GetReal


説明

ユーザーに、実数を入力させるダイアログを表示します。

 

書式

Object.GetReal(Message,retValue,[DefaultValue=""],[MinValue=""],[MaxValue=""],[RestorePos=0]) As Boolean

引数 説明
Message 入力欄の上に表示するメッセージを指定します。
retValue ユーザーが入力した値が返されます。
DefaultValue 省略可能です。あらかじめ表示させたい値を指定します。
MinValue 省略可能です。入力出来る最小の値を、比較文字+数字で指定します。
↓指定例

"=10"・・・10以上
">10"・・・10より大きい
MaxValue 省略可能です。入力出来る最大の値を、比較文字+数字で指定します。
指定例
"=20"・・・20以下
"<20"・・・20より小さい
RestorePos 省略可能です。省略または0を指定するとダイアログは毎回スクリーンの中央に表示されます。1を指定すると中央に表示されますが、ダイアログを閉じる時にダイアログの位置を保存します。2以上を指定すると前回保存された位置に表示され、ダイアログを閉じる時にダイアログの位置を保存します。

 

戻り値

戻り値 説明
True 正常終了しました。
False キャンセルボタンが押されました。

 

実行

Set Acad=CreateObject("AcadRemocon.Body")
Acad.GetReal "半径を入力",retValue,12.5,"=10","<20"

 

範囲外の値を入力した場合は、下記のようなメッセージが表示されます。