Last Updated:2002.7.3




ここは、FREEWAY FW-K7VMとASUS K7V-RMに関するページです。

 私はFREEWAY製FW-K7VMを使用したマシンをメインマシンにしているのですが、 このマザーが、購入後半年たったあたりから、ときどき起動しなくなるという トラブルに見舞われるようになりました。
 また、使っていて高い負荷のかかることをやっているとハングアップします。 はっきし言って、使いたいときに使えない道具ってのはクソの役にも立ちません。 電源は十分な容量があるし、特に特殊なパーツを使っているわけでもないので、 不思議に思っていました。

 しかし、その後メモリを1枚取り外したところ、少しだけ立ち上がる確率が上がった ように感じ、そういえばASUSからOEMのマザーだっけ、ASUSのマザーはマザーボード上に レギュレータがあって、そこで+3.3Vを作っているんだっけ、と思い当たりました。
 通常メモリに行っている電源はそこで作られているはずなので、、オンボードの レギュレータの電源容量が足りなくて、起動しないというのは大いに有り得ることです。

 そこで、さっそくマザーを見てみると、パターンはあるのにコンデンサがないところが 2箇所あります。一つは、プリンタポートの後ろあたり、もう一つは82C686のそばです。 さらに、基板のパターンを追いかけてみると、プリンタポートの後ろの空きパターンは、 となりのコンデンサと並列に接続されているようです。近くにレギュレータIC(か、FET)もあるところを 見ると、どうやらここがスイッチングレギュレータの一部のようです。もしここで、 コンデンサの容量が不足していたら、レギュレータから出力される電流は不安定に なり、結果PCが不安定になるのは大いに有り得ることです。

 ということで、プリンタポートのそばにある空きパターンにコンデンサをつけました。6.3V 1000μFの電解コンデンサです。 極性がありますので、間違えて真似するとコンデンサが爆発します。真似する人は気を付けてください。
 ついでなので、82C686のそばの空きパターンにもコンデンサをつけてあげることにしました。 おそらく意味はないでしょうが、気持ち的にいいので(笑)
#心配性ともいうナ
結果はOKでした。問題なく起動するようになり、いきなりフリーズすることも なくなりました。
 あとはIDEインタフェースの相性とかもなければいいんだけどなぁ・・・
#実はPX-W1210と相性が最悪です、このマザー(泣

 参考までにプリンタポートの後ろあたりVT82C686の近くの写真。緑色のマルがついているのが、新しく付けたコンデンサです。



更新 2002.7.2

 実はこのちょっと前、某オークションサイトで無料期限間際に(笑)、SlotAマザーを落札してたんですが、こいつも起動不良とのいわくつきでして、製作元も同じだし、もしかしたら同じ故障なんじゃないか?と思って買っておいたんです。ま、SDRAMがおまけに付いていたってのもあったんですが(笑)
 でもって、FW-K7VMと同じ要領でパターンを探してみると、あったあった。IDEコネクタのそばに空きパターンがあります。ここに、FW-K7VMと同じ要領でコンデンサをつけます。で、こいつが全体の写真コンデンサのそばの写真。IDEコネクタのそばにある、寝かせてつけてあるコンデンサがわかるかな?たぶん、ATX電源コネクタのそばにある空きパターンにつけても意味がなさそうな(パターンを追っかけると、FETの実装されてない端子に入ってる…ま、効果があったので細かいことは気にしてませんが(笑))。
 まぁ、CPUもついて4000円ならまぁいっか、って感じなんですが。そのうち実家に持っていって使う予定です。とりあえず普通に動いたし。

 まぁ実はこのマザーを買ったとき、けっこう後味悪かったんですよね…
メモリは壊れてるわ、PS/2キーボードが使えないわ、しかもそれをオークションのページ書かないわ…書いてあれば俺だって文句言わないよ。ジャンクだもん(笑)
 はっきし言って、かなり裏切られた気がしたもんです。

 みなさんもオークションをするときは気をつけましょうね。
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090/Yoshi.