acGetDist
説明
AutoCADのDISTコマンドにより、指示された2点間の距離を計測します。
書式
Object.acGetDist([Message],[OptionString],[retLength],[retAngleXY],[retAngleFromXY],[retDeltaX],[retDeltaY],[retDeltaZ],[retInStrCancel],[NoControlPrec]) As Boolean
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| Message | 省略可能です。指定したメッセージをAutoCADのステータス行に表示します。 |
| OptionString | 省略可能です。DISTコマンドに続けて送る文字列を指定します。例えば"@^M"を指定すると1点目はユーザーが最後に指定した座標になり、2点目の指示から始まります。 |
| retLength | 省略可能です。「長さ」を返す変数を指定します。 |
| retAngleXY | 省略可能です。「XY平面の角度」を返す変数を指定します。 |
| retAngleFromXY | 省略可能です。「XY平面からの角度」を返す変数を指定します。 |
| retDeltaX | 省略可能です。「デルタX」を返す変数を指定します。 |
| retDeltaY | 省略可能です。「デルタY」を返す変数を指定します。 |
| retDeltaZ | 省略可能です。「デルタZ」を返す変数を指定します。 |
| retInStrCancel | 省略可能です。コマンド開始から終了までのヒストリーに"*キャンセル*"が含まれているか否かを返します。 |
| NoControlPrec | 省略可能です。通常は少数部8桁の精度で距離を取得しますが、Trueを指定すると図面の現在の精度で距離を取得します。 |
戻り値
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| True | 正常終了しました。 |
| False | 異常終了しました。エラーの詳しい内容はShowErrorメソッドで確認出来ます。 |
使用例
Set
Acad=CreateObject("AcadRemocon.Body")
Acad.acGetDist "距離を計測","",retLength