アマチュア無線関連
cw2wav ― テキストファイルからモールス符号のwavファイルを生成
cw2wav Ver.1.10
バージョンアップ変更点
44.1kHz, 16bit, ステレオ形式のファイルが出力できるように変更しました。
デフォルトの設定は、11.025kHz, 16bit, モノラル形式です。
テキストファイルからモールス符号の wavファイルを生成します。
欧文、和文に対応しています。速度は PARIS速度で正確に指定できます。窓の杜で紹介されました。
wavファイルに出力することにより、次のような利点があります。
1 巻き戻し、一時停止が自在にできる。
2 CD−Rに焼いて一般のCDプレイヤーで再生できる。
テキストファイルは全て半角で作成してください。
連続して打つ符号BT、ホレなどは、『B&T』『ホ&レ』と書くことによって実現できます。
記号はよく使うカンマ、ピリオド、括弧、段落などしか対応していません。段落は半角の 」 を当てています。
括弧は和文の方の符号を割り当てています。欧文で括弧を打ってるのを聞いたことがありませんし…
井戸のヰ、かぎのあるヱにも対応していません。
対応していない符号を出すには、複数の符号を&で繋げて実現してください。
例えば、『ヰ』は『イ&ウ』という具合に。エディタの置換機能を使えば楽です。
練習用のテキストファイルを生成するために、ランダムな文字列をファイルに出力するプログラムを
作ると便利です。10行足らずで書けるでしょう。その際、下の文字コード表が参考になります。
文字 |
文字コード(10進) |
半角 「0」〜「9」 |
48 〜 57 |
半角 「A」〜「Z」 |
65 〜 90 |
半角 「ア」〜「ン」 |
177 〜 221 |
半角 「ヲ」,「ー」 |
166,176 |
半角 「゛」,「゜」 |
222,223 |
※モールス符号を覚えるために、このソフトを使うのはお勧めしません。もっと他に良いソフトがあるはずです。
このソフトは符号を習得した後、受信速度の向上を目指す人向けです。
CWtqt ― モールス符号練習ソフト
CWtqt Ver.1.10
欧文、和文、数字のモールス符号の練習ができるソフトです。数字は略体で練習することもできます。
次のような特徴があります。
1、練習したい文字だけを指定して練習できる。
CWtqt.dat ファイルに書いた文字の中から文字がランダムに選ばれます。
よって苦手な文字を集中的に練習することができます。また、文字の出現確率を変えることもできます。
例えば、CWtqt.dat ファイルに『ABCDE』 と書くと各文字が 1/5 の確率で、
『AABCDE』とかくと、『A』は 2/6、それ以外の文字は 1/6 の確率で出現します。
デフォルトではアルファベット 26文字、等確率となっています。
2、速度は PARIS速度で正確に指定できる。
3、添削機能が付いている。
添削機能によって、誤字は赤、脱字は青で表示されます。スクリーンショットは、Tを抜かしてVをXと間違った例です。
国家試験と同じように、誤字−3点、脱字−1点で減点数を計算できます。
なおこの添削はなるべく減点が少なくなるように、つまりあなたにとって有利なように計算されます。
例えば、XYZ に対して XZY と解答した場合、誤字2個 減点6点とは計算しません。
この場合 Yを脱字し(−1点)、Zを正確に受信し、冗字 Yを書いた(−3点)と解釈します。よって減点4点です。
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