kr_ryo 徒然日誌 <2004年4月18日分>

三國志製作記56〜激突!!〜

いやあ、あったかいですねえ〜!二日酔いや寝不足でなくとも、眠たくなってくるいい季節です。それでは皆様おやすみなさいませ。。。(-.-)Zzzzz‥

……っていってる場合ではないですね(^^;Aいやあ、さすがにこれで終わったら怒られそうです(^^;さて今週は、先週に引き続き軍事戦闘関係のお話です。さらに細かく詳しく見ていきます。さっそく戦いです!

まず、具体に戦闘のイメージ。出撃命令のもと、部隊長が先頭に立って突撃していきます。その後ろには喚声を上げた味方兵が続いていきます…多分(^^;敵部隊にぶつかれば、そこで乱戦が始まります。周辺で戦っているのに遊んでいる部隊はいないわけで、敵より味方が多ければはみ出た分で包囲がはじまります。部隊同士の間隔が広がって間が開いていれば、その隙間に入り込んでこれまた包囲をはじめます。

複数部隊でなく、単独部隊同士だった場合。少ない部隊でも隊長が呂布だったりすると、ずんずん敵部隊につっこんでいきます。敵が多く、上から見た場合一見包囲されているように見えたとしても、勢いのある呂布の部隊は強力で、包囲されているというよりは切り裂かれているように思えるでしょう。逆に、呂布が手傷を負ったりして勢いが止まると、形として見える包囲が、本当の包囲になるのかもしれません。

ここまででわかることは、数の多い方は結局は包囲することになり、少ない方は包囲の圧力に負けないよう、包囲されないよう、より強く戦わなければなならないということです。多い方が勢いに分断されて各個撃破されたり、少ない方が包囲されないよう薄く広がったことが裏目に出て分断されたりすることもあります。

いずれにせよ、現に戦っている部隊については、敵の部隊や部隊間の連携連絡を崩す勢いで攻めることが大事です。ただ単に目の前の敵と切り合っているだけでは、気がつけば包囲されていたりすることになります。まあ、包囲されても切り抜ければそれはそれでいいんですけどね(^^;もちろん、包囲されそうになっているのに耐え続けるのはかなり訓練された部隊にしかできないような芸当で、戦線が維持されずに一か所でも崩れれば、全軍が雪崩を打って逃げ出す可能性もあります。

こう考えていくと、兵数だけが大事なのではなく、前線の部隊間のまとまり、部隊としてのまとまりとに関する数値が戦闘に必要と思います。包囲に関しては、密集して突撃、という戦術とあわせて戦術のひとつとしましょう。兵数が多ければ包囲をしても部隊間のまとまりは減りませんが、少なければ包囲をしようとしてまとまりを欠くことになるかもしれません。これは、薄くなってしまって連続性が欠けるためです。

それから、部隊間のまとまりは、たとえば各部隊合計5万の軍団が5万として戦えているかどうかです。これは部隊としてのまとまりも同じですね。まとまりが悪いと、大軍であっても戦力になりません。さらに戦術。SWGでも戦術強化のお声は多かったですが(^^;あのままでもよいというお声も実は多かったりします。三國志では煩雑でない限りできるだけ戦術を詳細化したいと思っています(^-^)

まず先程出てきた包囲と突撃。それと攻撃くらいが基本ですね。もちろん違いが必要です。包囲は、兵数をより大きく減らす目的です。その性質上、敵のまとまりは上がり味方のそれは下がる可能性がありますね。突撃は、敵のまとまりを大きく減らす目的があります。もちろん失敗すれば味方の兵数は激減し、ばらばらになってしまうでしょう。攻撃は、兵数減もまとまり減もどちらもめざす方向にあります。

それから各個撃破。ばらばらになった敵を完全に叩きつぶす戦術ですが、これは包囲と同じような気がしますね。ただ、敵部隊同士を各個撃破する、ということであれば、独立した戦術でよいのかもしれません。このようにしてばらばらになってしまった部隊は、敗走する可能性が出てきます。ある部隊が敗走すれば、部隊間のまとまりは大きくそがれます。

と、書いてきましたが、各部隊個別の戦術と、全部隊合同しての戦術がごっちゃになっている気がしますね。各部隊ごとに敵を包囲してもいいですし、突撃は基本的に単独部隊が行うものでしょう。もちろん全軍突撃というのもありえますが(^^;各部隊ごとに共同して戦う場合と個別に戦う場合と戦術を分けた方がいいのかもしれません。そうすると、共同戦術として、包囲と全軍突撃、各部隊戦術として各個撃破と突撃位があるんでしょうね。攻撃についても、全軍攻撃と、攻撃、としましょうか。

共同戦術とすると、全軍のまとまりが大事になります。大きな1部隊となるイメージでしょうか。これが突撃するとなると、目標の相手が粉砕されそうです(^^;相手も対応して大きな1部隊として防御していると考える必要が出そうですね。全体防御がはみ出た部分について、目標部隊が大きく混乱するという感じですね。

これに対し、各部隊ごとに攻撃をしている場合、目標はこれまた個別の敵部隊になるんでしょうが、相手も大きな1部隊として防御したい場合もありましょう。というよりも、通常はそうでしょう。そうすると兵差が出て攻撃に意味がなくなります。こうなるとわざわざばらばらに攻撃することに意味があるのかわからなくなりますね(~_~;とすると、やっぱり各部隊戦術は意味がないような気がします…突撃位でしょうか?……それにしても、前線部隊全体で戦っているのに、単独で突出するのは危険な気がします。逆に、突撃を選択する部隊は、共同攻撃からはずれるとすべきですね。そうするとさらに、突撃は各部隊長が選択するべきもので、後方から指揮したり、共同して決めたりするというものでもなさそうです……ううむ、だんだんややこしくなってきました(~_~;

やっぱり前線に出ている部隊が共同して攻撃していると考えるべきでしょう。防御も共同です。敵が弱ってきたと見れば、包囲を選択するか、各個撃破を選択します。前者は相手の兵数が少ない場合、後者はまとまりが少ない場合に有効です。突撃は、勝手に部隊長が選択するとしましょう(^^;突撃せよ、と命じることもありとしましょうか。成功すれば相手を単独で攻撃したこととなり、失敗すれば単独で突出したことになる、という感じでしょう。包囲にせよ、突撃にせよ、機を見る、ということが大事で、戦機が熟していないのに行うと、大きく味方が混乱するということにしましょう。機は、参謀が教えてくれます(^-^)

次の問題は、攻撃の成功失敗の効果です。敵味方の攻撃結果は、そのまま適用されるとするか、上回った分だけ適用されるとするか、全体に適用されるか、個別に適用されるか、どれを選択するかということです。まず、戦術内容によって、全体適用か個別適用が変わりますね。これはいいとしましょう。これに対し、そのまま適用と上澄み適用の違いはそう簡単ではありません。そのまま適用はSWGでも採用していまして、決着が早くつくことと、一方的な展開が少なくなります。反面早く損害がですぎるという問題もあります。逆に上澄み適用であると、徐々に兵数が減少していきますが、一方的な展開になる可能性がきわめて強くなります。攻撃の効果が兵数減少だけでなく、まとまりの低下も含んでいる以上、ここはそのまま適用としましょう。

うち続く戦闘の結果、まとまりが減少してきました。まず、呂布の突撃の結果、わが隊のまとまりが大きく減少しました。味方全体のまとまりもこの攻撃によって減少します。これによる効果は、全体の攻撃力の減少です。さらに攻撃が続き、とうとう味方部隊が敗走します。これによって味方全体のまとまりが大きく減少します。

さて、このまとまりを回復するにはどうするか。まず、予備部隊と入れ替えです。これによって全体のまとまりも回復します。続いて敗走する前の後退です。全体のまとまりが多少回復しますが、敵につけ入れられるスキ与えます。この機に突撃を受けると大きく崩れるかもしれません。さらに全体のまとまりを回復するにはどうするか。全軍後退して陣に戻り立て直す、という方法になりましょう。この時代は進む太鼓と退く銅鑼、それから旗しかありませんので、戦いながら戦列を立て直すのは難しいでしょうね。後退すれば当然追撃されますし、失敗すれば全軍敗走です。

後退が成功すると、陣に閉じこもることになります。司馬懿や諸葛亮の陣にはお互い攻めなかったようですが、どれほど陣が強力かはよくわかりません(^^;Aけれども、単純な攻撃はできないような感じなんでしょうね。とすると、白兵戦ができないので通常攻撃はできません。包囲と突撃だけになります。防衛側は突撃とだけが選択できます。包囲に対して迎撃ができる感じであればいいんでしょうか。

陣にこもると、まとまりを回復することができます。延々ずっとこもりっぱなしでもよいとすると非常にバランスが悪い気がしますが、司馬懿はひたすらこもっていましたね(^^;うーん、兵糧の量によるとすべきなんでしょうか?半年でも1年でもこもり続ける…その時もそうでしたが、こもり続けると、かえってみんなだれてまとまりが悪くなるのかもしれません。

という感じで、単独軍団野戦については、こんな感じになりそうです。しかし、もっと色々できそうですね(^-^)伏兵とか、複数軍団攻撃とか、城攻めとか、計略とかは、また今度検討しましょう(^^;A

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