dlGetEventBuf
説明
ダイアログのイベントバッファからイベントを1個取り出します。dlWaitEventメソッドと違い、他の処理と平行してイベント処理を行うことが出来ます。
書式
Object.dlGetEventBuf(CtrlName,[CtrlValue],[CtrlListIndex])
引数 | 説明 |
---|---|
CtrlName | イベントが発生したコントロールの名前が返ります。 |
CtrlValue | イベントが発生したコントロールの値が返ります。
テキストボックス・コンボボックスの場合はテキストボックス部の内容が返ります。 ラジオボタンの場合はON/OFF状態がTrue/Falseで返ります。 チェックボックスの場合はチェック有無が1/0で返ります。 リストボックス・ドロップダウンリストの場合は選択されているリスト項目値が返ります。 |
CtrlListIndex | イベントが発生したリストボックス・ドロップダウンリスト・コンボボックスのリスト項目番号が返ります。 |
戻り値
戻り値 | 説明 |
---|---|
True | イベントの取り出しに成功しました。 |
False | イベントバッファは空です。 |
使用例(VBScript)
下記はダイアログをモードレス風に使用するサンプルです。プログラムを実行すると直線を1000本引き始めますが、ダイアログの「中断」ボタンでいつでも中断させることが出来ます。
Dim
Acad
'Acad変数はErサブルーチンでも使うのでここで宣言 |