kr_ryo 徒然日誌 <2004年7月18日分>

三國志製作記67〜7人のサムライ〜

今気づきましたが、今日(18日43時(^^;A)だけでなく、先週も日付がおかしいですね(^^;しかしながら諸般の事情(?)によりそのままにしておきます(^^;A

さて、暑い夏休みがやってきました(^O^)って、世間の事情です(T-T)いいですねえ〜こんな暑い日々は寝てるに限ります(^^;Aって、それじゃあ意味がありませんね(^^;;にしてもこういうくそ暑い夏になぜ背広にネクタイなんでしょう?(~_~;)

それはともかく(^^;A先週の続きです。先週余る武将(T-T)対策として、プレイヤーの目に入る武将を制限すればいいではないか、また、コマンドを各武将に実行させるのではなく、各武将にコマンドを与えればいいではないか、というお話でした。

まず、前者について。容易に考えられる問題として、では残りの武将はどうなるのか、ということと、どういう基準でそいつらは出てくるのだ、ということがあります。

残りの武将は、目に入る武将の部下として登場することになります。将軍がいて校尉やら中郎将やらというところでしょうか。どういう基準か、というと、そうなることを選択した、ということが一番簡便ですね。年功序列でいくと、優秀な武将は初期からいる武将が死んだり裏切ったりしない限り目に触れません。初期の武将が関羽や張飛ならそれでもいいですが、蔡中や蔡和だったりするとちょっと、というかかなりやりずらいかもしれません(^^;A功績から、としても、功績を残せるような優秀な人物に直接命令できないから、なかなか入れ代わりはできないですし、そういう内容でたびたび入れ代わるのも不思議な気がします(^^;どちらにせよ、使いやすい武将はやっぱり手元に置いておきたいとは思うでしょう?(^^;

何らかの数値の高い者が目に触れる地位に自動的にいる、よりも、そういう人物を選んだ、ということで選ぶ方の「人物」が見えることがあります。諸葛亮を選ぶ劉備と、黄皓を選ぶ劉禅とで、人物は見えてくるはずです(^^;その選び方によって、選ばれない部下が不平を漏らすこともあるでしょうし、出奔することもあるのかもしれません。ここはプレイヤーの選択におまかせしましょう(^-^)

選んでいくのがよいとして、続いて選ぶ内容です。単に身近にいるということではなく、必要に応じて目に触れる位置にいるはずです。単に侍るだけ、という典韋みたいなのも、それはそれでおもしろいかもしれませんが…?(^^;Aかつて細かく役割を設定して、それに応じて任務遂行させることを考えていました。煩雑にすぎる、としてとりやめた内容です。武将一人ひとりの任務や身分を細かく任命していく仕様でしたからね…任務内容や身分も固定していたため、やや使いづらいという面もありました。

それを今度は、武将を選択して、役割を与えるという方式です。さて、どういう内容になりましょうか…まず、武将に実行させるコマンドを大きく軍事、内政、外交の3種類に分けます。そうすると、計略は?とか、軍師は?という風になりそうですね(^^;

しかしそれよりも、たとえば軍事に関しては、各軍団の軍団長は、少なくとも自分の軍団の駐屯地にいるはずで、君主のもとに入り浸ってしまうことはないはずです。地方内政や軍事を任せる太守についても、実際は任地にいるでしょうから、君主のもとにいる軍事、内政コマンドを実行させる人物は何者か、ということになります。というよりも、何を実行させるのでしょう?(^^;

漢の官制では、軍事に関して太尉と大将軍がいて、おそらく軍政と実際の軍団のそれぞれを司っていたのでしょう。それをまねているはずとはいえ、軍団や軍隊が少ないのに統括部門を置くのも妙です(^^;君主が太守レベルであるのに、守備隊長とは別に太尉扱いの者と大将軍扱いの者を置かねばならないのはおかしい話です(^^;;実行させる内容も、募兵やら訓練やらなのであれば、守備隊長で十分でしょう。

内政についても、これまでも検討してきたように、太守だけでなくそもそも武将が直接農業や商売をするわけでもないのに、なぜだか農業力やら商業力やらが上がっていくのが謎でした(^^;それをさらに、君主が内政担当者に国力を上げよ、と命じ、内政担当者がさらに太守に命じ…としていると、いかにもお上の政治という感じで、結局何もされない、はず、という感じの代物になりそうです(^^;;

つらつら考えると、これまでと同じく、いったいコマンドとは?という内容と似たような話になりますね。しかしそれでも、プレイヤーならこの地を重点的に開発し、ここからは多少多く取ってもかまわない、と考えつつしているとしても、君主はそうではなく、部下に任せているはずなのです。だからこそ、プレイヤーがすべて考えて実行しているとすると、武将たちの存在意味がなくなるのです。せいぜいボーナス点だかマイナス点だかの修正をうける程度で、さらにそうだからこそ、優秀な武将しか使われなくなるのです。そう考えていくと、プレイヤーの「自由」を制限しないと、武将の存在意義がなかなか見だせなくなるのでしょう。何度も検討していたように、コマンドは方針レベルであって、実際の実行は武将に任せないと武将の存在意義が出てきません。単なる手段にすぎないのであれば、能力順に使われるだけなのは当たり前の話です。

ということは、まさにコマンドとは、武将自身が実際に行うべき方針を示すだけになりますね。実際に行うのは個々の武将です。君主が募兵数や徴税を行っているのでは武将は最悪いてもいなくても一緒、優秀な武将さえいていくれたらいい、ということになり、やはり武将インフレは止まりません。

なるほど、これまでの細かいコマンド実行型のシミュレーションゲームって、プレイヤーは君主なのではなく、勢力、国、御家といった抽象的な存在や集団そのものを表わしているのでしょう。プレイヤー君主が死んでも跡継ぎで続けられるように、そういうものとして扱われています。武将プレイであればかなり違ってくるんでしょうけども…koeiの武将プレイはなぜかプレイヤー武将が死んでも別の武将で続けられますが(^^;

こうこう考えていくと、やはりコマンドは自分が実行するかのような内容ではなく、人にしてもらうという内容で考えるべきなんでしょう。してもらう内容であっても、実際に数えられるもの以外の内容にまで数値目標を設定するのは、結局自分で行っているのと同じことになります。実際に数えられるものとは、税収であったり、兵数といったもの。数えられないものとは、国力だったり訓練度だったりです。数えられないはずなのに数えられるようになっているのはゲームを簡単にするためでしょうが、現実の現在の国力や経済力でさえ、数値ではうまく表わせません。それなのに数値化したうえで30上げることが目標、というのも、ねえ(^^;

話がだんだんそれてきました(^^;武将のうち任意で選択した者を君主の御前に侍らせる、と。で、その者達に実際のコマンドを実行させる、と。先程はプレイヤーの任意で選択した者ということだったんですが、まったくの任意で集められている、というのもやっぱりどうも不思議な気がします。なんらかの役職があって、それに就いている者が集まっているのが自然なのですが、国家制度ができているならともかく、三国志の各群雄が明確に意識して役職をつけてから召しだしているとも思えません。君主の側には君主のお気に入りが侍っているのでしょうが…

侍る連中には役職をつけたいというのは、まったくのシステムの問題でして(^^;A役職があればコマンドをそれぞれに振り分けることができるということです。こちらを重視すれば、侍る武将を自由に選択するよりは役職についている者が侍ることになります。そしてそうすることで、誰が侍ることになるのか、という順位付けや細かい役職を定めていかねばなりません。ううん、邪魔くさい(~_~;

侍る武将を自由に選択することになると、今度はコマンドをどう実行させていくのかよくわからなくなります。張昭に軍事を、周瑜に内政を聞くことはありはありですが、そうするとコマンドを武将に実行させているのと変わらなくなります。わざわざ侍らせるからには、武将にコマンドを実行させる、すなわち武将間の職掌がはっきりしている方がよいのです。というのも、各部門の統括者として侍っているのだから、他の部門のことについては知らないはずなのです。イメージとしては部門長会議ですね。

さてどちらにしましょう…まずもって、どちらであったとしても、侍る武将たちは何らかの役割があります。従来のコマンドだと、君主が全てのコマンド=行動を決定していました。しかし現実では君主がすべてを決めることなんてありえませんし、重大な内容や下では決定しがたい内容についてのみ判断を求められていたはずです。諸葛亮ならそうではなかったでしょうが(^^;A彼にしても部下のトップであって君主ではありません。劉禅は何もしなくても大丈夫なくらいでした……劉禅だけでなく、創業期の君主以外、たいていの君主はだんだん何もしなくなりますね(^^;A

そうすると、君主は国の発展をどういう方向でめざすか、ということに意をつくすことになりましょうか?担当を置いたり、複数置いたりすることで、発展力を変える、というような…??たとえば、軍事担当を置けば募兵がはじまり、3人置けば募兵が3倍になる、とか。内政担当を置けば国力が上がる、とか。なんだかそれだと当たり前のような気がしてきました(^^;問題は、置かないと上がらないのか、ということになりますね。少ない武将数だとやり繰りが大変な気がしてきます。まあ、劉備が根拠地をなかなか持てなかったのは内政官僚が味方についてくれなかったからだ、という考えもできますし、やり繰りが大変な程度でよいのかもしれません。この方向でまた考えていきたいと思いますが…ううむ、どうなることか??(T-T)

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