Microsoft が提供するソフトウェア開発環境です。システムやプログラミング言語の差異を吸収し、プログラム機能の部品化を行う「プログラムの基盤」です。
この上で作成されたプログラムは、基盤さえあれば(理論上は)Windows 以外の OS でも動作することができます。その一例として、UNIX 版の .NET Framework『Mono』が有志により開発されています。
次期 Windows には標準で .NET Framework が搭載されますが、現時点では個別にインストールする必要があります。ソフトウェアが起動しない場合は、Windows Update などで、必要なバージョンの .NET Framework ランタイムライブラリを入手してください。
機能や生産性、技術的興味から、これを選びました。ランタイムライブラリは巨大(20 MB 超)ですが、これ一つで広い範囲のアプリケーションをカバーします。
.NET Framework の DLL 読み込みや、CPU ネイティブ言語への翻訳処理に時間がかかります。また、それらのリソースやオブジェクトを保持するため、メモリ消費量は多くなります。残念ながら、これは(今のところ、).NET アプリケーションの宿命です。初期化が完了すれば、標準的な Win32 アプリケーションと遜色ない速度で動作します。