kr_ryo 徒然日誌 <2002年11月10日分>

三國志製作記4〜オブジェクトのお勉強〜

先週のライブドア倒産騒ぎもどうやら収まったようで、倒産前よりあっさり接続することができるようになりました。これで零細サイトkr_ryo's Home Pageの首もつながりました(^ー^)そのため、久しぶりに落ち着いて三國志を作ることができました…コサックスを除けば(^^;喉元すぎれば、あれだけ焦ったのもなんでなのかわからなくなりますね…現金なもんや(^^ゞ

さて三國志制作ですが、最近は画面やユーザインターフェースの設計が続いております。メニューバーだけでなく、ツールバーをつけたり、武将リストをつくったり…ツールバーやらリストビューといった部品を張り付けていくだけなんですよね(^^;簡単簡単!

ところが、画面(フォーム)に張り付けるのは簡単なんですが、その機能を使えるようにするのが結構分かりにくいんですよね。たとえばリスト(リストビュー)を画面に張り付けて、武将データをずらずらっと並べてクリックで詳細画面を表示、なんてことをしようと思ったとします。ところが、いざ画面に張り付けてから手が固まってしまいます。うむ?これはどうやってデータを追加していくのじゃ?(-_-)

ヘルプをたどってたどって、ようやく具体例が出てきます。参考書にはないオブジェクト(部品)は、ヘルプだけが頼りです。けれどもこのヘルプが一筋縄ではいかないのはこれまでも申し上げた通り(@_@)

この、あることをするための機能をヘルプで探すというのが、今のところ三國志製作を遅らせている最大の原因です。わかってしまえば、たとえばカーソルを旗のところにあわせるとチップヘルプ(カーソルのそばに出てくる四角いヘルプ)が出て都市名がわかるというような機能もあっさりできてしまいます(^-^)ところが、あるはずなのにどれをどうやるのかわからない、というのが一番時間がかかります。

Delphiはオブジェクト指向言語といって、オブジェクトというある機能をもった部品からなり、さらにオブジェクトに新機能をつけて新しいオブジェクトとする、といった重層的構造を持っています。土台のオブジェクト(その名もTオブジェクト)から、何階層も経たオブジェクトまであり、最下層のオブジェクトは土台のオブジェクトの機能などをたいていそのまま持っているため、設定(プロパティ)や機能(イベント等)が大量にあります。これをヘルプの中で、あたりをつけたり、もしくは総あたりで、必要なものを探さねばなりません。リスト(リストビュー)への項目追加の場合、具体例は、リストビューそのもののヘルプの中になく、「リスト項目」というオブジェクト(そう、項目すらオブジェクト)のヘルプの例にありました。リストビューの中にあると思うのにない、これが一番厄介です(^^;

まあオブジェクト指向は、一度作った土台のオブジェクトや、他のオブジェクトを組み合わせるというった再利用が基本です。ある機能がなければ土台のオブジェクトやら、組み合わされたオブジェクトの方にあることがよくあります。そして、これがヘルプを一番分かりにくくしていますね。あるオブジェクトだけで説明が完結されないので、そこにあるのか、ないのかといったことすらよくわかりません。とにかく探してみる?というのがいい手なんでしょうか??(>_<)

そんなこんなでオブジェクトの深みにはまっていますが、これとこれが組合わさったのがこのオブジェクト、というのがわかっていけば、だんだんわかるようになっていく…はず(^^;土台の方の機能は子供のオブジェクトにもたいてい備わっているので、土台を知っていれば、後は子供のオブジェクト特有のところだけ探せばよくなります。土台の方はよく出てくるので、自然とわかるようになっていく…かな??

まあ、これもここをこうやればプレイに便利!というような発想で、いろんな内容を盛り込み、それをどう表現していけばいいか、という感じで遅れている、と思っていただければ(^^;画面やユーザインターフェースがそれなりに備われば、後は実際のゲーム内での変数操作などの機能…おお、先は長いぜ。。。

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