春の風に優しく打たれ
花びらが一つ舞い落ちた
虚無感が包み込んできて
涙で花びらが濡れた
花の想いは届かなくて
悔しいけども夢じゃない
指先で触れられただけで
木の枝から舞い落ちる
冷たい地面に横たわって思った
想いを伝えなければよかったのかな
とぅるっとぅー とぅるっとぅー とぅるっとぅー
冷めた地面に横たわって
覚めたくない夢を見た
想いが届いて二人で
同じ道を歩いていた
夢が覚めたらそこは雨で
花びらは濡れてしまった
雨上がりの地面は湿って
とても居心地が悪い
木の枝に帰りたい
今ではこの大地で 横たわったままで
悲しみにくれて歌う 花びらのブルース
とぅるっとぅー とぅるっとぅー とぅるっとぅー
とぅるっとぅー とぅるっとぅー とぅるっとぅー
春が終わり夏を迎えたら
花びらもまた来年
一人ぼっちではぐれたけど
その花びらを拾う指
木の枝の近くの鉄棒
棒の上に置かれた
拾った指は忘れない
想いを伝えたあの人
想い続けてるあの人
冷たい大地を 離れることができた
想いを伝えてよかった 今は後悔しない
とぅるっとぅー とぅるっとぅー とぅるっとぅー
花びらのブルースは ちゃんと伝わってくれた
夏が訪れるけど 思い残すことなんてない
あの人に伝えてよかった
思い残すことなんてない
とぅるっとぅー とぅるっとぅー とぅるっとぅー
とぅるっとぅー とぅるっとぅー とぅるっとぅー
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