acGetPoint
説明
AutoCADのIDコマンドにより、ユーザーが指定した点の座標値を取得します。
書式
Object.acGetPoint([Message],[OptionString],[retX],[retY],[retZ],[retInStrCancel],[NoControlPrec]) As Boolean
| 引数 | 説明 |
|---|---|
| Message | 省略可能です。指定したメッセージをAutoCADのステータス行に表示します。 |
| OptionString | 省略可能です。IDコマンドに続けて送る文字列を指定します。例えば"ENDP^M"を指定すると端点OスナップがONした状態で座標指示が出来ます。 |
| retX | 省略可能です。X座標を返す変数を指定します。 |
| retY | 省略可能です。Y座標を返す変数を指定します。 |
| retZ | 省略可能です。Z座標を返す変数を指定します。 |
| retInStrCancel | 省略可能です。コマンド開始から終了までのヒストリーに"*キャンセル*"が含まれているか否かを返します。 |
| NoControlPrec | 省略可能です。通常は少数部8桁の精度で座標値を取得しますが、Trueを指定すると図面の現在の精度で座標値を取得します。 |
戻り値
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| True | 正常終了しました。 |
| False | 異常終了しました。エラーの詳しい内容はShowErrorメソッドで確認出来ます。 |
使用例
Set
Acad=CreateObject("AcadRemocon.Body")
Acad.acGetPoint "1点目を指示","MIDP^M",retX,retY