[2014/03/24] kura software運営終了のお知らせ
この度、kura softwareは諸事情により2014/03/31を持って運営終了とさせていただきます。
2000年からの永きに渡ってご覧いただきありがとうございました。
運営終了に伴い、全ソフトウェアの開発・修正・サポートも終了とします。何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、ソフトウェアの配布につきましては一切を自己責任としてご利用いただくことを前提に、Vector様のサイト並びに跡地として設置したこちらのページからお願い致します。
[2012/12/29] Ajaxplorerの一括DL文字化け対策
かねてから愛用しているブラウザベースの高機能ファイラーAjaxplorerですが、一つだけ問題がありました。
複数のファイルをまとめてzipに圧縮してDLできる機能があるのですが、Windows環境で展開すると日本語が盛大に文字化けするのです。というわけでこれの解決を図ってみました。
そもそもこうなってしまう原因は2つあります。
・PHPのマルチバイト処理モジュール(php-mbstring)が有効になっていない
・Ajaxplorerのzip圧縮モジュール(PclZip)がファイル名情報をUTF-8で格納している
一つ目のマルチバイト処理機能については、追加モジュール(php-mbstring)をインストールしてphp.iniを編集するだけで有効にできます。環境によっては既に有効になっていたり、モジュールは入っていたりするかもしれません。
モジュールインストールはyumで、設定はこちらを参考にするとよいかと思います。
一つ目は軽く流したところで、さて問題は二つ目です。
PclZipはUTF-8でファイル名をzipに格納しているため、基本的にShift-JIS前提のWindowsでは文字化けする。なのでShift-JISで格納するようにすればよい、というのがシナリオです。
しかしAjaxplorerの各種設定を見回してみてもそのような設定項目はありません。なのでソースレベルで変更が必要となります。
Ajaxplorerの構成とソースを軽く見回してみると、PclZipのモジュール自体は↓にありました。
/core/classes/pclzip.lib.php
このファイルの中でファイル名文字列を格納するルーチンを探していくと、2704行目のprivAddFileという関数でzip内にファイルを追加する処理が書かれています。
さらに少し進んで2734行目から下のようなファイルヘッダ情報を設定している箇所があります。
// ----- Set the file properties clearstatcache(); $p_header['version'] = 20; $p_header['version_extracted'] = 10; $p_header['flag'] = 0; $p_header['compression'] = 0; $p_header['crc'] = 0; $p_header['compressed_size'] = 0; $p_header['filename_len'] = strlen($p_filename); $p_header['extra_len'] = 0; $p_header['disk'] = 0; $p_header['internal'] = 0; $p_header['offset'] = 0; $p_header['filename'] = $p_filename; // TBC : Removed $p_header['stored_filename'] = $v_stored_filename; $p_header['stored_filename'] = $p_filedescr['stored_filename']; $p_header['extra'] = ''; $p_header['status'] = 'ok'; $p_header['index'] = -1;
この中でファイル名に関するヘッダ情報、filename、stored_filename、sizeの3か所をphp-mbstringを使ってUTF-8からShift-JISに変換して格納するようにします。なので、この後に次のように書き加えることにします。
$p_header['filename'] = mb_convert_encoding($p_header['filename'], 'SJIS', 'auto'); $p_header['stored_filename'] = mb_convert_encoding($p_header['stored_filename'], 'SJIS', 'auto'); $p_header['filename_len'] = strlen($p_header['filename']);
もちろん直接書き換えてもよいのですが、変更がわかりやすいように一旦$p_headerに格納された物を書き変えることにしました。
ちなみに、本来はこの後にファイル名に使えない文字列が無いかチェックしたりする処理もあって、実際はその処理も考慮した上で後に書いた方がよいのですが、私の利用シーンでは起こりえないので省略しました。
ここまで変更した上でhttpdを再起動して設定を反映させると、こんな感じに文字化けしなくなります。
ちなみにWindows上で使われる事を前提としていましたが、Linux上のunzipでも文字化けはしなかったので、unzipはファイル名がUTF-8、Shift-JISのどちらでもよいようです。
[2012/12/10] Wine上でJavaを動かす
この手の路線で行くと決めたのでまた続きます。
前回、四苦八苦してLinuxでWindowsのexeは動くようになったものの、使いたいツール群の中には何故か一つだけJava製の物があってexeから呼ばれる仕様になっているので、Wine上でJavaを動かさなくてはならなくなりました。
exeから呼び出すなんて変態な事してなければ単純にLinux上で動かせるんですがね・・・
Wine上でJavaを動かす方法は調べてみると実は簡単で、ここからWindows版のJREのオフラインパッケージをダウンロードしてきて
$ wine jre-6u37-windows-i586.exe
とするだけで見慣れたWindows用インストーラが立ち上がって、Wine上にインストールできます。
私は念のためパッケージをC:\に相当する.wine/drive_c/に置きましたが、どこでもいい気はします。
ちなみに、インストール後に後ろのターミナルを覗くと私の場合はこういうメッセージが出ていました。
fixme:wininet:InternetLockRequestFile STUB fixme:storage:create_storagefile Storage share mode not implemented. err:rpc:I_RpcGetBuffer no binding err:rpc:I_RpcGetBuffer no binding err:ole:CoFreeUnusedLibrariesEx apartment not initialised fixme:advapi:CreateProcessAsUserA 0x12c (null) "\"C:\\Program Files (x86)\\Java\\jre6\\bin\\jqs.exe\" -register -config \"C:\\Program Files (x86)\\Java\\jre6\\lib\\deploy\\jqs\\jqs.conf\"" (nil) (nil) 0 0x08000008 (nil) (null) 0x6d3be8 0x6d3c2c - stub Loading classes to share ... done. Rewriting and unlinking classes ... done. Calculating hash values for String objects .. done. Calculating fingerprints ... done. Removing unshareable information ... done. Moving pre-ordered read-only objects to shared space at 0x5a770000 ... done. Moving read-only objects to shared space at 0x5ab14f78 ... done. Moving common symbols to shared space at 0x5ab16bc0 ... done. Moving remaining symbols to shared space at 0x5abc7178 ... done. Moving string char arrays to shared space at 0x5abc85b0 ... done. Moving additional symbols to shared space at 0x5ac4af40 ... done. Read-only space ends at 0x5aca0500, 5440768 bytes. Moving pre-ordered read-write objects to shared space at 0x5b170000 ... done. Moving read-write objects to shared space at 0x5b7934a0 ... done. Moving String objects to shared space at 0x5b7cf560 ... done. Read-write space ends at 0x5b80bd40, 6929728 bytes. Updating references to shared objects ... done. fixme:wmic:wmain stub: L"WMIC" L"computersystem" L"get" L"model" fixme:wmic:wmain stub: L"WMIC" L"computersystem" L"get" L"model" fixme:wmic:wmain stub: L"WMIC" L"computersystem" L"get" L"manufacturer" fixme:wmic:wmain stub: L"WMIC" L"bios" L"get" L"serialnumber" fixme:wmic:wmain stub: L"WMIC" L"cpu" L"get" L"manufacturer" fixme:storage:create_storagefile Storage share mode not implemented. fixme:wininet:CommitUrlCacheEntryInternal entry already in cache - don't know what to do! fixme:wininet:CommitUrlCacheEntryInternal entry already in cache - don't know what to do! fixme:wininet:CommitUrlCacheEntryInternal entry already in cache - don't know what to do! fixme:wininet:CommitUrlCacheEntryInternal entry already in cache - don't know what to do! fixme:wininet:CommitUrlCacheEntryInternal entry already in cache - don't know what to do! fixme:wininet:CommitUrlCacheEntryInternal entry already in cache - don't know what to do!
ぱっと見、致命的なエラーは無いようなのでまぁよしとしましょう。
public class checkOS { public static void main(String[] args) { String osName = System.getProperty("os.name"); System.out.println(osName); } }
この状態でこんなコードをコンパイルして実行したのが最初のスナップショットです。ちゃんとWine上でJavaが動いているのがわかります。
さてここまで来ればもう安心と思ったのもつかの間、Java VMのヒープサイズを増やすパラメータを付加して実行だと思ったらこんなエラーが。
Error occurred during initialization of VM Could not reserve enough space for object heap Could not create the Java virtual machine.
なんと・・・そんなに大量のヒープ領域確保できないよ!と言われてしまいました。
Linux上で動かすと問題はないので、これは本当に1,024MBのヒープ領域を確保できないほど空き領域が逼迫しているわけではないです。豪勢に6GBもメモリを使えるVPSですしね。そうなるとWineのプロセスが使えるメモリが少ない・・・?のかと思いきや特に制限はしてないので無制限のはず。
調べてみても有効な策が見つからなかったので、とりあえずはエラーが出なかった-Xmx256mで使う事にします。多分問題ないはず・・・
何か対策が分かれば追って書きます。
[2012/12/08] CentOS6.3 (x86_64) にWineを入れる
前回に引き続いてサーバ関係の話。
仕事の都合でWindows版しか存在しない、とあるアプリケーションをLinux環境で動かす必要が出ました。ソースはあるのでLinux向けに移植してもよかったのですが、結構面倒なので、今回はWineで動かしてみることにしました。
Wineについて詳しくはこちらを見ていただきたいですが、要はWindowsアプリケーションをそのままLinux環境で動かすためのツール群です。
ただしWindowsのエミュレータなのではなく、Windowsの機能をLinuxの機能で模倣してWindowsアプリケーションを誤解させて動かすシミュレータみたいな所でしょうかね、簡単に言うと。
まぁそれはそれとしてWineを使うためには普通h
$ sudo yum install wine $ wine <Windows アプリケーション>
だけで事足りるのですが、サーバのOSがx86_64(64bit)である事が災いしました。wineパッケージにはx86_64版が存在しないのです。なので単にyumでインストールしようとしてもNo Packagesとなってしまいます。
そこでEPELというリポジトリを追加してi686版をインストールする事にします。
$ wget http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/i386/epel-release-6-7.noarch.rpm $ sudo rpm -Uvh epel-release-6-7.noarch.rpm $ sudo yum install wine
恐らくほとんどの環境ではかなりの数の依存パッケージがインストールされるはずですが、x86_64環境にix86のパッケージをインストールすることになるので、物によって衝突が発生します。私の環境ではyumの途中でこんなエラーが出ました。
Transaction Check Error: file /usr/share/doc/libtool-ltdl-2.2.6/COPYING.LIB from install of libtool-ltdl-2.2.6-15.5.el6.i686 conflicts with file from package libtool-ltdl-2.2.6-15.5.el6.x86_64 file /usr/share/doc/libtool-ltdl-2.2.6/README from install of libtool-ltdl-2.2.6-15.5.el6.i686 conflicts with file from package libtool-ltdl-2.2.6-15.5.el6.x86_64
このパッケージについてインストール状況を見てみると
$ sudo yum list installed | grep libtool-ltdl.x86_64 libtool-ltdl.x86_64 2.2.6-15.5.el6 @PSA_10_4_4-thirdparty
という具合で確かにx86_64版が入っています。
既存のパッケージを一旦アンインストールしてアーキテクチャを指定しないでインストールすると上手い具合に(?)依存関係を解決してインストールしてくれる事もあるようなのですが、このパッケージについてはPSA・・・となっていて、サーバに入れているPLESKの依存モジュールをあらかた消してしまおうとするのでできませんでした。
ただ、衝突しているファイルはエラーメッセージを見る限りはREADMEとGNUのライセンスのテキストファイルだけのようなので、今回はrpmから強制的にインストールすることにしました。
$ /usr/bin/yumdownloader libtool-ltdl.i686 $ sudo rpm -Uvh --force libtool-ltdl-2.2.6-15.5.el6.i686.rpm $ yum list installed | grep libtool-ltdl libtool-ltdl.i686 2.2.6-15.5.el6 installed libtool-ltdl.x86_64 2.2.6-15.5.el6 @PSA_10_4_4-thirdparty
–forceで強制インストールする事で一応入りました。ちなみにyumdownloaderはyum-utilsパッケージの中の一つです。 これで改めてwineをインストールすると完了です。
しかしここでwineでWindowsアプリケーションを動かしてみるとこんな感じに警告が表示されてしまいます。
ここで動かしたいのはコンソールアプリケーションなのですが、WineはX Window Systemが動いていないとダメなようです。でもよく見るとアプリケーション自体は動いているようでもあります。なのでこのままでもいいと言えばいいのですが、せっかくなのでXも入れてみます。
豪華なデスクトップ環境は不要なので、ウインドウマネージャはtwmにしました。一緒にVNCサーバもインストールします。
$ sudo yum install xterm twm tigervnc-server
ここでも大量の依存モジュールがインストールされますが、x86_64版が入るので大きな問題はないはずです。
インストールが完了したら、VNCサーバの設定をして起動します。
$ sudo vi /etc/sysconfig/vncservers VNCSERVERS="1:<VNC接続するユーザ名>" VNCSERVERARGS[1]="-geometry 1024x768 -nolisten tcp" $ su <VNC接続するユーザ> $ vncpasswd $ sudo /etc/init.d/vncserver start
Windows側にはVNCクライアントを入れます。私はUltr@VNCにしました。
後は接続先を入れてConnectionを押し、先ほどのユーザ名とパスワードでtwmのX画面が表示されるはずです。iptablesでFW運用している場合は5901番を開けておく必要があります。
この状態でX termを開いてwineで実行するとエラーなくWindowsアプリケーションが動きました。冒頭のスナップショットですね。
ちなみにVNCのX下で諸々作業したいと思っている場合は、上記の設定だけだとセキュリティ的にかなり筒抜けなので、適宜検索して設定してください。ポート番号を変えるとか、SSHトンネリングするとかが必要みたいです。
というわけで予想外に色々ありましたが、 当初の目的は果たすことができました。
Wine自体は昔から知っていたのですが、いつの間にか結構進化してたのですね・・・普通に動いたりするゲームもあるらしいです。
ちなみにwinemineとして実行するとマインスイーパみたいな物が動きます。
[2012/11/10] CentOS6.3 (x86_64) にMCryptを入れてAjaXplorerを動かす
AjaXplorerというリッチなUIを持ったブラウザベースのファイラーがあるのですが、これが中々高機能で便利なので最近仕事周りで多用しています。
それをCentOS6.0(x86_64)で動かそうとしたときにプチはまりしたのでメモとして残しておきます。
発端は会社で新しく手配した、CentOS 6.0(x86_64)なGMOのVPSサーバにAjaXplorerを入れようとした事です。
このVPS、最初からLAMPPのような環境を予め構築済みで提供してくれるという特徴があるのですが、入っていたphpが5.3.3でした。
AjaXplorerは最初に立ち上げたときにDiagでモジュールのチェックをしてくれるのですが、MCryptというモジュールが入っておらず、普通は
yum install php mcrypt libmcrypt-devel
でインストールしてApache再起動で解決できるのですが、php5.3にはこのパッケージがどちらも提供されていません。
この場合、対策は2つあって
・野良リポジトリをyumに追加する
・ソースを入手して自分でビルド・インストールする
となります。
実は以前にも>php5.3な環境にAjaXplorerを設定したときに同じ問題にぶつかって、その時は野良リポジトリをyumに追加して解決したのですが、今回のサーバは外向けにもちょっと使うものなので、野良は止めておこうかなと思い、自分でビルドしてみることにしました。
というわけで入っているバージョンに一致するphpのソースをこちらからDLしてきて展開し、こんな感じの手順でmcryptをビルド・インストールします。
ただ、途中でphpizeが入っていなかったのでyumでインストールしました。パッケージはphp-develです。
wget http://museum.php.net/php5/php-5.3.3.tar.gz tar zxvf php-5.3.3.tar.gz cd php-5.3.3/ext/mcrypt phpize aclocal ./configure make sudo make install
ところが途中、./configureしたところでまずCコンパイラが入っていないと言われました。Cコンパイラすら入っていなかったのか・・・
これはyumでgccをインストールするだけのはずだったのですが、何故かglibc-commonの依存関係解決でエラーとなりました。思いつく原因が無かったので、とりあえずyum updateしてみたら直りました。
その上で再度./configureしてみると
configure: error: mcrypt.h not found. Please reinstall libmcrypt.
となってしまいました。どうもmcryptのビルドに必要なヘッダ類も入っていないようです。libmcryptについては、ここら辺からlibmcrypt-develをDLしてきてインストールします。
wget http://pkgs.repoforge.org/libmcrypt/libmcrypt-devel-2.5.7-1.2.el6.rf.x86_64.rpm sudo rpm -ivh libmcrypt-devel-2.5.7-1.2.el6.rf.x86_64.rpm
とここまで来て先ほどのビルド・インストール手順をもう一度行い、php.iniにextension=mcrypt.soを追記してApacheを再起動すると完了です。
ちなみにDiagにServer charset encodingのWARNINGが残る場合は、AjaXplorerを展開した先のconf/bootstrap_conf.phpの先頭の方をこんな感じに編集すると取れます。
/* * If you have a charset warning, or problems displaying filenames with accented characters, * check your system locale and set it in the form lang_country.charset * Example : fr_FR.UTF-8, fr_FR.ISO-8859-1, fr_FR.CP1252 (windows), en_EN.UTF-8, etc. * * Windows users may define an empty string * define("AJXP_LOCALE", ""); */ //define("AJXP_LOCALE", "en_EN.UTF-8"); define("AJXP_LOCALE", "ja_JP.UTF-8");
AjaXplorerは単純にローカルのファイルを読み書きできるだけでなく、FTP、WebDAV、MySQLとかとの連携もできたり、権限管理もできたりと中々よさ気なツールです。
[2012/09/02] なつまち聖地巡礼してきた
お盆明けの話になるのですが、「なつまち」こと「あの夏で待ってる」の聖地巡礼をしてきました。
Twitterではリアルタイムでつぶやいてましたが、せっかくというか結局また放置に戻っていたこちらの方でもまとめておこうかと。
なつまちの舞台は長野県でほとんどは小諸市周辺。
聖地巡礼として長野を訪れたのは「おねがい☆ティーチャー」と「おねがい☆ツインズ」で木崎湖や松本周辺に行って以来2回目。長野は周りを山々の自然に囲まれたのどかな感じが個人的に結構気に入っていて、また来たいと思ってもいたので丁度よかったなと。
というわけで関東から関越・上越自動車道を通り、まずは佐久市の佐久平駅へ。
今回、アングルまでぴったり合わせようという努力はしてないので、あーここだなと分かる程度な感じです。
最初、反対側の出口に着いてしまい、あれ?と思いましたが、まさしくそのままの風景でした。駅前に噴水もありましたが使うの止めてるみたいでした。
続いて県道139号線を経由して乙女駅へ。
冒頭に載せたのはこの県道139号線の写真なのですが、先達によると県道139号線で乙女駅へ向かう道中が、よく たんぼ道を駆けているシーンなのだそうです。
うーん・・・確かにそう言われればそういう気もしますが、正直どこなのかわかりません。というかこの辺はずっとこういう風景だし。
というわけで乙女駅とその周辺の舞台。ここは主にOP内のシーンですね。
乙女駅は無人駅なのですけど、券売機があったり電車の本数が意外にけっこうあったり。
桟橋は乙女湖公園。
鯉がすごい一杯いました。乙女駅周辺含めて自然が豊かで静かでいいところです。
続いて小諸方面へ。
まずは懐古園。
ここではそこかしこに「なつまち」のポップやらポスターやらがありました。 ここをメインに来る人が多いという事なんですかね。
んーしかし懐古園の写真を見返してみると、あまりにも適当に撮っていたせいかあまり合致するようなものが無かった・・・結構広いし、予めポイントを抑えておかないと難しかったか。
ここは結構人がたくさんいました。小諸城址であったり、一応動物園と遊園地もあったり。動物園と遊園地はなかなか寂れっぷりが伝わってくる感じでしたが・・・
次は 徒歩で相生町商店街方面へ。
その前に、懐古園を歩き回って喉が渇いたので、有名な休憩スポットの自家焙煎喫茶こもろへ。
店員さんがどう見てもなつまちのコスプレしてたり、あのパスタ、あのサンド、DAINAMAITOドリンクと特徴的なメニューがあるのですが、おいしくコーヒーだけ頂いてきました。
という感じで商店街をぐるっと一回りしてきました。
みはらし庭からの眺めもなかなかよいものです。ここの人に頼むとりのんを入れた撮影もできるみたいですね。でっかいポスターもあったりと、小諸市がんばってますね。
こんな所で大体回りきったので、旅館へ。
小諸市から近場ということで、信州の鎌倉と言われる別所温泉へ今回は行ってきました。泊まったのは別所観光ホテル。
源泉は51℃だそうなのですが、温泉はぬるめでちょうどよい感じ。露天もよい眺めでした。
豪華な食事と地酒飲みくらべを楽しんできました。巡礼途中にちょこちょこと色々食べていたせいか、夕食はちょっと多いかなという気もしましたけど・・・
翌日はそのまま帰る予定だったのですが、少し予定を変えて軽井沢へ行ってみることにしました。
軽井沢にも聖地があるし、「軽井沢」とはどういう所なのかにも興味があったので。
しかしこれが大失敗。
車で国道16号線をずっと行ったのですが、軽井沢に近づくにつれて大渋滞。約60km程だったのですが、3時間近くかかって軽井沢周辺まで来れました。
どうも軽井沢プリンスショッピングプラザという所に行く車で渋滞しているようです。名前からしてセレブな感じしかしません。
そしてここら辺を走っていると、コンビニやガソリンスタンドや警察署でさえも何かオサレな建物になっていて、別世界のよう。
まぁそれはいいとして、旧軽井沢銀座方面へ向けて行ったのですが、どこか適当な所で車を停めようとしたものの、空いてる駐車場はあるものの1000円/回という相場。ここら辺は時間制ではなくて回制のようです。30分停めようと1日停めようと1000円ですか、ほぇー・・・
こりゃ停められないなぁと思いながら、わんさか人がいる銀座方面をパチリしたのがこの写真。この奥の方が聖地のはずですが・・・
そのまま走っていくと閑静な別荘地に行ってしまったようで、まさに閑静というかセレブというか。
この先有料道路と表記があったので、やむなく折り返して結局そのまま帰ってしまいました。まぁ軽井沢は車で来るところではないという事と、雰囲気が分かっただけでよしとしましょう。今後もし来る事があるとしたら電車+自転車がよさ気。貸し自転車もあちこちにあったし。
というわけでなつまち聖地巡礼は終了。
次はどこに行こうかな。
[2012/06/26] さくらんぼ狩りに行ってみた
先週の土曜日、同期・同僚・知り合いの男女4人で山梨へさくらんぼ狩りに行ってきました。
行ってきたのはくぬぎ観光農園というところ。
都内から車で約2時間ちょっとで到着。さくらんぼは物によってはそろそろシーズンも終わりなのですが、かなりの人がいました。完全予約制の所なので、受付してしばし待っていざ園内へ。
ところでさくらんぼ狩りは経験があるかというと、子供の頃におぼろげながら1回行ったような記憶があるので多分2回目。その時は多分実家から近い山形でしょうが、まぁそういう状況なのでほぼ1回目のような感じ。
園内はかなり広くて、佐藤錦やら紅秀峰やら色々な種類のさくらんぼがなっていました。
最初に簡単にもぎ方の説明を受けて40分間のさくらんぼ狩り。つるの部分を持って生えている方向と逆側に持ち上げるようにすると簡単に取れるんだそうで、これは知りませんでした。あと来年の新芽は傷つけないようにとの注意。
とりあえず近いところから見回してみるも、遅い時期に来たせいか低い位置はやはりあまりなくて、高い位置 が多かったので脚立で登って取る事にしました。
ただ高い位置の方がよく日が当たるからなのか、それともあまり触られないからなのか熟れていて大ぶりの物が多くて美味しく、 豊富な種類もこれほど味に差が出る物かと食べ比べしたりで楽しかったです。
40分って短いかなと思ったのですが、実際やってみると短くも長くもなく丁度よい感じ。
あとはさくらんぼついでに山梨という事でほうとうを食べてみたり、他にもいくつか寄ってみたりと小旅行して満足。
次はどこに行こうか・・・
[2012/06/17] HP MicroServerのSSD化とHD(AFT)交換 その2
以前、この記事でやったMicroServerのSSD換装で、マウンタのねじ穴が合わないということでSSDを串刺し状態にしていました。
ちょっと気持ち悪いとは思いつつもしょうがないと思っていたのですが、ねじ穴とSATAコネクタの位置が3.5インチHDDとぴったり同じという2.5インチ→3.5インチ変換ケースを見つけたので、試してみることにしました。
物は←でMVKとかいうところのHD25C35-U3BKという物。製品ページが見当たらないので紹介記事はこちらで。
まずはケース外観をHDDと比べてみました。
サイズが同じなのはまぁ当然として 、側面・背面とも確かにねじ穴と位置はすっかり同じ。SATAコネクタの位置も全く同じ。ケース周辺に変な突起も無いので全く同じ寸法。
これこれ、まさにこういう製品を探していましたよ!何で今まで無かったのかな・・・?
ちなみにこのケース、単なるマウンタではなくて一応外付けケースとしても使えるらしく、SATAコネクタの横にUSB3.0ポートがあります。今回はマウンタとしてだけ使いますけども、緊急時にも役立ちそう。
実際にMicroServerの純正マウンタに入れてみた図。
何の問題も無くぴったり収まりました。
さらに一つ驚いたのが、このケースは上部をスライドさせて開ける構造になっているのですが、そのスライドさせる溝が純正マウンタの作りとたまたまピタリ一致!完全にマウンタに取り付けた状態でも開け閉めができてしまいました。しかも丁度USB3.0ポートも隠れるようになったり。
余りにも色々ぴったり過ぎて、まるで純正オプションみたいな感じです。
というわけで、このケースを使うとMicroServerのSSD化も問題なくできるということで気持ちよく片つきました。
[2012/06/07] サイトが少し死んでました
この2つ前の投稿で書いてはいたのですが、今日未明にVPSサーバのメンテナンスがありました。
おかげでメモリが増えたのですが、その後~20時くらいまでサイトが死んでました。
そういえばApacheを自動起動にしてなかったから死んだままなのかと思って立ち上げようとしたのが↑の画像なのですが、何故か立ち上がらず。
調べてみると、どうも他に80番ポートを使っているソフトがあるとこうなるらしく、調べてみるといました。というわけでそいつらをkillして無事起動。
Apacheが正常終了されないとこうなるみたいです。
ところでこいつら何なんだろう・・・?
[2012/06/03] テーマを変更しました
前のテーマがちょっと見にくいと思っていたので、WebクリエイターボックスというところのNew Worldという物に変えてみました。
Operaでメニューの表示が若干崩れるとか問題はちょっとあるのですが、とりあえずしばらくはこれにしとこうかと思います。
ところで前のテーマはWordPressのダッシュボードからテーマを検索していって選んだものだったのですが、 そもそも日本語ローカライズされていないのが見にくさの原因の一つでもあると思ったので、今回は普通にGoogleで検索していってよさげなのを探してみました。
しかしサンプル画像を見るとよさ気に見える物でも、実際に自分のサイトに適用してみると何か感じが違って見えたりと難しいもんです。
あとの残る課題はコンテンツが古いままな事・・・
あ、そういえばいつからかTwitterの自己紹介欄に「kura.sytes.net」って入れると「Url contains malware」って怒られてしまう 状態になってしまいました。
どうも「sytes」がダメなようで、「syte」だとOKでした。何だかなぁ・・・今のところ入らないものはどうしようも無いのですけども、何とかしてほしいところ。
[2012/05/23] サイトメンテナンスのお知らせ
kura softwareが利用しているVPSサーバのメンテナンスのため、下記日時の間アクセスできなくなります。
2012/6/7(木) AM3:30 ~ AM4:50
予めよろしくお願いいたします。ところで今のWordPressテーマ はどうも見にくい気がするのでその内変えようかと思います。
[2012/05/13] HP MicroServerのSSD化とHD(AFT)交換 その1
そもそもの始まりは→の画像なのですが、私が家で個人的にファイルサーバとして運用しているhp ProLiant MicroServerの中のHDの1台がS.M.A.R.T.で注意となってしまいました。
HDが短寿命なのは知っていますが、まだ買って一年くらいのはずなのにもうダメなのかなぁ・・・と思いつつ、このままでは不安すぎるので交換することにしました。
MicroServerは4台のHDを入れることができて、今のディスク構成はこんな感じです。
ディスク1 hp純正 160GB システム用
ディスク2 WD20EARS 2TB データ用
ディスク3 WD20EARS 2TB データ用
ディスク4 WD20EARS 2TB データ用
このディスク4が壊れました。
最初は単純に今の同等機種のWD20EARXと交換するだけにしようかと思ったのですが、ちょっとつまらないなと思ってシステム用のHDをSSD化してみることにもしました。
省電力&静音にもなりますし。
ただこれには一つ問題があって、MicroServerはHDを専用のマウンタにねじで固定してトレイに挿入するような構造になっています。
なので2.5インチのドライブを使おうとすると巷で売られている金具を使って3.5インチサイズに変換しなければならないわけですが、まぁこれがねじ穴が合うわけは無いですし、たとえ合ったとしてもSATAのコネクタ位置までピタリなわけがありません。
というわけでどうしたかと言うと、こんな感じで直接挿しておくことにしました!
最初はこれで 不安定だったらなんか他の固定方法考えないとなぁ・・・と思っていたのですが、意外やしっかりはまった上に安定しています。
本体の軽いSSDだからこそできる芸当かもしれませんが。
ちなみにSSDは、サーバでシステム用だしどうせ常時運用なのだから速さと容量は関係ないと思って、単純に価格が一番安かったADATAのSSD S396というものを買ってきました。
わずか30GBとはいえ、4千円で買えるとは安くなったもんです。システム用なら30GBもあれば十分ですしね。
ちなみにこのSSDのベンチマークを取ってみるとこんな感じ。
まぁ値段の割にはReadは思ったより速いなという印象。一応SandForceのコントローラを積んでるんですね。Writeが公称よりもかなり遅いのは若干気にはなりますが、まぁ重要な事では無いので気にしないで起きます。
で、続いてが肝心要のHD交換なのですが、普通は差し替えてデータを戻したら終わりなのですが、実は私のMicroServerはWindows Server 2003 R2で動かしています。
Windows Server 2003といえば、要はWindows XPのサーバ版に相当するものなので、最近多いいわゆる4KBセクタのHDだとパフォーマンスが落ちるのです。
WesternDigitalのHDの場合だと、4KBセクタはAdvanced Format Technology (AFT)と呼んでいますが、実はこれまで使っていたWD20EARSもこのAFTで、その時はジャンパピンで7-8ピンをショートさせるといわゆるアライメントが取れた状態になるということでそうしていました。
なので今回のWD20EARXもそんな感じにして入れてみたのですが、どうも速度が変わりません。
WD20EARSではジャンパを抜き差しするとデータは全て消えたのですが、WD20EARXでは抜き差ししても消えませんでした。なのでどうもWD20EARXは7-8ピンのショートが無視されているようです。
このままでは低速なままなので、やむなくWD Alignを使って設定しました。
Windows Server 2003で動くのか書いていないので、一応ブータブルCDを作ってそこから実行しました。中にデータが無ければ2TBでもほぼ数秒で完了。
というわけでベンチマークしてみるとこんな感じ。
左はジャンパ状態、右はWD Align適用後。明らかにジャンパの設定は効いていないですね。
こんなところで無事SSDとHDの換装が完了。
あとは4TBのHDが安くなってきたら単純に容量を増やしていきたいところ。Windows Server 2003はR2のSP2ならx86でもGPTが使えるらしい(!)ので、ギリギリ何とかなりそう・・・
[2012/05/05] 地鶏炭火焼 日向@国分町に行ってきました
元々は地元にあって、雰囲気も料理もお酒も非常によくて行きつけだった、地鶏炭火焼 日向というお店があったのですが、地震で店が物理的に潰れてしまってかなり残念な思いをしていました。
ところが先日、友達伝いで仙台に店を再出店したらしいという話を聞いて、調べてみたところ見つけ、行ってきました。
テーブル席一つにカウンター席だけと店は大分縮小した感じでした。
それとマスターが一人で切り盛りするようになっているようなので、メニュー数もだいぶ減っていましたね。
しかしそれを差し引いても、お酒を飲みながらあの味がまた食べられるというのはやはり嬉しいもんです。
お盆に帰省したらまた行こうかな・・・
ぜひ地元に戻ってきてもらえるとなおうれしいのですけども。Yahoo!ロコに店情報があったので貼っておきます。
[2012/04/29] 実家帰省中
GWなので実家に帰省中。
実家は東北なので、地震の影響もあって家をリフォーム中。
GW前くらいに終わる予定と聞いていたのですが、結構延びているようで、ご覧のとおりまだ半分近くが未完成。
完成済みの居住スペースで生活中。完成状態を見れるのはお盆休みになりそう。
しかし外観は変わらないものの部屋の間取りがほとんど変わったおかげで、どこか他人の家に来ているような不思議な感じ。
GWは6日まで+有休1日の超長期休暇。
特に目立った予定はないので最終日までこちらにいる予定。仙台に遊びに行ったり地元友と飲むくらいか。
[2012/04/24] KUE-CHIP2 Emulatorを再公開してみました
サイトを引っ越してきた時に置いてきた中で、大学時代関連の物でKUE-CHIP2という8bitマイコンのエミュレータがありました。
大学時代の物では過去問なんかも置いていたのですが、古い物だともうすぐ10年経ってしまうものもあって既に価値はほぼ無いと思ってこちらには持ってきてませんでした。
KUE-CHIP2 Emulatorもそのときにまぁいいかなぁと思って持ってこなかったのですが、これは年が経っても過去問よりは利用価値あるかも(教育的な意味で)と思い直して今回置き直してみました。
大学時代の遺産・遺物のところに置いています。
サポートは無しにさせてもらいますが、計算機アーキテクチャの基本を学ぶにはいいかもしれません・・・と適当に言ってみる。
まぁエミュレータと言っても、ファミコンやらなんやらのエミュレータとは違ってマイコン単体のエミュレータなので、多くの人は起動→???→終了となるでしょうねw ある意味これが本来の意味でのエミュレータではあるのですが。
[2012/04/21] 華道始めました
ここ最近、これまでは見向きもしなかった事を始めてみるのが意外と面白くていろいろやってみてはいるのですが、この4月から会社の同期に誘われて華道を始めてみました。
教室が会社内で 開かれていて、以前から何度か遊びに行っていたのと、3月で中国語教室が終わってしまったのでいい機会かなと思いまして。
流派は草月流というところのものみたいです。
まだ2回しか参加していないので、真・副・控で構成される基本形?というのだけしかやれていません。ちなみに↑のヘッダー画像はこの活けたやつを切り出して載せていたりします。
なかなか面白いと思っているので、しばらく続けてみたいところ。
[2012/04/19] 引っ越し&WordPressに移行しました
長らくほったらかしになってしまっていたkura softwareをWordpressを使って作り替えてみました。
それに併せてVPSで自前でサーバを立ち上げて引っ越して運営することにしました。なのでアドレスも変わりました。
以前のHTMLベースのページ更新よりは格段に管理しやすくなったので、更新頻度も増やしていける・・・はず。
内容的にはとりあえず元の物をほぼ移行しています。
一部もういいかな・・・と思ったコンテンツは削除しましたが。
ソフトウェアについても最近はめっきりサーバサイドに興味が移ってしまっているので、Windowsアプリケーションみたいなクライアントソフトウェアの開発については今後どうするか未定。 とりあえずサーバサイド開発の情報を記事にしてつぶやいていければ、なんかそれなりに情報源になるかなと思っていたり。
あ、あと今までBlogに味気なく貼り付けていたTwitterはこの機会に公式に公開してウィジェットに貼るようにしてみました。 Twitterは大活用&どうでもよすぎる事をつぶやいてるので、気が向いたらフォローください。
久しぶりに書いたらなんか感覚戻らないのでこんなところで。
自己紹介
- 名前
kura - 年齢
29歳 - 性別
男 - 職業
某中堅家電メーカーで研究開発職だったはずが気がついたら電子書籍関連子会社に出向中で親会社も含めて超危機的状態なう。 - PC歴
16年 - 趣味
アニメ(主にラブコメ)、ゲーム(主にVisual Art’s/KeyかbiohazardかFalcom 軌跡シリーズ)、サーバサイドソフト開発、PCハード、レトロハード、Geekな情報収集。 - プログラミング歴
13年 - 最近ホットな言語とか
Bash, MySQL, AWK, Perl, Java - 経験済みな言語とかプラットフォームとかいろいろ
N-88BASIC, HTML, JavaScript, CSS, HSP, C, C++, MATLAB, PHP, Lua, Perl, bash, awk, C#, .NET Framework, Java, Excel VBA, XML, XSL, XSL-FO, XSLT, WPF, JSP, Seasar2, Ruby, Ruby on Rails, MySQL, Access, Modern UI App, XAML, Teeda