YSLT

YSLTとは

YSLTは YAML を加工するプロセッサです.

YAMLの一部を抽出したり, YAML以外の文書に変換したりできます. このHTMLも YAMLで書かれて YSLTで変換 されています. (変換を行うにはコマンドラインから yslt readme > readme.html と実行してください)

ダウンロード

./yslt.zip

リファレンス

条件

ysl-head
その条件に到達したら最初に実行されます.
ysl-foot
その条件に到達したら最後に実行されます.
ysl-list
sequenceにマッチします.
ysl-hash
mappingにマッチします.
ysl-item
sequenceの項目にマッチ, またmappingのデフォルトケースです.
ysl-scalar
scalarにマッチします.
(任意のキー)
同じ文字列のmappingのキーにマッチします.
ysl-any-list
処理位置にysl-listが無い時にsequenceが出現したら遡ってマッチします.
ysl-any-hash
処理位置にysl-hashが無い時にmappingが出現したら遡ってマッチします.

命令

@ysl-key
処理中の項目のキー(を出力)
@ysl-value
処理中の項目の値(を出力), scalar以外は空文字列です.
@ysl-indent
出力をインデントします. 現在の条件を抜けると解除されます.
@ysl-float
自動で改行しなくなります. 現在の条件を抜けると解除されます.
@ysl-warning
警告をエラー出力します. 引数msgを取ります.
@ysl-error
エラー出力してそこで処理を中止します. 引数msgを取ります.
@ysl-skip
何もしません.
@if, @print, @nequal, ...
YAMPのコマンドが使えます.

命令が書けるところにはsequenceが書けて, 順番に処理されます. 命令を書くところに単一のscalar値を書くとそのテキストが出力されます. 空文字列でもscalarと見なされると改行が出力されてしまうので@ysl-skipがあります.

リンク