舞い落ちた雪は僕と同じ
気にされることなく時間が過ぎる
ただ違うのは積もる雪と
積もることがない僕

 そんな僕に この世で一人
 たった一人だけ
 気付いてくれた 認めてくれた
 光をくれた人がいた

  「君の歌、すごいよ」と 認めてくれた
  本音はどうだか知らないが 僕はそれで光をもらった
  その優しさを 温かさを与えてくれた
  名前も住み処も教えず消えてった


冬独特の風景を眺めて
過ぎた後悔に別れを告げる
光は僕の弱い部分を
力と詩(ことば)に変えた

 つむいだ詩(ことば) 心に変えて
 たった一人だけ
 光をくれた あなたにこの
 たった一つの 歌を送った

  まるであの 照りつける太陽のように
  凍えた僕に暖かな 力と詩(ことば)を与えてくれた
  この心に 暖かいコートをくれた
  だから僕はあなたのように
  光を与える歌を書きたいな


 全てが光を失くしても
 僕のこの歌だけは
 あなたがくれた 優しさ 光
 温もり 力 自信 詩(ことば)
 全てをまとめて
 光を失くした すべて=@にこの
 ただ一筋の 光を送る 優しい歌


  「君、すごいよ」と他人(ひと)を 認める心がある
  もちろんあなたがくれたもの 僕はそれで力を与える
  この優しさは あなたがくれた光だから
  今度は 僕が光を与えよう
  この命尽きるまで唄おう

  もし今いちど会えるならば
  光をくれた人よ 今 どこに居ますか?

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