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平成十三年八月十一日(土)。
皆様の承諾を得ることもなく、今月から勝手にこのメールマガジンの末尾に本来なら別のメールマガジンとして発行しているおこづかい帳をつけております。承諾を得ることもなくこんな事をしたのはひとえに皆様に承諾を得るためだったのです。 六月から二ヶ月間きっちりおこづかい帳をつけていたのですが、エンゲル係数とネット接続経費が異常に高いという結論にいささか自分でも呆れていました。まあ、当初の目的である質素な生活の中で藝道精進する、という目的はある程度達成することが出来たのですが。 で、せっかくだから今月から私は今月からこのメールマガジンの皆様にお伺いを立て、承諾を得てからでなくてはお金を使う事が出来ない、というかたちにしようと思ったのです。 公的機関では公的なお金を使う際、必ずこのような手続きが必要となります。ですからいってみたら私は私自身のお金を公金のようなかたちで使ってみようと思ったのです。 そういうわけでお客様には、メールでアレ買えこれ食えアレは買っちゃダメ、というように指示していただき、その通りに白石昇が消費生活を営むことにより、あなたは正太郎君私は鉄人二十八号、的なコミュニケーションが取れ、お客様と私の関係がより楽しくなるかもしれないと思ったのです。 まあいささかSMチックな楽しさかもしれませんが。 が、しかしよくよく考えてみていろいろと問題があるのでこの案は却下されました。 ひとつは例えば石鹸とか、お米とか、消耗品が切れた際などです。お伺いを立てて誰かが許可する旨のメールを送ってくるまで白石昇は酸っぱい匂いをさせておなかを空かしたままでなくてはなりません。 まあ四十四歩譲って、石鹸とかお米は何とかなるとしても、問題なのはインターネットアカウントが切れた際です。そうなるとお伺いを立てることすら出来なくなるのです。 大げさな話ですが下手すると餓死決定で、家賃も払えず追い出されます。 そういった問題がいろいろあり、どうしても徹底できないようなのでこの企画は頓挫した次第です。でも、状況が許せばやってみるのも楽しいかもしれません。 と、こんな事を考えている私はやっぱりマゾかもしれません、しかしそう言ったからといってそのマゾ発言を額面通り信じてしまうお客様は、本人に会ったときに、うそつき、と可愛い裏声で訴えたくなったとしても致し方ないと思っております。。 本人は仕事以外で嘘ついているつもりはないんですけどね、とそう言いながらそう吐いたばかりその発言自体がもう既に嘘臭い、と自分で思います。
(期間終了しました。)
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