Palm の LCD コントローラ | ||||||||||||
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■覚書 | ||||||||||||
日本で発売された Palm デバイスのカラー版の LCD コントローラについて調べたものをまとめてみました。 当っているかどうか、保証のかぎりではありませんが…
データシートを取り寄せて、ざっと読んでみると、 なかなかおもしろいことが書いてあったりします。 PalmIIIc/Clie S-500C で使用されている SED1375 は VRAM 80KB を持っているので、 ダブルバッファで画面を更新できそうな感じだったりします。 (WinScreenLock/WinScreenUnlock で、サポートされているようですが。) 縦に画面分割も可能だったり、90 度のハードウェア回転もできて、 何かおもしろいデモが作れそうな感じです。 Prism や m505 で使用されている SED1376 では、さらに、 PinP ができるようです。 MQ-1100 は、ハードウェアで BitBlt(メモリ→スクリーン/オフスクリーン→スクリーン)とライン描画がサポートされているようです。 これも PalmOS の API に用いられているようで、 スクリーンのコピーやライン描画は、 自前で作るより API を使用したほうが速い場合もあるようです。 ウィンドウも 2 つ持てるということで、 これもダブルバッファで画面を更新するといったことができそうです。 ただし、VRAM 256KB ということで、320x320 16bpp だと、 1 つしかウィンドウが持てない感じですが。 | ||||||||||||