変わりゆく景色の真ん中で 僕はたたずんでいた
時代(とき)に流されていく環境と ぼんやり浮かぶ月
濁って冷たい風が 思い切り僕を打つ
大人になってしまった もうあの頃には戻れない

朧(おぼろ)月は時代の変化を見守り
澄みわたった空は環境の変化を見守った

月に見守られ 遠くへ行こうよ
ありふれた言い訳はいらない
この身体1つで 月の光を浴びて
どこまでも 歩き続けよう

月の光のある方へ…
ツキノヒカリノアルホウヘ…


いつものように夜空見上げて 僕はたたずんでいた
浮かぶ満月にうっすらと 月を隠す雲
「最後の夜空は悪くなかった。」思わず呟く
そして歩き出した もうあの頃には戻れない

心のアルバムには 仲間を刻みつけ
この瞳(め)からは涙がたえず流れ落ちた

月に見守られ 遠くへ行こうよ
ありふれた言い訳はいらない
この身体1つで 月の光を浴びて
どこまでも 歩き続けよう
もし この願いが叶うなら
ずっと ずっと一緒にいたい
でも いつかは別れるべき友
最後には笑って逢えるように

月の光のある方へ…
ツキノヒカリノアルホウヘ…
ツキノヒカリノアルホウヘ…

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