もともと インターネットでよく出くわす ユーザー名とパスワードを入力する場合、
このような状況や、
住所と氏名など 複数行の入力をこの顔文字クリッパーで行う場合、
どうしても 通常のクリップボード経由の操作では3クリックしなければなりません。
これを 1クリックで行おうという コンセプトで開発しました。
(但し パスワードなど大切なものも テキストファイルで記述するのでセキュリティーはありません (;¬_¬))
上記の ユーザー名とパスワードを入力する場合、
例:ユーザー名:netfish パスワード:naisyo タグでTAB移動対応になっている場合
ユーザー名の入力欄にマウスをクリックして、
netfish
<TAB>
naisyo
<ENT>
と 記述したファイルを コマンドテキストファイルとして登録すれば1クリックで入力可能になります。
まずは 顔文字クリッパーを起動したときにデフォルトで表示されるメニューセットである基本セット内にある、$sampleをクリックしてみてください。
基本セットを編集している場合は、メニューセットでsampleを選択してください。
自動的にメモ帳が起動して、しばらくすると デモが開始されます。デモで自動的に保存された
お試し.txtは顔文字クリッパーがあるフォルダ内に保存されているハズですので削除していただいてかまいません。
このコマンドモードはキーボードを自動的に操作します。クリップボードの貼り付けだけでは不可能なキーボード操作が可能になる かなり強力なモードです。
もちろん クリップボード貼り付けと併用して操作できます。
コマンドモードは、アスキーアートモードと同じようにジャンルテキストファイル名と同じフォルダ名を作成し、フォルダ内には、ジャンルテキストファイルに1行ごとに書かれているファイル名(拡張子無し)と同じテキストファイルが存在していおります。 ジャンルテキストファイルに書かれているファイル名をクリックすることで、フォルダ内のその名前のテキストファイルを読み込み、その中に記述されているコマンドを読み込み そのコマンドに従って処理していきます。
ジャンルテキスト及びフォルダの名称の先頭に 半角の$があることでコマンドモードとして 認識されます。
下記に記した コマンド一覧表を参考にお読みください。
通常のコマンドはhtmlのように 半角の<と>で閉じられております。 キー入力の間に一定時間の待ち時間が必用な場合(プログラムの起動やインターネットアクセス、ファイルの読み込みなど)は半角の [ の後に半角数字を入力します。 [1で 約 1ミリ秒の換算になります。
必ず1行に1コマンドで入力していきます。
SHIFTキーを押したまま処理したい場合は 半角の$の後ろにアルファベットのキーを半角で入力してください。同じようにALTの場合は#、CTRLの場合は%を入力してください。
似たようなコマンドに<+SIF>(SHIFTキー押しっぱなし)等がありますが これは おしっぱなしを解除するコマンド(この場合は
</SIF>)が必要になります。
このコマンドの意義は 例えば CTRLとALTキーとVキーを同時に押したい場合などは
<+CTR>
#V
</CTR>
で可能になります。
もちろん、
<+CTR>
<+ALT>
&V
</ALT>
</CTR>
でも 同じ操作が可能です。
注意
<+CTR>
<+ALT>
V
</ALT>
</CTR>
のように &V ではなく Vと直接入力した場合、クリップボード経由の貼り付け処理が適用され、結果的には Vが貼り付くだけで キーボード操作は行われません。
(CTRLキーとALTキーを押したあと、 Vという文字を貼り付けて CTRLキーとALTキーを離した という処理が行われます)
また、Shiftキーをおしたまま、カーソルキーの↓を2回連打したい場合なども
1度だけ同時押しが出来る $ では$の後はアルファベット1文字だけ記述出来るという 決まりがあるので、カーソル↓のキーを意味する <下>を利用して
$<下>
$<下>
と いう記述では エラーになります。
その為、
<+SIF>
<下>
<下>
</SIF>
このような記述になります。
このように $#%&の場合は同時押しキー+アルファベットキーで同時押しが1行で完結します。また $#%&の場合は、次に入力できるアルファベットは1文字だけになります。その為、
CTRL+Xに続けてCTRL+Vを %を使って記述する場合、
%XV
この記述はエラーになります。
正しくは、
%X
%V
と2行に記述しなければなりません。
また、CTRL+Vをコマンド入力する場合は、
<+CTR>
&V
</CTR>
と
%V
は結果的に同じ操作をします。
コマンドモードファイルの中に行の先頭が <や[、$#%&では無い場合は 通常のクリップボード処理が行なわれます。
また EOFと記述すると、コマンド処理は終了して、その下の行に何を入力しても処理は行われません。コマンド入力のバグフィクスなどにも 利用できいるかと思います。
サンプルで使用したファイル(セレクト辞書フォルダの中の $SAMPLEフォルダの中にあるテキストファイル)を一度開いて 研究してみてください。
通常は メモ帳などのエディタでコマンドを入力していってください。
メニューセットの[基本セット]又は [SAMPLEセット]に [&コマンド入力] というジャンルテキストが有ります。
このジャンルテキストファイルに コマンドの一覧があり、簡単に貼り付けることが出来ますので ご利用ください。
アスキージャンルテキストファイルと登録方法は同じです。
ジャンルテキスト編集をご参照ください。
一度押し(キーを押して はなす操作)一覧 | |||
<TAB> | TABキー | <BS> | バックスペース |
<ENT> | エンターキー | ||
<左> | カーソル ← | <上> | カーソル ↑ |
<右> | カーソル → | <下> | カーソル ↓ |
<CAP> | Caps Lockキー | <ESC> | Esc(エスケープキー) |
<PU> | Page Upキー | <PD> | Page Downキー |
<END> | Endキー | <HOM> | Homeキー |
<INS> | Insertキー | <DEL> | Deleteキー |
<F1>〜<F12> | ファンクションキー | <PRS> | Print Screenキー |
<HLP> | Helpキー | <WIN> | Windowsキー |
<SIF> | Shiftキー | <CTR> | Ctrlキー |
<ALT> | Altキー | ||
キーボード同時押し(一度キーを押して はなす操作)操作一覧 | |||
$に続けて 半角英文字1文字 |
Shftキー+半角英文字 例:$V |
#に続けて 半角英文字1文字 |
ALTキー+半角英文字 例:#V |
%に続けて 半角英文字1文字 |
Ctrlキー+半角英文字 例:%V |
||
キーボード押しっぱなし(一度キーを押して 解除コマンドが有るまで有効)操作一覧 | |||
<+SIF> | Shftキー押しっぱなし | </SIF> | Shftキー解除 |
<+CTR> | Ctrlキー押しっぱなし | </CTR> | Ctrlキー解除 |
<+ALT> | ALTキー押しっぱなし | </ALT> | ALTキー解除 |
特殊操作一覧 | |||
[に続けて 半角数字 |
待ち時間入力[1が約1ミリ秒 例:[400 (400ミリ秒ストップ) |
EOF | この記述があると、それ以下の行は処理されません。 |
&に続けて 半角英文字1文字 |
アルファベット1文字を一度キーを押して はなす操作を行います。 例 &V |
<NOTE> | メモ帳を起動します。 (デモ用に作りました) メモ帳がインストールされていない場合はエラーになります。 |