閂USBのサポート情報

目次:

@:閂USBの概要

A:鍵に指定したUSB機器を挿してもロックが解除されない場合の対処法

B:鍵になるUSB機器を紛失してしまった場合の対処法

C:同一メーカーの同一(同型)のUSB機器の識別について



@閂USBの概要
      
閂USBはUSB機器を鍵として、パソコンをロックする為のソフトです。
お手持ちのUSB機器の中で、デバイスマネージャの一覧に表示されるUSB機器を一つもしくは複数「鍵」として指定すると、指定されたUSB機器がパソコンに接続されていない時はパソコンがロックされ、一切の操作が出来なくなります。

パソコンから離れるときに、他人に操作されないよう手軽にロックを掛けたい場合などに使えます。

また、USB機器を鍵として使うため、パスワードを記憶しておく必要がないのが特徴です。
「鍵」になる個々のUSB機器の識別はそのUSB機器の持つ「ベンダーID」・「プロダクトID」・「バージョン(リビジョン)」及び「シリアルナンバー」を使って行います。
「シリアルナンバー」を持っているUSB機器の場合は「シリアルナンバー」の確認も行う為、同一メーカーの同一(同型)商品を挿してもロックが解除されることはありません。

なお、ロックされている間は一切の操作が出来ません。(「Ctrl+Alt+Delete」キーを押しての操作も行えないようになっています)

Ver3.0.0以降より新たに、ロック・アンロック・強制シャットダウン時の情報をWindowsのイベントログにイベントとして記録できるようになりました。
管理者の方などのシステム管理に多少なりとも役立つかと思います。

このソフトはダウンロードページからダウンロードできます。


A鍵に指定したUSB機器を挿してもロックが解除されない場合の対処法

以下の二つの可能性が考えられます。

@鍵に指定したUSBデバイスを間違えて挿している、もしくは複数のUSBデバイスを鍵に指定しており、その全てが挿されていない。

AWindowsがUSBデバイスの認識に失敗している可能性があります。
この場合は2,3度USBデバイスを抜き挿しして下さい。
うまく認識される場合があります。


B鍵になるUSB機器を紛失してしまった場合の対処法

鍵になるUSB機器を紛失してしまった場合、「閂USB」の実行ファイルを削除することによって、ロックが掛かるのを防ぐ(ロックを解除する)ことができます。

具体的な手順は下記のとおりです。

==Windows98・Meの場合==
@PCの電源を入れてすぐに「F8」キーを連打します。すると、「Startup Menu」画面が出るので、そこで「Safe Mode」を選択して「Enter」を押し、セーフモードで起動します。

A起動したら「閂USB」をアンインストール、もしくは「閂USB」のインストールフォルダにある「KanUSB.exe」という実行ファイルを削除して下さい。

以上で完了です。


==Windows2000の場合==
@PCの電源を入れて、起動途中の画面の下に「Windows2000の問題解決と拡張起動オプションには、F8キーを押してください」の表示が出たら、「F8」キーを押します。すると、「拡張オプション」画面が出るので「セーフモード」を選択して「Enter」を押し、セーフモードで起動します。

Aログイン画面が出るので、Administrator権限を持つアカウントでログインして下さい。

Bログインしたら「閂USB」をアンインストール、もしくは「閂USB」のインストールフォルダにある「KanUSB.exe」という実行ファイルを削除して下さい。

以上で完了です。


==WindowsXPの場合==
@PCの電源を入れてすぐに「F8」キーを連打します。すると、「拡張オプション」画面が出るので「セーフモード」を選択して「Enter」を押し、セーフモードで起動します。

Aログイン画面が出るので、Administrator権限を持つアカウントでログインして下さい。

Bログインしたら「閂USB」をアンインストール、もしくは「閂USB」のインストールフォルダにある「KanUSB.exe」という実行ファイルを削除して下さい。

以上で完了です。


C:同一メーカーの同一(同型)のUSB機器の識別について

Ver2.0.0以降からは「鍵」になる個々のUSB機器の識別はそのUSB機器の持つ「ベンダーID」・「プロダクトID」・「バージョン(リビジョン)」及び「シリアルナンバー」を使って行います。

シリアルナンバー」は個々のUSB機器に固有の情報で、「シリアルナンバー」を持っているUSB機器の場合は「シリアルナンバー」の確認も行う為、同一メーカーの同一(同型)商品を挿してもロックが解除されることはありません。