IPAT 即PAT とは

1.JRAの電話投票

  JRAの馬券が電話・インターネット・携帯で購入できる便利なシステムです。
その昔は競馬場やWinsと言われる場外馬券売り場に出向かないと馬券は買えませんでした。
競馬場やWinsもなかなかいい所ですが、毎週毎週出向くのはしんどいですし、
用事があって馬券だけ購入して帰って、的中すると、また、換金に行かないとダメなので面倒くさいです。
しかも、当たり馬券の換金期限は60日しかありません。
   
  そこで、通信機器を使用した馬券購入システムがJRAから提供されるようになりました。
JRAも馬券の売り上げをあげるため、さらに、一部ノミ屋行為を抑制するために・・・。
   
  最初は電話での投票受付のみだったようです、しかも、本当にコアな競馬ファンしか利用できないシステムでした。
電話で「中山 10レース(発音はとうれーす) 単勝10番(とうばん) 100枚(1枚10円なので1000円分)」とか
お姉さんかおばちゃんに口で伝えていた。
保証金として結構な金額を口座に入れておく必要もあり、かなりコアなファンのみ使用していたようです。
   
 

それから、プッシュ式のARS方式とパソコンにソフトを購入してインストールするPAT方式が普及し始めた。
これらの方式が、今のIPAT、即PATに繋がっている。
この別途ソフトが必要なPATは電話回線で繋げるので、結構、電話代を気にしながらの馬券購入だった。
今みたいに、インターネットがつなぎ放題の時代ではなく、電話回線でプロバイダに電話を掛けて接続していた時代で、
PATもセンターに電話を掛けて接続していた。
投票するときはもちろん、オッズを取得するときにも、毎回電話を掛けるので結構電話代がすごかった、
電話会社から明細がくると同じ電話番号に何十回って電話してる事が記載されていて家族に「なんだ、これは??」と
煙たがれたなぁ。

しかも、モデム経由で電話を掛けるので、「ピーガガガ、ピポパポピ、ブンブンブン・・・・・」ってかなり、うるさかった。

おもいろい現象が起こったのは、このころやはり普及し始めていた、携帯電話とモバイルパソコンを使って、
どうにかして、PATを外出先からでも使えるように接続することがインターネットのサイトや掲示板上で結構盛り上がっていた。
今は携帯でなに不自由ないが、そのころは必死になってモデムコマンドと格闘したことを覚えている。
通信代の高かった携帯ではなく、今は無きPHP電話を使っての「みなし通信」とかも駆使して、四苦八苦しながらPATに繋げる事にも
必死になって挑戦していた。

   
  さらに、この方式、パソコンの普及率が現在ほどなかったので(かなり高価なものだったので普通の家庭には無かったと思う)
ファミコンやドリームキャストにも対応したソフトが提供されていた。
しかも、かなり高価なソフトを購入して、なおかつ、ファミコンと電話回線を接続する機械も何万も出して買った覚えがある。
このファミコンPAT、もちろんテレビに接続して使うのだが、立ち上げると「チャンチャラチャ、チャチャ・・・」って電子音のファンファーレが
鳴って、画面にターフィー君が表示される。結構、当時としては凝った作りになってた・・・。
   
  パソコン方式のPATはその後何回かヴァージョンアップして、現在のインターネットによる「IPAT」へと移行してきた。
   
   

2.IPAT

  現在のJRAのインターネット投票システム
   
  あらかじめJRAに申し込みが必要で、数年前までは年に1回募集があるかどうかで、ものすごい倍率だった。
募集口数にたいして申込者が殺到しているので抽選になっていた。
これに目をつけたヤカラは「PAT申し込み代行業者」なるものまで作ってしまったぐらい・・・。
   
  現在でも事前に申し込みが必要である事と、専用口座が必要なのは変わっていないみたい。
   
   

3.即PAT

  インターネット投票システムとしては「IPAT」と全く同じ。
   
  ただ、利便性がバツグンにいい。
   
  インターネット銀行である、ジャパンネット銀行もしくはイーバンクの口座を持っていれば、即日からインターネット投票が可能!
  さらに、資金の出し入れが競馬開催日にも可能!
  IPAT」では資金の出し入れは競馬開催当日はもちろんのこと、競馬開催翌日もできない。
週末の資金は金曜の夜までに入金しておかないとダメだし、たとえ、万馬券GETしても火曜日まで引き出せない・・・・。
   
  しかし、「即PAT」では競馬開催日にでもコンビにのATMで入金できるし、出金もできる。
残念なことに土曜日負けまくって、日曜のG1の資金が無くなったとしても口座に入金すればスグに馬券が買える。
さらに、運よく万馬券をGETした場合、確定後スグに出金依頼をすれば数分後には口座に振り込まれてくる。スグに豪遊できる。
   
  そんな、夢のような「即PAT」にも欠点がある。
   
  それは、インターネット銀行に口座が必要な事、インターネット銀行には口座維持手数料が掛かる場合がある事。
   
  って、これぐらいしか欠点らいものがない!
   
  インターネット銀行なので当然、口座開設の手続きもインターネットで出来る。
ただし、郵送されてくる書類に捺印等が必要なので即日に口座開設は無理だが・・・・。
  口座維持手数料が掛かるデメリットもなんと無料になるプランがあるのでそれを使うと問題なし。
例えば、口座開設するときに一緒にローン契約(契約だけで借りなくてもいい奴)とか、ヤフオクの決済サービスを使うとか・・・。
   
  これで、即PATのデメリットはありません。
   

4.IPAT 即PATの欠点

  JRAのインターネット投票システム、めちゃくちゃ便利ですよね。
  ただし、1年間、馬券を全く買わないと閉鎖されますので、ご注意ください。
   
  それと、IPAT即PATを使ってみるとわかるのですが、ログインや馬券購入時のIDやパスワードの入力が
かなり面倒くさいです。
   
 

お金の絡む事なので仕方ないちゃー仕方ないですけど・・。
普通、WEBサービスでログインって言えば、IDとパスワードですよね。
しかし、IPAT即PATではなんとIDとパスワードが全部で4つあるんです。
I−NETID、加入者番号、暗証番号、P−ARS番号
これらを覚えて入力するのはかなり面倒くさいです。
しかも、ログインのときだけでなく、投票するときにも再度入力する必要があります。
締め切り間近の時なんて、もう慌ててT入力間違って、やっと入力終わったときには「締め切られています」なんてメッセージが・・・・。

   
  これを解決してくれるのが「IPAT Entry2」です。
   
  上記の4つのIDやパスワードを自動的に入力してくれます。
   
   
   
   

5.JRA IPAT 即PAT 自動ログイン ツール IPAT Entry2

  面倒なID、パスワードを自動的に入力し、ログインします。
   
  「情報画面」「照会画面」「投票画面」等にボタンをワンクリックで表示します。
   
  オッズを自動的に取得して、オッズ投票サポート機能を装備してます。
もちろん、投票内容は自動でIPAT・即PATへ送信します。
   
  単勝オッズの動きを時系列で見る事のできる「単勝履歴」機能を装備しています。
   
  IPAT ENTRY2」はフリーウェアですので、ダウンロードも無料ですし、使用期限もありません。
IPAT Entry2の運営はスポンサーからの広告料でまかなってますので、ユーザーからの費用は一切頂いておりません。
(スポンサーサイトをよろしくお願い致します。)
   

IPAT Entry2はこちらからダウンロードできます