要らない電源ケーブルを切断

なぜ切断するのか

電源ケーブルを切断するなんて暴挙と思われるかもしれませんが、 これが意外と理に適った話なんです。 まずノイズの面で考えると、出来る限り電気の流れる金属は少ない方が良いですし、 静音の面で考えても、ケーブルが減ればその分空気抵抗が減って、エアフローが向上します。

切断といっても、必要なものまで切ってしまう訳にはいきませんので、 今回は、使っていない4ピン(大2、小1)、AUXパワーコネクタ、+12V 4ピンコネクタ、 を切断して切り取ってしまう事にしました。

カバーを外してみる

実際にカバーを外してみました。 あまりにスカスカなんで驚いたんですが、まあケース付属品なんてこんなもんでしょう。

スカスカなんで、抵抗なんかは意外と綺麗に収まっていますね。 コンセント周りも小奇麗です。 ただ、ヒートシンクがあまりに軽く安物だったのは、今後の不安要素となりました。

切断しました

さっそく要らないケーブルを切断しました。 本当は基盤を外して半田を使うのが良いとは思うのですが、 面倒なのと自分の技術が信用できないので、ニッパーで切ってしまいました。 写真では異様に長い位置で切っていますが、 これは後で復活出来るようにマーキングする為で、 後程、もっと根元から切り取りました。

再びカバーを取り付けてみました。 24ピンコネクタのケーブルが多くてあまり減った感じがしませんが、一応。

ケースに戻す

電源をケースに戻してみると、ケース内が予想以上にすっきりしました。 なお、ノイズ対策の為、一部ケーブルはよってあります。

ところで、このコンピュータには2台のHDDがついているのですが、 内1台は昔使っていた古いFireballで、今はバックアップ用にしか使っていません。 ファンが静かになったせいでHDDの音が気になっていたのですが、 最近このHDDの電源・ATAコードを抜いてみたら、 全く気に障る音がしなくなってしまいました。 たった6GBのHDDの騒音に悩まされていたなんて・・・古いHDDなんて使うもんじゃありませんね。