おでこん。 

◆概要

「おでこん。」は、ODBCデータベースの情報を表示させたり、テーブルやプロシージャの定義書を作成するツールです。 定義書はXML文書で作成されるため、スタイルシートの交換によりレイアウトを自由に変更できます。


◆インストール

以下のファイルを適当なフォルダに保存してください。アンインストールの場合はこれらのファイルを削除していただくだけです。レジストリへの更新は一切行っていません。

odbccon.exe ・・・本体
comnfunc.dll ・・・
sqlapiex.dll ・・・
    
index.xsl ・・・索引のスタイルシート
table.xsl ・・・テーブル定義書のスタイルシート
procedure.xsl・・・プロシージャ定義書のスタイルシート
sqlserver.xsl ・・・SQL Server 用のスクリプト生成スタイルシート
    
index.dtd ・・・索引のDTD
table.dtd ・・・テーブル定義書のDTD
procedure.dtd・・・プロシージャ定義書のDTD
    
oddefdoc.dat ・・・環境保存ファイル ※サンプルのため無くても結構です。

注意) 'oddefdoc.dat' は 'odbccon.exe' と同一のフォルダに入れてください。


◆使用方法

ここでは定義書作成までの操作方法を説明します。少しばかり機能説明を省略してますが、実際に実行することで確認を行ってください。
☆ マニュアルも未完成でごめんなさーいっ♪(^^;)

@最初に、ODBCデータソースの登録を行ってください。

データソース登録の画面



Aデータソースの登録が完了したら「おでこん。」を起動し、メニューの[オプション (O) ] - 接続 (C)≠選択します。 データソースへの接続画面が表示されますので、先ほど登録を行ったデータソースを指定し、接続ボタンをクリックしてください。 『正常に接続されました』のメッセージが表示されれば接続完了です。

データソースへの接続画面


B接続が完了したら、メニューの[表示 (V) ] - ワークスペース (W) ≠選択してみましょう。登録されているテーブルやプロシージャの一覧が表示されます。

ワークスペースの表示例

#サンプルは、Microsoft(R) Access 2000 の Northwind.mdb を利用しています。


Cそれではツリー表示の確認ができたところで、定義書のXML文書作成を行ってみましょう。 ワークスペースで表示されているリストタイプ( 'TABLE' や 'VIEW' など)やテーブル名のところでマウスの右ボタンをクリックしてください。 ポップアップメニューが表示されたら『定義書出力 (O)』を選択し、定義書作成の画面を表示させます。

定義書作成の実行画面

#サンプルで添付している oddefdoc.dat の内容が表示されています。
XML宣言
XML宣言やスタイルシートの指定などを行います。タグによってテーブル・プロシージャ・索引の3種に分類されていますが、 それぞれ適切な設定を行ってください。


出力先
XML文書を出力するフォルダを指定します。「おでこん。」は、ここで指定されたフォルダにテーブル(or プロシージャ)名.xml≠作成します。 同一名称のファイルが存在している場合は常に上書きされますのでご注意ください。


オプション
改行を行う ( CR + LF )・・・この項目がチェックされていると、作成されるXML文書は要素毎に改行がされます。
索引を作成する・・・ この項目がチェックされていると出力された定義書一覧がXML文書で作成されます。この項目をチェックした場合、右側の入力領域に索引用のファイル名を入力しなければなりません。この索引は、定義書をリストタイプから一括で出力させる場合に便利です。
UTF-16 で出力する・・・この項目がチェックされていると、XML文書を Unicode で作成します。


各項目の設定が終了したらOKボタンをクリックし、定義書作成を開始します。作成される定義書のイメージは以下を参照してください。

索引のイメージ
テーブル定義書のイメージ
プロシージャ定義書のイメージ

#これらのイメージは、添付しているスタイルシート利用し IE ver5.5 で表示させたものです。テーブル定義書のイメージは、Microsoft(R) SQL Server 2000 の Northwind を利用しています。


補足)
定義書出力以外にも、設定されている権利情報を表示させたり、テーブル名をダブルクリックすることで定義内容を画面表示させたりもできます。