2001年7月30日 作成

Using PRC-Tools
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グローバルデータ

アプリケーションの変数は、どこにストアされるかによって 3 つのクラスに 分けられる。関数に対してローカルである自動変数はスタックにストアされ、 関連する関数が呼出されている期間に相当する寿命を持つ。いくつかのデータ は、malloc()MemPtrNew()MemHandleNew() を通じて、ヒープ領域に明示的に確保される。 その寿命は、明示的に解放されるまでである。 リマインダ -- グローバル変数とスタティック変数 -- は、アプリケーション の global data を構成し、アプリケーションの実行期間に相当する 寿命を持つ。

共有ライブラリもグローバルデータを持ちうる。GLib はアプリケーションと 同様に自動的にグローバルを持つ一方、システムライブラリはデフォルトで持っ ていない。しかし、望むなら、手動でライブラリ独自のグローバルをセットアッ プできる。

現在、C++ 仮想テーブルとマルチコードリソースのサポートデータとの両方は、 グローバルデータとしてストアされない。これは、グローバルデータが利用可 能であるときに、これらの機能が使用されるだけであることを意味している。


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