kr_ryo 徒然日誌 <2004年3月21日分>

三國志製作記52〜進んでます(^O^)〜

先週来、ようやく「積み上げ型」内政の呪縛から離れ、新しい内政システムに邁進することができるようになりました(^O^)まあ、実際に邁進するのと、邁進することができるようになるのとはずいぶん違うんですが(^^;A今日久々にプログラムを直してみて、これまで悩んで苦しんで書いてきた積み上げ型とチェック型の混合のような処理の流れを、ばっさり切って捨てました(@_@)いやあ、残して修正して使おうかとも思ったんですが、考えを表現するなら、一からの方が早いと思えるほど、中身が全然違います。使えるところを拾ってるだけ邪魔くさい。

そんな感じで、とりあえず途中でプログラムをやめてこれを書くのがなかなかもったいない位進みました(^O^)ただ、プログラムを書いていくうちに、やっぱり積み上げ型の残存である官吏管理値との整合性が取りづらくなってきました。政策値もそうなんですが、差が表現できないなら不要なのです。官吏管理値もこれがあることで何かが表現できないならば、今の勢いならばっさりいかれてしまいますね(~_~;)

官吏管理値もそうですが、机上では色々パラメータを考えられます。けれどもパラメータは、その存在自体が他と独立して存在することに意味がある必要があります。つまり、Aを使わずAに似たBを使う意味がないといけません。まずもってAと似てるんだからBは数値的にAと同じ可能性があります。そうすると、なぜAでなくBなのか、それはAとBが違う場合があるから、Aでは表現できないものを含むのがBだから、という必要があります。そうしないと、やはり実際にプログラムで具体的に表現できないのです。

具体的に言うと、たとえば武勇値と智謀値はわける値打ちがあるとは思いますが、智謀値と政治値をわける必要があるのかということですね。智謀値と政治値はどう違うのか。智謀値は相手の裏を書く、真実を見分けるなどのひらめきのよさ、政治値は人をまとめあげる、対立を調整するなどの調整能力だと考えれば、それぞれ使われる場面も異なり、同じようにいわゆる「頭のよさ」とはいえまったく同じ数値になるとも思えません。ということは、これらは別にする必要があるでしょう。

これに対し、戦争のための武勇値とは別の、統率力、というパラメータを考えることはどうでしょう。たしかに身体能力だけで戦争はできませんが、統率力の内容を考えれば、政治値とほぼ同じ意味になりましょう。優秀な軍人は優秀な政治家になれる可能性はあります。逆もそうですね。政治値を対人調整能力統率能力と捉えれば、わざわざ統率力と別にする必要はあまり感じません。

もっとも、統治では優秀だが戦争をしたことのない内政官僚が、突然大軍を指揮できるとは思えません。そういう意味では政治値と統率力はわけた方がいいようにも思えます。しかしそれは経験の有無であって、それならば政治値が高くても突然採用されたとたん官僚達を意のままに操れるようになるのもおかしいと言わねばなりません。だとすると、能力値と経験値はわけないといけないことになりますが、今度は無能な人物はいつまでたっても無能だった、という話を表現できません。やっぱり持って生まれた才能と経験の合わさったものがそれぞれの数値であるといえましょうか。この辺は製作者の思想が如実に表れますね(^^ゞ

さてさて、話を戻して官吏管理値。官吏の成熟度を表します。太守の政策がいかに優れていようとも、実際に実行する官吏達が能無しではどうしようもない、ということを表現しています…が。もともと積み上げ型内政を表現するために、内政コマンドが直接国力を上げるのはおかしいということから、太守の能力で積み上げる対象としたものでした。現在では、太守がまずもって、君主の方針をもとに政策を決定し、その政策の成功失敗で、国力が上がったり下がったりします。方針内容によって政策の成功失敗の確立は異なりますし、太守の能力によっても影響されます。

それから、月々の政策チェック。実はその辺の旧のプログラムをばっさりいったところまでで、まだそこまでプログラムが進んでいませんが(^^;Aこれから考えていきましょう。まず、政策決定後の太守の影響は小さいはずです。実際に動くわけではないからです。しかし、影響を与えることはできます。うまくいかなければうまくいく方法を教えてやったり、叱責したりしてるだろうと考えられるからです。けれども率先して動くことはあまり考えられないので、せいぜい主なチェックに影響を与える程度でしょう。

主なチェックとは、政策の成功失敗そのものでしょう。普段はほとんどが不成功≠失敗で、費用がかかるだけというものだと考えられます。まあ、不成功、というより、未達成というべきなんでしょうね(^^;じゃあ、このチェックだけでいいではないか?とも思えます。そのチェック自体が官吏達の政策実行を表していますから。

そうすると、官吏管理値はどこに影響を与えさせましょうか。官吏管理値は先程も述べましたが、官吏の官吏としての成熟度です。以前、ある太守のもとで鍛えられた官吏は、次のへぼ太守の下でもある程度の期間はよい政治を行う、と書きました。その意味では、まずもって官吏管理値でのチェックに成功しなければ政策そのものも実行できないと考えた方がいいでしょう。こうなるとかなり重要な値になります。占領地では戦後まず官吏管理値を上げなければなりません。政策が実を上げるのはそれからです。

しかしながら、やはり積み上げ型には違和感が残ります(~_~;)一度上がった官吏管理値はほとんど下がりませんので、上がってさえいれば関門の体をなしません。何事もなければどの地であれいずれはマックス値になり、結局政策勝負になります。つまり、最初は官吏統御の争いで、続いて政策争いになります。じゃあ、最初から政策争いでいいのではないのか?(~_~;)

これに対し、官吏管理値もなかなか上がらないようにすれば、関門として意味があります。こうすれば、官吏管理値を高くすることのできる優秀な太守が重要になります……優秀でなければ、金食い虫なだけですなあ〜

もちろん官吏管理値を廃止すれば、政策勝負ではありますが、結構国力の変動が大きくなる可能性があります。官吏管理値がある場合の、終盤というか、どの地も官吏管理値が高い状態でしょうか。そう考えると、序盤から簡単に政策によって国力が変動しやすいというのもやや考えものですな…とりあえず置いておいて、テストしてみて、どれ位変動しやすいか確認してみましょうか(^-^)

と、こんな感じで試行錯誤しながらがんばっております(^^;Aさてさて、今度はいつ止まることやら…(^^;;;

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電車事故に思うこと

いやあ、この徒然日誌もひたすら三國志製作記が続いていますが(^^;A本来三國志製作記ではなく徒然日誌なので、たまには(^^;違うことも書いてみましょう。今週の出来事です。

実は今週、3日連続で事故やら何やらで電車が遅れました(T-T)直接影響はなかったものの、下手すると実は4日連続だったようです。いやあ、どうなってるんでしょ!(*_*)

実は私にとっては軽微でほとんど実害はなかったんです(^^;Aが、それにつけても思うことがあります。一番遅れがひどい日のこと。なんと同じ路線で2つ別の事故が起きて、延々電車が止まっていたようです。どの場所でも駅員さんやら職員さんやらに大勢人が群がっています。状況を聞いてるだけならともかく、やたら殺気だって、怒鳴ったり説教したり絡んだりしている人が多かったです。いわく、どうやって帰れっちゅうねん!、いつ出るんだ!、もっと状況を分かりやすく説明しろ!、等々。駅員さん達は状況の詳しい情報の入り次第云々と延々説明したり、説教を聞いたり、謝ったり。

さてさて、大きな駅なんですが、いや多分大きな駅だからこそ、確かに事故の情報など案内はどこにもなく、情報を聞きたくなる気持ちはわかります。しかし(*_*)

よくよく考えてみれば、おそらく駅員さん達は延々そういう人に個別に説明し続けてたんでしょう。というより、つかまったという方が正しいでしょう。延々です。新しい情報すら仕入れることはできなかったはずです。こうしろああしろと説教を聞かされるのはいいんですが、あんたの説教を聞いてるために、上司やら同僚やらとどう対処してどう広報するか、相談すらできないんじゃぼけ!(▼ヘ▼メ)ときっと思ってるに違いない(^^;A

いやあ、多分、外に出た瞬間色々聞かれて、どんどん聞かれて、対応するにもできない。かといって聞かずに放置すると、対応が悪いとか言われるに違いないんでしょう。困ったもんだ(--;)まあ私も、聞いてみて、今説明できないとか言われると気が悪いでしょうね(--;)

みんな、どういう状況か情報がほしいと思っているはずなので、こういう場合は繰り返し放送と、掲示が大事なはずです。しかし、駅側にも情報がなければ放送も掲示もできません。とりあえず運転が遅れているということ位しか言えません。そうこうしているうちにいらだった人々が押し寄せてくる、と。で、肝心の情報が届いても、対応できる人が極端に減っている、と。

こういう時にちゃんと対応しろ、情報を教えろ、と言うのは簡単。みんなほしいんだから。対応が遅れすぎともいうのも簡単。しかし、我先に聞こうとして、ちゃんとした情報を聞けないで、正しい対応ができてない、と言うのは、欲求不満をぶつけるのに正当化しているだけですね。どう考えても、みんなが個別に聞こうとしているからとうとう対応できなくなっている。というより、対応できない人に聞いて対応できてないと怒りをぶつけても、聞くこと自体が対応できないことにつながり、原因のひとつであることに気づきは…しないでしょうね(^^;A

ということで、怒ればいいってもんでないなあ〜と、ほとんど待つほどもなく来た電車に乗りながら思ったのでした(^^;A

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