How to use Nihongo Input Tool/2

 Nihongo Input Tool/2は、英語版ArcaOSやeComStation2.x以上向けの簡易日本語入力ソフトです。
canna等のIMEはありませんので、単語登録ファイルをSysfileSearch関数で検索して、その結果を表示するという形で漢字変換の代用をしています。
その為に、変換効率は単語登録ファイルのNIME_DIC.txtに収録されている文字数によります。
また、これを使って、Firefox等に直接入力できるわけではなく、このソフトに入力した結果をコピー&ペーストで他のソフトに張り付けて利用するという形をとるので、ご理解ください。

尚、Win-OS/2が使えるのなら、Win/v(デモ版でも十分)を使うか、それが駄目でも、ODINでPalmのPOSEを動かす方が入力は楽です(特に前者は超快適)。
ただし、Win-OS/2は、BIOSとの相性で仮想DOSが起動せず使うことが出来ない場合があります。私のThinkPad E440がこれに該当します。

あと、ネット上にはgoogle input等の優れものの入力環境があったりします。それでも、非ネット環境や外部のソフトに頼らず、ネイティブソフトでちょっと入力するくらいしたいって方の為のソフトだとご理解下さい。
このソフトを公開してから、IMERJが漢字対応しましたので、そちらを使うのもありかと(滝汗)



【各機能の解説】

まず、起動させると、漢字変換モードで表示されます。
1の入力エリア(一行入力欄)に入力することで、2のエリアに文字が表示されます。
変換文字が入力し終わったら、スペースキーか変換ボタンを押して、変換(本当は文字検索)を実行させます。
対象文字が見つかった場合は、3の欄に変換候補一覧が表示されますので、矢印キーかマウスで変換文字まで移動させてから、Enterキーかマウスのダブルクリックで確定させます。尚、確定する前に対象文字の背景色が上記の様に成っていない場合は選択されていない状態なので必ず選択させてから確定をさせて下さい。一番最初の文字を選択するのは、スペースキーを使うのが便利です。
確定された文字は4のエリア(複数入力欄)に表示されます。

 ソフトの操作感としては、タイプライターの様な感じですかね。
誤入力や変換文字の微修正が必要なければ非常にサクサクと入力できますが、訂正しようとすると、ちょっと面倒。

続いて、ひらがな、カタカナモードに移ります。
漢字変換の文字横のチェックボックスのチェックを外すか、Escキー(2欄に文字が残っていない場合)でひらがなモードに移行します。



1の入力エリア(一行入力欄)に入力することで、2のエリア(複数入力欄)に文字が出力されます。
カタカナを入力したい時は、カタカナ欄のチェックボックスにチェックを入れて下さい。
ここは、矢印キーの上下で移動できます。
ひらがなに戻りたいときには、カタカナのチェックボックスのチェックを外して下さい。

このモードでは、ひらがな、カタカナの他に、「、 。 ? ! ー ・  (全角スペース) 0から9までの全角数字」が入力可能です。

入力ミスをした場合は、Tabキー等で複数入力欄に移動して直接削除して下さい。この欄では、英数の入力ができますが、日本語の訂正はカット&ペーストで処理して下さい。
入力した文字が「登録されていない」と表示された場合は、語尾によっては登録されている場合があるので(例:食う、食え)、一字削除するなどしてから再度変換してみると解決する場合があります。

コピー機能は、全選択+コピーですので、このボタンを押すだけで、入力結果が全部コピーされるわけです。
切り取り機能は、全選択+カットです。
一部のコピーは、通常どおり、OSの機能をお使い下さい。



【辞書を編集しよう】

インストールディレクトリ内にあるNIME_DIC.txtがこのソフトの辞書です。

 形式:ひらがなの読み+全角スペース+単語

基本、五十音順に編集します。
これは、変換(検索)結果が上段行のものから表示されるためです。
その為、自分用に、使用頻度の高い文字を上に持ってくるように編集すると効率が上がるはずです。
地名(都道府県、県庁所在地を除く)、人名等は基本として登録していませんので、自分用に編集して下さい。この場合、項目毎にまとめる方が、私の辞書の更新に対応しやすくて良いかも知れません。

尚、現在同封されているファイルには、常用漢字が全て登録されています。しかし、文化庁の一覧表の115ページ中29ページまでしか「例」の漢字の登録が終わっていません(それ以外にも例の漢字の多くは登録済みだが、未確認)ので、登録文字に不満のある方はこちらから手を加えるのが早道かもしれません。



【注意】

将来、検索結果の表示条件を変えるかもしれません。
それは、このソフトの変換(検索)条件が、入力文字+最初の文字一字一致というものだからです。
これは、「けん」と検索すると「さいけん」等の「けん」の含まれる文字が表示されるのを防ぐためなのですが、「け」だけを検索すると「け」列の文字全部が表示されてしまいます。上記に五十音順で編集するように書いているのもこれをごまかすためです。
変換効率を上げるために単語登録をすると、皮肉なことに結果を表示するリストボックスへの出力が終わるまで時間がかかるように成ってしまうのです。
それを防ぐために条件を変更するわけですが、これには弊害もあります。
「にほん」と変換した場合に、「日本人」「日本語」等が出てこなくなるからです。まあ、二文字以上は最初の二文字だけを一致、一行目は厳格にするという方法もありますが、それだと、例えば、「あ」で「愛」や「会う」等が出なくなりますので、実用に耐える限界をどこで判断するかというわけです。

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