メルマガなどメールやテキスト系ファイルから、鍵となる文字列と文字列の間の任意の文字列を拾いだすことが出来るソフト「メルベース」v1.0b1が、9月1日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページのこのページの下の方からダウンロードできる。
「メルベース」は、あるフォルダ内のメールやテキスト系ファイルのうち、鍵となる文字列と文字列の間の文字列をそのまま取得することのできるソフト。データ収集は、ファイルメニューの「データ収拾」をクリックし、出てきたダイアログのうち、「収集したいデータの最初の文字列」と「収集したいデータの最後の文字列」を入力し、ファイルのあるフォルダを選択するだけ。あとは自動でフォルダ内のファイルの全てを開き、「ある文字列」〜「ある文字列」のデータを収拾してくれる。収拾したデータはファイル名順に表示されるので、お気に入りのソフトや「メルベース」で加工すれば自分だけのスクラップデータベースが完成できる。
通常のGREP検索などでは対象となった文字列だけを拾いだすのだが、「メルベース」では、対象となる文字列と文字列の間の文字列がなんであってもよい。そのため、データ配信系のメルマガで、あるデータのタイトルと最後の文字列が固定されている場合にもっとも威力を発揮する。たとえば「窓の杜」で、オンラインソフトニュースだけを取り出したい場合、「01:オンラインソフトニュース」から「02:【今日のお気に入り】」を指定すればよい。その他、コラムやデータなど、毎回決まった文言で開始と終了が表現されているデータを収拾したり、広範囲な検索機能として利用してもよい。今までの検索機能だけでは満足いかなかった人には便利なソフトだ。
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