君は2月の星の下で
霞んでぼやけた
最後の夜の星を眺めて
その羽を落とした

 時に大事な物を失って
 立ち尽くす背中を見る度に
 落としたものを拾い上げてあげたかった

  さようなら背は向けるけど
  褪せない色を焼き付けた
  君を花と鳥に例えて
  最後の景色に飾り付ける
  君の夢と今日の空 すべてを超えて
  君から見えるように
  虹をかけに行くから


つまづき膝をつく時には
両手を広げて
風をつかんで空を仰ぐ
僕の虹が見える

 君はきっとどこまででも行ける
 空にかかった虹を見るたびに
 大事な物を拾って繋いでいけるから

  勢いは強くつけた方が
  とりあえず長持ちする
  君を風と月に例えて
  最後の空に解き放つ
  色付く空 近付く別れ 未来を映して
  過去を超えて歩ける
  君が今歩いてく


  さようなら背は向けるけど
  褪せない色を焼き付けた
  花鳥風月が出来上がり
  最後の景色に涙流れる
  君と僕らの思いで すべてを超えて
  いつまでも見えるように
  花鳥風月と呼べる
  景色を描きに行くから

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