おとといあまりに運動不足なのを危惧し歩いてみましたここから。午後一時に出発し、午後四時まで歩きました。うちから首都の栄都通り三十四番小路までです。多分十二キロくらいだと思います。

　ノースリープで歩いていたので、二日経った今二の腕の内側が擦れてヒリヒリします。当然肩から背中にかけても日焼けでヒリヒリします。そしてそれよりも何よりも当然運動不足だったので足が痛いです。主に両膝の裏脹ら脛左足の裏がいたいです。そして何故か両肩が痛いです。

　結局そのまま歩くと約束時間の十七時に間に合いそうになかったので途中で交通機関を使い、ＯＬ時代の同期と約束した宿泊先ホテルまでたどり着き、汗まみれのタンクトップをＴシャツに着替えるためにトイレに行きました。両腕は乾燥マンゴーのように塩まみれになっています。

　そしてわたくしがホテルのトイレで見たものは鏡に映る自分の、黒く灼けていながらも緊張感がない、厚い皮下脂肪にやさしくコーティングされた腹部でした。まるで海に出なくなった網元の親父のような腹です。

　普段わたくしはこの仕事場のトイレで鏡を見ていろいろと自分のヴィジュアル的な部分を確認したりするのですが、その鏡は小さく、ほとんど胸から上しかわたくしを映すことが出来ないのです。

　そのせいで、そのせいで知らないうちにその鏡に映らない部分で恐ろしいことが起こっていたのです。と言ってもそのせいなワケがなく自分のせいなんだけど。

　あまりのショックにわたくしは、再会したＯＬ時代の同期と先輩を屋台に案内し、ラオス系東北料理を食しながら二人でシンハビール二本飲みました。そしてその後白米通りの旅行代理店で切符を二枚購入して、二人をニューハーフショーに押し込む前にシンハと象を一本ずつ飲みました。たくさん運動したのでとても美味しかったです。

　そしてたくさん運動したので疲れをとるためにいつもよりぐっすり眠ったあと、サイトを更新して一夜明け、再び反省しております。どうやらわたくしも疲労回復に丸二日かかる歳になったようです。