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平成十三年九月十三日(木)
昨日知人女性と二人で他県に住む友人のレック様に会いに行きました。いきなり行っておどかす計画でした。 が、レック様は外出中でしたので会えずに帰ってきました。しかし近所の人のお話から、今年春から白米通りのレストランを突然辞め、他県に引っ越したレック様が、婚約者らしき恋人とタウンハウスで幸せに暮らしていらっしゃることがわかりました。 その後二人で白米通りに戻って来て、知人女性と別れ、僕はとある飲食店で食事を摂りながらテレビを見ていたのです。 テレビでは英字新聞ネイション紙所属の軍事か航空関係の専門家と思われる人がいろいろと解説していました。その解説者はスキンヘッドで耳が異様にとがっていて、肌が凄く白く、とても人間とは思えないような雰囲気を持つ方でした。 僕は、この人がいきなり、
「我々は、宇宙人だ。お前らこれ以上殺し合いするようだったら、地球まとめていてまうぞボケ」
とか言ってくれたりしないかなあ、と心の底から思いました。止めるのがむずかしい状況になので、宇宙人でもいいから誰か止めて欲しいです本当に。 今回は、いわばジャイアンがのび太に信じられないような手段で大反撃受けたようなものですから大きな問題になってますが、この揉め事がどこから始まったのか線を引くことはとても難しいと思います。 同時に、誰が悪いかを簡単に決めることも困難です。そんなこと難しすぎて僕にはとうてい出来そうにありません。でも、ただひとつ僕の中ではっきりしているのは、誰が誰を殺すのであろうと人を殺すのは良くない、と言うことです。人命は等価で貴賤など無い、と言うのが藝人としての僕の立場ですので。 だって、面白くないんだもん人が死ぬと。笑えないし。それどころか確実に元気なくなるし。 だから、今回命を落とされた方は当然ですが、聖書の時代から数多くの戦争で命を亡くした世界中の方のご冥福をお祈りすると共に、今後皆様がレック様のように幸せになって下さることをお祈りしております。 追記・ 今日の昼、僕たちを追いかけるように首都の知人女性宅に遊びに来たレック様から電話がありました。「オウ家におらんで悪かったのう。土日以外やったらおるからまた来いやワレ」という旨の脅迫をされました。何ヶ月か振りに聞く彼女の声はとても幸せそうでした。
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