくれるかもしれない機能なので、
デザインを整えてソフトとして公開することにする。うっ、またマニュアル書かないと・・・
10月29日:昨日思いつきで作ったプログラムは、JPEGやPNG形式での出力ができればかなりまともなソフトになるので、
それを勉強して完成させてから公開することにした。
ついでに、その発展型ソフトも仕様書だけ作った。
最近おろそかになっていたC++の勉強を再開した。
10月30日:引き続きC++の勉強。
プログラムは、一昨日の思いつきプログラムを少し修正しただけ。
10月31日:引き続きC++の勉強。
プログラムは、例の思いつきプログラムの発展型を一通り作った。要は画像の減色処理ソフトである。
しかし、どうも出来上がりがJPEGに似ている気がする。もしそのままだったらまさに徒労である。
本屋へ調べに行った。もちろん立ち読み。何しろ今は無職なのだから。
圧縮の本を見つけて読んでみたが、さっぱりわからなかった。
わからなかったということは、私が作ったのはJPEGではないということだろう。そう判断することにした。
・・とりあえず、性能がまだ実用段階にはほど遠いので、気長に作る予定。
雪鈴工芸